第20回シーフードショー大阪 ハラル・ジャパン協会インターン生レポート
はじめまして!ハラルジャパン協会インターン生のホルモノフと申します。本記事では2月21日(火)・22日(水)にATCホール(アジア太平洋トレードセンター内)にて開催されたシーフードショー大阪でのハラルジャパン協会のブース出展の様子についてインターン生としての視点からレポートします。
この2日間で我々は主にイスラム圏への水産物の輸出およびインバウンドに関するコンサルティングやハラール認証についてのアドバイスを行いました。具体的には
「食品のみに限らず、それら食品を運輸するときもハラル対応をするべきなのか?」
「国内ムスリムを対象に通信販売で水産物を売りたいのだが、どの認証団体のハラル認証をとるべきなのか?」「ハラル認証をとるにはどれくらいの金額がかかるのか?」
「お魚はハラールにあたるのか?」
「なぜ輸出の際畜産物や加工品に限らず、米や野菜などの農産品にもハラル認証を求められるのか?」
などの質問を受けました。やはりいろんなお客さんのお話を聞いていて感じたのは、皆さん2025年の関西万博でのインバウンド需要を見込んでハラル認証をとっておきたいという方が多かったです。
ただとりたいけれどもどうやって取得すれば良いのかわからない、プロセスが不透明、インターネットで調べても情報量が多すぎて混乱して結局諦めたというお客さんもとても多かった印象です。
また合間合間に他の事業所様のブースを回らせていただくこともありました。回らせていただいていく中で感じたことは、現時点でハラル認証を取得されているお店も数少なくはないものの、やはり大多数のお店ではハラルの存在自体が認知されていなかったりすることもありました。
試食などでもお醤油がハラルでなかったり、またはその調味料自体はハラル認証を取得しているにも関わらず塗っている素材がハラルでなかったりで食べられなかったりなどもありました。これは実際とてももったいないことだと思っていて、私のムスリムの親戚なども日本の和食やお魚料理に興味を持っています。なので2025年の関西万博でのムスリムのインバウンドをきっかけにハラルがさらに広まってくれたら嬉しいなと感じました。