学びに冴える社員が熱い! ―まずは何となく知ることから ―
2026年2月26日(木)~27日(金)の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館にてアルフレッサヘルスケア株式会社主催「健康サポート展」が開催されました。
(一社)ハラル・ジャパン協会は、アルフレッサヘルスケア(株)と共同提案である
ハラル対応「支援」サービスの告知を行いました。
・社内研修
・コンサルティング
・推奨マーク/認定証書発行 など。
今回は驚くことに―――――というか、さすがというべきですが、アルフレッサ各社員が来場者の皆様に「ハラルとは?」を説明しながら、ハラルコーナーを簡単にご案内しました。
ハラル・ジャパン協会は、+αの質問に答えるという体制で質疑応答に徹します。
弊会スーパーバイザーの補足がなくとも、社員各々が端的に疑問に応え、さらりと対応するその姿勢には、さりげなくも本気度が感じられます。
温度感としては、製造・メーカーはハラル対応の必要性を感じているが、小売り・販売までの周知はもう少し、といったところでしょうか。
輸出・進出になると、もうひとつ踏み込んだ質問や疑問が増えてくるかと思いますが、いまは「何となく知る」が医薬品業界での第一歩となります。
それより何より、ハラル健康・医薬品が国内(インバウンド)でどれほどの需要があるのか、という市場全体と利益を見通せない点が最大の疑問だったようです。
国内向けとしてハラル対応をした場合、「どこにどのくらいのターゲット層がいて、我々(健康・医療)の商品やサービスはどれだけの普及が見込めるのか」、
自社とその数字を重ね合わせて具体的にイメージできた時、話はよりテンポよく展開していくのでしょう。
そこでよく聞かれるのが「データ」や「統計」というわけですが、それは弊会代表が説く最新よもやま話 第6回のテーマ『「データがない」を読み解こう』からぜひヒントを得ていただければと思います。
👉ハラルビジネス数字の見方 「データがない」を読み解こう|NNAカンパサール
医薬品のハラル対応はハードルが高いですが、ヘルスケア関連、健康食品・飲料、ウェルネス系は、特に東南アジアで需要が高いというのもポイントです。
トレンドとしての近い将来と、人口割合に向き合う少し遠い将来、両方を見据えた戦略・対策を備えることがハラルビジネスの肝となりそうです。
では、ここからは今回の展示会で出会った質問をご紹介します。
1.「 ハラル認証と推奨マークは同じですか?何か違うのですか? 」
ハラル認証と推奨マークは異なります。
この推奨マークと証明書は、弊会サービスのひとつで独自に発行しているマークです。商品やメニューごとに一次原料をチェックし、成分がハラルであることを確認します。
特にインバウンド向け対策の「ムスリムフレンドリー」として情報開示の力を発揮してくれるので、国内ハラル対応の初手にも好評です。

一方、ハラル認証は、認証取得に向けて厳しい審査を通る必要があるので難易度が上がります。
書類手続きや原料チェックだけでなく工場や施設の監査も行い、専門の人材配置も必要となります。
海外輸出・進出時にハラル認証を求める国も増えており、近年は輸出条件のひとつと捉え、対応せざるを得ない状況になってきています。

2.「 粉ミルクはハラルにできますか? 」
工場施設の環境にもよりますが、穀物や豆類など植物由来の原料や豚・アルコール不使用であればハラル商品にできる可能性は高いです。
NOポーク・NOアルコールが基本なので、豚でなく牛からつくる粉ミルクであっても、一部に添加物として豚由来のたんぱく質が入っていたり、製造ラインに混在の恐れがあると課題は残ります。
ちなみに、海外製ハラル粉ミルクはあります。日本製はまだありません。
Made in Japanブランドで狙い目かもしれません..!
3.「 まだ認証は取っておらず検討中ですが、医薬品で認証取得した商品はどのようなものがありますか? 」
厳格な規則があり、ハラル認証を取得した医薬品は現在ありません。(※中間原料は除く)
国内需要がそれほど高くないことも一因にありますが、目薬や胃腸薬など処方箋なしで購入できる市販薬の人気は高く、ドラッグストアがお土産購入の場となっている昨今の流れからすると、インバウンド向けも兼ねた対応をすることは効率的と捉えることもできます。
「爆買い」から「良質な商品選び」への買い物スタイルの変化は、日本人の質重視な気質とトレンドが重なってきているのかもしれません。良質な「普通の日本製」ブランディングを守るため、特にハラルマークを大々的に出さずに、見る人だけに見てもらう、というマーケティングも意外と戦略的です。

(写真 : アルフレッサヘルスケア製作パネル )
ハラル認証取得済み・推奨マーク(ムスリムフレンドリー)にはどんな商品があるのかを調べたい方は、ぜひJIOHASをチェックしてみてください。
👉ハラル食品・商品(日本製)|一般社団法人ハラル・ジャパン協会
※商品を載せたい方もお気軽にお問い合わせください。(jhba@info.jp)
特に多かった疑問も含め、簡単に3つご紹介しました。
まだまだこれから展開していく健康・医療分野では、インバウンド・アウトバウンドともに傾向と対策を追いながら、必要なものは何かを見極める力も重要になってきます。
何か大きく動くわけではないけどとりあえず知識として、情報として知っておく、を叶えるものが社内研修であったりもします。
経営方針や戦略に応じて、さまざまな場面で弊会の支援サービスをご活用いただければと思います。
以上、健康サポート展ハラル・ジャパンコーナーからのお知らせでした!





























