[vol.1001] OEM受託が多い会社のハラール認証の選び方
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「OEM受託が多い会社のハラール認証の選び方」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「OEM受託が多い会社のハラール認証の選び方」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中失礼いたします、お付き合いください。
早稲田大学ビジネススクールで講義を行いました
⇒JHBAホームページ
jhba.jp/information/12
本日は東京ですが、
昨日と本日では気温差15度近くもあります。。
体感的には夏から冬です。(寒)
夜からは東南アジア歴訪です・・・
先週は
ifia JAPAN 2023 [アイフィア・ジャパン]
第28回 国際食品素材/添加物展・会議
HFE JAPAN 2023 [エイチエフイー・ジャパン]
第21回 健康/機能性食品素材展・会議
⇒ www.ifiajapan.com/
と
CITE JAPAN 2023
第11回 化粧品産業技術展
⇒ www.citejapan.info/ind
に訪問させていただきましたが、
食品・健康食品・化粧品など
原材料メーカーとOEMは関係が深いので、
本日のテーマは
「OEM受託が多い会社のハラール認証の選び方」です。
今年の展示会の特徴は大きく3つあると思います。
===
1.インバウンドでムスリム対応したい化粧品事業者
2.東南アジアに輸出したい健康食品、化粧品事業者
3.インドネシアBPJPHハラル認証取得の知識・予算感
===
ここが大きなポイントの様でした。
1については、
ご存知な通り、インバウンドが昨年10月に解禁、
5月にはほぼフル解禁になりましたが、
2019年以前の3年前と違い、
「中国+」ではなく、
欧米豪、香港・台湾、東南アジアに
「+中国」と激変しました!
また、中東諸国からも来日される人は増えています。
したがって食べ物で言えば、
ベジタリアン(ヴィーガン)、ムスリム(ハラール)
などがかなり求められるようになり、
接遇で言えば、
基礎研修・セミナー、祈祷室の設置など
ソフト対応も求められてきました。
おみやげでは「健康食品」「化粧品」などの対応で
ハラール認証が欲しいという相談も急増しています。
※取得するかしないか?の判断研修が一番のポイント
2については、
ベトナム、シンガポールへの輸出はもちろんですが、
インドネシア、マレーシアなども顕著に増え、
原材料メーカーは、東南アジア全域、
そして南西アジアインドへの輸出案件も増加中です。
国際認証としてのハラール認証の要求度は
ますます増えているようで、
展示会場でお会いしたインドネシアのバイヤーも
「佐久間さん、いまはハラルいるね!」のひとこと。
そして健康食品だけでなく、化粧品、生活用品全般にも
ハラール認証対象として準備が必要であると認識しました。
※インドネシアはハラール認証武装がそろそろ必要
そして最後の3は、
インドネシアBPJPHハラール認証取得のための情報収集
の企業が多いのが一番の特徴です。
ハラール認証がマレーシア(JAKIM)式だけではなく、
インドネシア(MUI⇒BPJPH)式認証を取得するように
強くマーケットでは求められています。
そもそも自社工場や委託先OEM工場で
ハラル認証が取得できるのか?
どのくらいの期間で、いったい総額でいくらかかるのか?等を
知りたい事業者がとても多いのが特徴です。
必ずハラル認証団体は自社のマーケティングで選択する
時代です。(※当会でBPJPH取得支援でき、たぶん安いです。
まずは専門の支援会社で相談されることをお勧めします、
最後に
OEM受託が多い会社のハラール認証の選び方のポイントは
3つあります。
===
・工場の動物由来をちゃんとコントロールできるか?
※ないとベスト
・成分数が多いか?OEM受託数が多いか?
・インドネシア対応か?それ以外のマレーシア対応でいいか?
===
これらがわかれば、ハラル・ジャパン協会で相談に応じます。
ハラール認証団体の選択の方法が全然違います、
ぜひご連絡お待ちしています。
5月も後半になります、
引き続き宜しくお願い致します。
【2023年5月のキャッチフレーズ】⇒
いまこそ学び。
ハラールビジネス輸出・進出編、インバウンド編。
==【イスラム市場・関連マーケット】
JHBAハラル・ジャパン協会海外バイヤー情報==
<今週募集>
■イギリス?
「Tungsten Powder」
※高品質のタングステンパウダーを急募
■パキスタン・イスラム共和国?
「PETフィルム ロール品(透明)」
■南アフリカ共和国?
「動物の飼料」
※50キログラムの黄色いグルテンミール
■グアテマラ
「使い捨てプラスチック食品容器」
■タイ
「ハラールの常温お菓子」
「ハラールのアイスクリーム」
<前週募集>
■アラブ首長国連邦?輸出
「精製ひまわり油」探しています。
■パキスタン・イスラム共和国?輸出
「安全作業靴」 「ラテックス手術用パウダーフリーグローブ」
探しています。
■カナダ?輸出
「アイライナー」 「スキンケアクリーム」 探しています。
■オーストリア 輸出?
「ベビーシャンプー」 「使い捨て食器」 探しています。
■イギリス 輸出
? 「フットローション」 探しています。
■ベルギー
? 「動物シャンプー」探しています。
■日本
冷凍自販機で「ハラールフード
(牛丼、から揚げ弁当、ピザ、お好み焼き、カレーライス)」探し
==
お申し込みは、ハラル・ジャパン協会
info@jhba.jp
海外バイヤー商談「探しています。」係まで
==
お待ちしています。
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■02 ハラールニュース/JHBAからのお知らせ
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★1.【NNA】(輸出・進出)マレーシア
ファミマが酒類販売休止、ハラル対応へ
ホクト、輸出や販売促進強化
増える中国産に品質で対抗
⇒NNA
www.nna.jp/news/251234
=club_bn&country=myr&type=3&fr
マレーシアでの販促と輸出拡大にアクセルを踏む・・・
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★2.【JERO】(輸出・進出)化粧品 ベトナム
ポーラがホーチミンに初出店、高級化粧品の販促目指す
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
日本の化粧品メーカーの東南アジア対策はいま重要テーマ
です、ハラールビジネスを活用するか?は各社の戦略と戦術
次第です。
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★3.【ニュース】(インバウンド・国内)東京・埼玉
人気ラーメン店から巨大スーパーまで―拡大を続ける
トーキョー最新ハラル事情
⇒ニッポンドットコム
www.nippon.com/ja/japa
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★4.【ニュース・特集】(輸出・進出)インドネシア
BPJPH、通常のスキームでハラール認証を加速するために
27のLPHに認定証明書を引き渡しました
⇒ハラル・ジャパン協会
jhba.jp/new/12652/
新首都の廃水処理、ドバイ社と覚書締結へ
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★5.【JETRO】(輸出・進出)インド
ベンガルール国際空港、
3年連続で生鮮貨物の取扱量がインド最大の見込み
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
巨大市場に機会、日本食普及に難しさ
現地企業はどう動いているのか
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biz/ar
ベンガルールでジャパン・フェスティバル開催
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
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★6.【NNA】(輸出・進出)シンガポール
買収した洋菓子店をリブランド
雪印メグミルク、植物性食品原料で合弁会社
永谷園グループ(ビアードパパ)、雪印メグミルクも海外展開は課
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★7.【MAFF】(輸出・進出・インバウンド)越境EC
【募集開始】
外国人に日本の食文化・食体験の魅力を伝える商品を大募集!
~越境ECによる食体験「商品」輸出化プロジェクトの始動!~
農林水産省新事業・食品産業部外食・食文化課より、「越境EC
を通じた日本の食文化・食体験「商品」輸出化プロジェクト」
の募集の案内がありましたので、共有いたします。
本プロジェクトでは、農林水産省にて、訪日外国人が帰国後も
日本の食文化・食体験を楽しめるような、またその食品を楽し
んだ外国人の訪日意欲を増加させるような地域の食文化・食体
験を伝える「商品」を募集・認定し、越境ECによる輸出商品化
を支援いたします。
以下、案内文をご確認の上、是非ご活用ください。
日頃、農林水産省が進める各種施策に対しまして格別な御理解
と御協力をいただき、ありがとうございます。
農林水産省では、訪日中に食体験を楽しんだ外国人が帰国後も
本国にいながら日本の食を体験できるような環境整備を図り、
日本農林水産物・食品の輸出拡大につなげる「食かけるプロジ
ェクト」を進めています。
今回、このプロジェクトの一環として、地域の食文化・食体験
の魅力を外国人に伝える「食体験」商品を募集し、越境ECによ
る輸出商品化を支援するプロジェクトを開始する旨を4月27日
(木)に農水省HP上でプレスリリースしました。
つきましては以下のとおり「食体験」商品の募集を開始します
ので、御関心ある方は下に掲載している本プロジェクトの公式
HP上から詳細をご確認願います。
本募集開始に係る農水省HP上での報道発表資料・プレスリリース
はこちらからご確認願います。
(農水省HPからも本プロジェクト公式サイトにリンクしています
【農林水産省HP・報道発表資料プレスリリース
(令和5年4月27日発表)】
www.maff.go.jp/j/press
1.趣旨
日本には、美味しさに加えて、その地域の魅力や歴史、地域特有
の食・食文化に触れることができる料理や食品がたくさんあります
農林水産省では訪日外国人が帰国後も日本の食文化・食体験を楽し
めるようなまたその食品を楽しんだ外国人の訪日意欲を増加させる
ような地域の食文化・食体験を伝える「商品」を募集・認定し、
越境ECによる輸出商品化を支援する本プロジェクトを開始します
※越境EC:インターネット通販サイトを通じて商品やサービスを
海外に販売すること。
2.募集期間
令和5年4月27日(木曜日)~令和5年6月20日(火曜日)
3.対象となる商品要件
・地域の食文化・食体験を訴求できる商品(食品)であること。
・商品とは、日本国内で製造・加工された加工食品(飲料・酒類を
含む。)又はそれらの組み合わせ。
・輸出意欲があること。
4.募集内容
・応募商品のうち、本事業の支援対象として輸出向けに磨き上げを
行う商品を、農林水産省及び審査委員の審査・協議により、5~
10点を想定し、選定します。
・選定された商品は、専門家とともに磨き上げを行います。その後
磨き上げた商品のプレゼンテーション、農林水産省及び審査委員
の審査・協議の結果、優秀商品を認定(1~3点程度を想定)しま
・認定された優秀商品は、本プロジェクトのウェブサイトへの掲載
他、越境ECを通じた販売に向け、外国語表示、輸出先国・地域の
規制への対応、EC掲載手続き、越境ECでのテスト販売等の支援
行います。
5.応募方法
本プロジェクト公式サイト( www.eatmeetjapan.jp/ec )
から応募の詳細をご確認の上「専用応募フォーム」をダウンロード
していただき、必要事項を記入し下記の本プロジェクト事務局宛に
お申込みください。
6.お問合せ及び申込先
食かけるプロジェクト&SAVOR JAPAN事務局
E-Mail:info@eat-meet-japan.jp TEL:0570-04-3001
(応対可能時間:平日/10:00~18:00)
7.補足
〇本募集に関するチラシは以下URLのとおりです。
御関心ある事業者様へお知らせする際にご活用願います。
URL: www.maff.go.jp/j/press
〇Q&A集については、以下のURLをご覧ください。
URL: www.eatmeetjapan.jp/ec
〇本プロジェクトの説明動画も現在準備中です
(本プロジェクトの公式サイト上で公開予定)。
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局