[vol.481] インドネシア・マレーシアの日本食材事情
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「インドネシア・マレーシアの日本食材事情」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「インドネシア・マレーシアの日本食材事情」
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仕事中お邪魔します。
JHBAハラル・ジャパン協会の佐久間です。
本日は秋田に来ています。
業務提携・会員企業の秋田銀行様と企業訪問です。
秋田は少し涼しいのが嬉しいです。
んだ!んだ!、〇〇っこ と発音する秋田弁はとてもかわいくていい方言ですね。(笑)
先週に引き続き、会員情報をお届けします。
本日はマレーシアJAKIM・インドネシアMUIの2ヵ国のハラル認証機関相互認証取得している一般社団法人
ムスリム・プロフェッショナル・ジャパン協会様からのご案内です
⇒主なハラル認証団体
※ハラル認証団体もたくさんあります
マレーシア・インドネシアではいま、ハラルの日本食材がぜんぜん足りないそうです。
みなさんご存じのように、日本食の人気は世界に広まっています。
日本へ来る海外の観光客の中にも、日本食(和食)を楽しみにしている方が少なくありません。
そして、日本食店も世界へ広がりつつあります。
マレーシア、インドネシアをはじめ、多くのイスラム圏の各国も例外ではありません。
しかし、ここで大きな問題があります。
イスラム圏の地域にある日本料理店の多くにはハラル認証がないのです。
取り扱う日本食材にハラル認証のあるものが不足しており、認証を取りたくても取りにくいのが現状
なのです。
そこで日本企業の力が必要なのです!メイド・イン・ジャパンの商品です。
現地の店舗では、日本でハラル認証の取得した食材を求めています。
例えば、わさび、からし、出汁、焼肉のタレ、味噌、みりん、
練り製品、そば、うどん・・・
日本人にとって身近なものがいいのです。
皆さんの会社にも心当たりのある日本食材・食品はありませんか?
現地で求められている食材でハラル認証を取得し、輸出してみませんか?
イスラム圏の地域でもハラル認証のある日本食店が増え、誰でも安心して和食を楽しめるような
世界に変えていきましょう。インドネシア、マレーシアに通用する認証取得、
そして輸出に少しでも興味を持たれた方、MPJAは全力でサポートさせていただきます!
どんな小さな疑問でも、まずはお気軽にお問い合せください!
HP: mpja.jp/?lang=ja
E-mail: info@mpja.jp
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MPJA協会
ムスリムプロフェッショナルジャパン協会
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ハラル認証機関のインドネシア、マレーシアに対する輸出・進出及びハラル認証の
プロ仕様のコンサルティングをしてくれます。
一度連絡とられたらいかがでしょうか?引き続き愛読の程、宜しくお願いします。
※近日中にハラル・ジャパン協会のホームページが引越します!アドレスとデザインも一新されますので
乞うご期待下さい。
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佐久間朋宏(さくまともひろ)
出身:岐阜県下呂市
高校/大学:岐阜県立斐太高等学校普通科
国立岐阜大学工学部工業化学科
現職:
(一社)ハラル・ジャパン協会 代表理事
(株)ジャパンハラルビジネスセンター所長
中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー
自治体国際化協会[CLAIR]プロモーションアドバイザー
農林漁業成長産業化支援機構 六次化プランナー
日本水産資源保護協会復興水産販路回復アドバイザー
みやぎ産業振興機構 海外販路開拓専門委員
ふじのくにしずおか観光振興 アドバイザー
NPO法人「日本で最も美しい村」連合会員
(一社)日本地域広告会社協会会員
(一社)観光マーケティング協会会員 等多数
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【セミナー】
バングラデシュ輸出・進出、人材セミナー
超親日国、人口1.6億人のバングラデシュの経済発展は「半端ない」です!現地の最新情報をもとに、輸出・進出の準備を始めてみませんか?
来年1月に開催されるダッカ インターナショナルトレードフェアのご案内もあります。
また、外国人技能実習制度がバングラデシュでも始まりました!人材不足の昨今、人材採用にご興味をお持ちの企業様も是非ご参加下さい。
当日は海外雇用省の政府関係担当者の講演もあります。
(1)日時 2018年7月26日(木)13:30~16:00
(2)場所 城西国際大学 紀尾井町キャンパス1号棟
(東京都千代田区紀尾井町3-26 1号棟B1Fホール)
www.josai.ac.jp/about/
(3)参加者 限定100人 ※1社2人 完全予約制
(4)プログラム
13:00 開場
13:30 開会挨拶
城西国際大学 学長 杉林堅次 氏
一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事 佐久間朋宏 氏
13:50 「 バングラデシュの今と未来」
在バングラデシュ商工会議所 事務局長
サリムラ・カジョ―ル・ロッキー 氏
14:10 「 バングラデシュの技能実習生」
海外雇用省 副次官:
マラン・クマル・チャクラボルティ 氏(予定)
14:40 来賓挨拶
バングラデシュ人民共和国
特命全権大使 ラバブ・ファティマ 閣下(予定)
15:00 質疑応答Q&A
15:20 名刺交換・懇親会(~16:00)
※バングラデシュのハラール軽食付
主催:(一社)ハラル・ジャパン協会
後援:駐日バングラデシュ大使館(予定)
協力:学校法人城西大学(城西大学・城西短期大学
・城西国際大学)・(一財)アジアフード
ビジネス協会・協賛各社
(5)詳細・申込方法
申込みはハラル・ジャパン協会ホームページより
「バングラデシュセミナー 企業名・参加者・
電話・メール」等記載して申込みしてください。
後日「参加証」を参加決定者にはお送り致します。
⇒ www.halal.or.jp/contact
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★2.【ハラルレストラン】
www.facebook.com/halal
藤田観光ハラール食対応レストランを開始
「和食 折紙 浅草」 2018年7月25日(水)開業
~訪日ムスリム旅行者のニーズに対応します~
藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役社長:瀬川章)は、お客様の多様なニーズへの対応を目的として、訪日ムスリム旅行者※が安心して食事を楽しむことができるハラール食対応の和食レストラン「和食
折紙 浅草」を2018年7月25日(水)に出店いたします。
(※ムスリム=イスラム教徒)
2017年の東南アジアにおける訪日外国人旅行者数はマレーシアからは前年比12%増の約44万人、インドネ
シアからは前年比30%増の約35万人と大きく増加しており、日本政府は観光白書において「ムスリム対応の
強化」を掲げています。
一方、訪日外国人消費動向調査(2017年)では、マレーシアからの訪日旅行者の72.3%、インドネシア
からの訪日旅行者の68.1%が、訪日前に期待していたこととして「日本食を食べること」と回答している
ものの、訪日経験のあるムスリムや、ムスリム向けツアーを扱う旅行会社からは、「食べ物やその成分の表示が不十分であることに困っている」、「食事ができるお店が少ないことに困っている」という声が寄せられています。
(訪日ムスリム旅行者対応のためのアクション・プランより)
当社はこのような環境を機会と捉え、訪日ムスリム旅行者向けの和食レストランを出店し、本格的な和食を
楽しんでもらうことにより、和食文化のさらなる発展に貢献してまいります。また、「和食 折紙 浅草」で
培ったムスリム向け調理・接遇のノウハウを、将来的には全国に展開する自社ホテルの宿泊、宴会場やレス
トランに波及させ、さらに幅広くお客様満足の向上を目指します。
◆場所は訪日旅行客に人気の観光地、東京 浅草駅前の大通り沿いの路面店、裏側は隅田公園に隣接したリバーサイドです。
◆ハラール食材について講習を受けた調理師が、講習で学んだ通りの食材のみを使用し、ムスリム旅行客から人気の高いハラール認証済みの和牛・国産牛を使用した本格的な和食を提供します。
◆手巻き寿司・焼きしゃぶといったお客様自身の体験や浮世絵・瓦屋根といった和の内装で、日本らしさを
感じていただくことができます。
◆店内にはウドゥ(手・足洗い場)を備えた礼拝室を設置。
また、ムスリムスタッフがいますので、安心してご利用いただけます。
◆接待、商談に適した個室をご用意。また、ベジタリアンに対応した和食メニューも取り揃え、ムスリムに限らず様々な国からの訪日客、さらには日本のお客様も気軽にご利用いただけます。
なお、宗教法人日本ムスリム協会発行「ムスリムフレンドリー」入会済み、「ハラール認証」については現在申請中のため、今後取得予定です。
<「和食 折紙 浅草」 概要>
◆所在地:東京都台東区花川戸1-2-8
(東京メトロ銀座線、都営浅草線、浅草駅2分)
◆席 数:46席1階24席(うち個室1室8席)、中2階22席
◆営業時間:昼食11:30~15:00 夕食17:30~21:00
◆メニュー例:
ハラール認証鶏肉 昼食限定 鶏料理 1,500円~
ハラール認証牛肉 国産ハーブ牛 3,000円~
黒毛和牛 7,000円~
《しゃぶしゃぶ・牛鍋・焼きしゃぶ・富士山溶岩石ステーキ》
※その他ベジタリアンメニュー、手巻き寿司体験、お子様料理もご用意しております。
飲み物 ソフトドリンク400円
ノンアルコール梅酒 500円
※ご希望に応じてアルコール飲料の提供も可能です。
◆開 業:2018年7月25日(水)17:30~
◆URL:www.origami-asaku
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★3.【輸出・進出ニュース】
ハラル飛騨牛を提供 岐阜県
インドネシアからイスラム圏へ
www.jakartashimbun.com
岐阜県はインドネシアでハラル認証を取得した日本を代表する和牛ブランド「飛騨牛」の輸出を始めた。
距離的に日本に近く、活気のあるインドネシアを足がかりに、世界16億人を超えるイスラム圏市場への展開を視野に入れる。
岐阜県は6日、手始めに中央ジャカルタ、シャングリラ・ホテルの日本料理店「西村」で飛騨牛メニューを
提供すると発表した。
飛騨牛は神戸牛と並ぶ和牛ブランド。肉質はきめ細かく柔らかで、網目のような霜降りと芳醇(ほうじゅん)な味わいが特長。冬はマイナス8度から夏は20度の寒暖差の環境の下、雨が多く新鮮で澄んだ水と空気の中で育った肉質3等級以上の牛を厳選し「飛騨牛」ブランドを認定する。
海外展開は、2008年に初めて香港に輸出、現在18カ国・地域に輸出している。17年度の輸出実績は43トン。インドネシアに次ぐ2カ国目のイスラム圏として、昨年、日本産牛肉の輸入が解禁されたマレーシアでも、レセプションで紹介するなど市場展開に向けた準備も進めている。
岐阜県は17年3月、インドネシアで初めて飛騨牛の試食会を開催、牛肉の輸入業者、レストランのシェフ
など関係者30人以上を集め意見交換をするなど準備を進めてきた。インドネシアへの輸出に当たっては飛騨牛を生きたままトラックに載せ熊本県に輸送。
インドネシアの輸入規制に従い、インドネシア・イスラム学者会議(MUI)より、日本におけるハラル認証機関として認定されたムスリム・プロフェッショナル・ジャパン協会(MPJA)から認証を取得したゼンカイミート社(熊本県球磨郡)で処理して輸出する。
岐阜県農政部の服部敬次長は、「富裕層を中心に飛騨牛のおいしさを知ってもらい、そこから広がっていければ。
飛騨牛から岐阜県に興味を持ってもらい、観光や食、商工業品などの知名度向上にもつなげていきたい」と語った。
西村の徳久直隆料理長は、「塩とこしょうの味付けで素材の味を楽しんでもらいたい最高級の肉」と絶賛。
ジェトロ・ジャカルタ事務所の亀田周シニア・ダイレクターは「柔らかく口の中でとろけるような芳醇な味わい。ひよくな土地で愛情を込めて育てられた様子が目に浮かび、日本を代表する和牛とうなずける。
インドネシアの人にもぜひ味わっていただきたい」と語った。
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★社員研修・セミナー、マニュアルつくり、ハラル認
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ング、テストマーケティング、市場調査、外国人
人材採用、販路開拓、輸出・進出・インバウンド
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※社員研修・セミナー、ムスリム試食会等開催中
⇒ mail@halal.or.jp