[vol.578] G20もやっぱりハラルビジネス
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「G20もやっぱりハラルビジネス」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「G20もやっぱりハラルビジネス」
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お忙しい中、少しだけお邪魔します。
(一社)ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
夏至が過ぎ、2019年も折り返しです。台風も通過し
少し湿度が高く雨も降りますので、気を付けて行動
して下さい。
昨日から日本で初めてG20サミット(20ヵ国・地域
首脳会議)が大阪で開催されます。この中の国や地域が
ハラルビジネス的にどう関係しているのか?少し整理
してみたいと思います。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、
イタリア、カナダ、EU、ロシア、中国、インド、
ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、
韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、
アルゼンチンの20カ国だそうです。
1年に一度、持ち回りで開催されて、昨年はアルゼン
チン、今年は日本、来年はサウジアラビアだそうです。
この中でイスラム教徒が多い国を順番にすると、
おそらくインドネシア2.2億人、インド1.8億人、トルコ
8000万人、中国2200万人、EU(すべて含め)4000万
サウジアラビア3000万人、ロシア1700万人です。
G20から見えるハラルビジネスマップを見てみると、
多くのハラルフードは中国(加工品)、インドネシア
(インスタントラーメン等)、ブラジル(鶏肉)、
オーストラリア(牛肉)などが東南アジア・中東・アフ
リカなど世界中に輸出されています。
そして非イスラム教徒の国(ブラジル、オーストラリア、
中国等)がハラルフードを製造して大規模輸出している
ことが特徴で、非イスラム教の国が製造するからこそ、
ハラル認証が必要になるのかもしれませんね。日本も
非イスラム教の国ですので、可能性がないわけではない
ですが、日本独特の悩みがあります。
この続きはハラルビジネス講座でお教えします!
⇒www.halal.or.jp/halaln
※8月も開催予定、予約下さい。
G20内だけでもハラルフードの流通はとても多いです。
そしてイスラム教徒が多い人口大国は現在はインドネシア
ですが、将来はパキスタン、そしてインドが世界最大の
イスラム教徒の国になると言われています!インド人も
びっくり!?ですね。(笑)そのインドで商売をするには、
宗教、人種、国の制度含め大きな国ですので、なかなか
難しいところもありますが、隣のバングラデシュを活用
した手法もあると思います。
今後G20には中央アジア・南西アジア・北アフリカの
国や地域も影響力が増すと考えられます。ハラルビジネス
は期待と伸びしろが多いと期待できます。
7月12日には第6回ジャパンハラルフォーラムにて、インド
ネシア、UAEドバイ(中東)等の話はしたいと考えます。
スペシャルベストにはハラルラーメン人気ナンバーワンの
帆のる代表の島居里至さん、中東に多くの日本食を輸出
している広洋貿易青井取締役にも登壇いただく予定です!
ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?残り15人です。
⇒申し込みは mail@halal.or.jpで
ジャパンハラルフォーラム係まで
来週は岡山県、兵庫県、大阪府、和歌山県に伺います!
4月からの第一四半期も終了しますが、7月からの第2四半期も
引き続きよろしくお願いします。
ハラルビジネスを 「学ぶ。」から「実行。」へ
引き続き宜しくお願いします。
今日もグッドジョブ!
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【ニュース(アウトバウンド)】
ドバイ万博2020による経済効果は、約3.7兆円
⇒ksnコーポレーション
いよいよ開催まで1年半を迎えたドバイ万博ですが、
UAE政府からの委託を受けたErnst&Youngが、ドバイ
万博による経済効果について、2013年~2031年で
122.6億AED(約3.7兆円)であるとの試算を発表
しました。
また、同レポートにおいては、万博開催による雇用
創出効果は905,200 Job-Years(一人の一年間のフル
タイム雇用)であるとの試算もされています。
それぞれの期間別の経済効果の内訳は以下の通り
となっています。
併せて、ドバイ万博の開催あたってのインフラ投資
や投入資本は合計で400億AED(約1.2兆円)であると
発表されています。
注目すべきは万博開催後の10年間でも、合計1.8兆円
の経済効果と約55万Joy-Yearsの雇用創出効果がある
と試算されており、万博開催後のドバイにおいて経済
成長をドライブする要因になってくるとの検証結果が
示されている点です。
日本企業様にとってのビジネスチャンスについては、
こちらの記事(ドバイ万博2020 気になるそのビジネ
スチャンスや工事の状況は?)にて、解説を行ってお
ります。
ksnコーポレーションでは、現地政府機関との提携関
係のもと、大手の国営企業や政府系機関等とのネット
ワークを有しております。また、EXPO2020(UAEにお
いてドバイ万博2020の準備等を進めている省庁)の
担当者とも良好な関係を構築しております。
弊社のノウハウやネットワークを活かした現地での
万博関連ビジネスにご興味がございましたら、是非
一度お問合せください。
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★2. 【ニュース(インバウンド)大分】
APU開発のカレーがハラル認証
⇒西日本新聞
www.nishinippon.co.jp/
カレーは今年ブレイクの予感、大手含めインバウンド
用商材で盛り上がります。とくにレトルトカレー市場
は有望市場です。
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★3. 【研修・セミナー(輸出・進出・インバウンド)東京】
第6回ジャパンハラルフォーラム2019
インドネシアとUAE編
2019年10月施行のインドネシア新ハラル認証制度と
UAEドバイEXPO2020で役立つマーケティング方法
日時:7月12日(金)13:00~16:30
会場:東京都港区芝公園3-6-22 JCビルディングB1
参加人数:50人限定 ※会員企業優先
参加費:無料
主催:一般社団法人ハラル・ジャパン協会
・NPO法人日本アジアハラール協会
共催:フランス見本市協会・プレミアムフードショー実行委員会
後援:協賛企業各社、メディア各社
【ジャパンハラルフォーラムとは】
2012年の第1回ではマハティールマレーシア首相が基調講演で
日本で初めてハラルの必要性等を解説して頂きその後、日本で
ハラルブームが巻き起こる事となりました。いまやジャパンハ
ラルフォーラムは日本における輸出・進出及びインバウンドで
、ハラルビジネスの最前線の情報が得られる大事なフォーラム
です。昨年はバングラデシュに関するセミナーメインで開催し、
独自のオリジナル提案で輸出・進出をした企業も誕生しました。
今年はASEAN、南西アジア、中央アジア、中東等のイスラム諸
の中から、インドネシア、UAEにフォーカスしました。この機会
にぜひご参加ください。
基調講演:
「2019・2020そして2025に日本のハラルビジネスの勝
講師:一般社団法人ハラル・ジャパン協会 代表理事 佐久間 朋宏 氏
【第1部 インドネシア編】
「インドネシアのハラル認証は2019年10月どう変わる!?」
講師:NPO法人日本アジアハラール協会
理事長(博士)サイード・アクター 氏
「SIALインターフード(ジャカルタ)2019について」
講師:フランス見本市協会 代表 井田 絵里香 氏
※スペシャルゲスト予定
【第2部 UAE編】
「2020年 ドバイ国際博覧会とUAEマーケット」
‐ドバイグローバルビレッジ2019・2020‐
講師:株式会社ヒューマンリソースコミュニケーションズ
代表取締役 春日 郁代 氏
「SIALミドルイースト(UAE・アブダビ)2019について
講師:フランス見本市協会 代表 井田 絵里香 氏
【インバウンド編】
「プレミアムフードショー(ハラールマーケットフェア)
2020開催について」
講師:株式会社ファースト 斉藤 由美 氏・栗原 英之 氏
※スペシャルゲスト予定
第6回ジャパンハラルフォーラム2019の申し込み等は
JHBA一般社団法人ハラル・ジャパン協会
フォーラム担当:水野・土岐・佐久間
FAX:050‐3730‐7549
Mail:mail@halal.or.jp
会社名、所属、名前、電話、メールなど必須です。
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★社員研修・セミナー、マニュアルつくり、ハラル
認証取得サポート、商品・メニュー開発コンサル
ティ ング、テストマーケティング、市場調査、
外国人人材採用、販路開拓、輸出・進出・インバ
ウンドコンサルティング、広報・PR、海外ディス
トリビューター開発等
※昨年度セミナー実績
⇒ www.halal.or.jp/results
※社員研修・セミナー、ムスリム試食会等開催中
⇒ mail@halal.or.jp
◎2019年4月19日(金)“日本で安心の食事を”
おはBiz NHKニュース おはよう日本
⇒www.nhk.or.jp/ohayou/
2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局