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[vol.501] 認証(ハラル、コーシャ)工場は約10%

2018.09.25

☆★ 目次 ★☆
01:コラム「認証(ハラル、コーシャ)工場は約10%」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「認証(ハラル、コーシャ)工場は約10%」
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お忙しい中、少しだけお邪魔します。
JHBAハラル・ジャパン協会の佐久間です。

先週は2回静岡県に伺う機会を頂きました。1回目は
東部の三島・沼津・伊豆エリア、2回目は西部の掛川・
御前崎エリアです。
東西に長い静岡県、東京からは近さも遠さも感じます。
鉄道、車などいろんな交通手段で行けるので、たまには
車で行き、いろいろ訪問できるいい距離かもしれません。
試してみたいです。

先週までの3連休の2本立て!?が終了し、少し落ち着いた
お父さん方も多いと思います。連休中の高速道路の渋滞
情報を聞くたびに、大渋滞で帰って次の日から仕事・・・
日本のお父さんはホントに大変!?と思います。

さて話は本日のテーマで、健康食品や化粧品の話題です。
健康食品、化粧品専門メディアのUBMジャパンがまとめた
調査があります。
調査数サンプルは100社未満でそんなに多くありませんが、
データとして少し総括してみます。
※UBMジャパン健康産業新聞データより解説

食品ではなく、健康食品・化粧品のハラル認証やコーシャ
認証、オーガニックなどの話です。

調査によると、健康食品(受託加工・製造)については
ハラル認証導入企業は11%、導入予定は4%と微増で、
あまり国内では広がっていないように感じました。
コーシャ認証導入企業は3%、導入予定が1%とこちらも
あまり増加傾向ではありませんでした。

ハラルは主に東南アジア向け、コーシャはアメリカ向け
輸出対策と考えると一番わかりやすいと思います。
このエリアにはこれからなのかもしれません。健康食品
(受託加工・製造)は現地生産等から広がり、輸出は
まだまだという印象です。

一方化粧品関係に注目すると、ハラル、コーシャ等の
認証より先に取るべき認証があり、優先順位が少し違う
事がわかります。

たとえば、調査によるとISO9001は導入済みが39%、
準備・検討しているが21%と合計で6割に達します。
化粧品GMPについては導入済みが21%、準備・検討して
いるが41%などこちらも合計6割を超えます。

意識の高さが伺えます。オーガニック認証が導入済み6%、
準備・検討が35%の合計約4割、ハラル認証が導入済み8%、
準備・検討が29%で合計約4割弱に比べると一目瞭然です。

GMP、ISO、FSSC、HACCP等の認証が企業担当者には
いま重要であり、化粧品はオーガニック認証が多いのは
注目です。この伸びしろは期待できそうです。

まとめてみると、商売の取引相手が求める資格・認証
取得よりも、グローバルで海外戦略を展開する時、日本
企業も戦略的に「優先順位」を付けた認証取得が必要
かもしれません。

そもそも認証は本当に必要なのか?から含めてテスト
マーケティングする必要あります。

引き続き宜しくお願いします。

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佐久間朋宏(さくまともひろ)
出身:岐阜県下呂市
高校/大学:岐阜県立斐太高等学校普通科
 国立岐阜大学工学部工業化学科
現職:
(一社)ハラル・ジャパン協会 代表理事
(株)ジャパンハラルビジネスセンター所長
中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー
自治体国際化協会[CLAIR]プロモーションアドバイザー
農林漁業成長産業化支援機構 六次化プランナー
日本水産資源保護協会復興水産販路回復アドバイザー
みやぎ産業振興機構 海外販路開拓専門委員
ふじのくにしずおか観光振興 アドバイザー
NPO法人「日本で最も美しい村」連合会員
(一社)日本地域広告会社協会会員
(一社)観光マーケティング協会会員 等多数
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■02  ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【ニュース(インドネシア)】

KFC運営社、フードバス事業を強化

⇒(NNA )
www.nna.jp/news/show/1813694

日本の法律と海外の法律を比べる必要がありますが、
キッチンカー(フードトラック)も和食(日本食)を
普及するには必要な手法です。
屋台・フードコートに入ることも同じように大事で
「現地化」することがポイントです。インドネシアの
KFCはハラル企業です。

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★2.【 ニュース(インバウンド)】

東北の外国人宿泊客37%増、全国の伸び率上回る
                                    18年上半期
 ⇒(河北新報)
www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180920_72001.html

東北は全体の1%と数が少ないと言われながらも、海外での
誘客活動、受入環境整備等を一生懸命行っています。
雪・桜の東京・大阪・京都などとの季節ズレをうまく
使っていると考えます。そして雪・桜を同時に見ることが
できる環境もあります。
南北に長い東北6県は新幹線、空港と組み合わせて
タイ、台湾など「Wたい」+ マレーシア・インドネシア
からの観光客を見込めますので、受入環境を整えることが
大事です。

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★3.【 セミナー・アドバイザー派遣】

 『東京都主催 ムスリム旅行者受入セミナー・
アドバイザー派遣のご案内』

  東京都では、ムスリムをはじめ、多様な文化や習慣を
  持つ外国人旅行者が安心して快適に滞在できる受入
  環境の整備を推進しています。
  この度、外国人旅行者受入に必要な正しい知識やノウ
  ハウを習得して頂くため、関連事業者を対象にセミナ
  ーの開催・アドバイザー派遣を行うとともに、今年度
  新たに店舗見学・マッチング会を実施します。
  皆様の積極的なご参加をお待ちしています。

 ■対象事業者:
 飲食施設、宿泊施設、商業施設、観光施設、商店街、
 観光協会など

 事業詳細・お申し込みはコチラ
 <専用サイト>
 ⇒ www.first-gbp.jp/tokyo-inbound/
 <東京都産業労働局ホームページ>
 ⇒ www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/tourism/kakusyu/handbook/

【セミナー概要(全8回・各回定員70名)】
 ◎複数セミナーへの参加が可能です
 ◎前半5回のセミナーはムスリム対応の基礎、事例、
   集客のテーマで構成
 ◎後半3回のセミナーは多様な文化習慣を持つ外国人
   旅行者対応として、ベジタリアン、グルテンフリー
   などの食の対応のほか、情報訴求、集客まで幅広い
   テーマで構成

  セミナープログラム・お申込はこちら
 ⇒ www.first-gbp.jp/tokyo-inbound/seminar/

 <ムスリム旅行者受入セミナー プログラム>
  ■第1回 ムスリム旅行者受入の基礎
    平成30年10月11日(木)13:00~14:45
    ★セミナー後に店舗見学会開催!
  ■第2回 ムスリム向けメニュー開発の基礎
 平成30年10月16日(火)13:30~16:30
  ■第3回 飲食店の先進事例
 平成30年10月18日(木)13:00~15:00
    ★セミナー後にマッチング会開催!
  ■第4回 飲食店・宿泊施設の先進事例
 平成30年10月23日(火)13:30~16:30
  ■第5回 ムスリムのニーズ、効果的なPRのコツ
 平成30年10月29日(月)13:30~16:30

 <外国人旅行者受入セミナー プログラム>
  ■第6回 外国人の多様な習慣・制限への対応
   平成30年11月2日(金)13:30~16:30
  ■第7回 多様な食習慣・制限対応のノウハウ
                            ・国内先進事例
   平成30年11月14日(水)13:30~16:30
  ■第8回 文化・習慣等を意識した集客・接遇
   平成30年11月21日(水)13:30~16:30

【店舗見学・マッチング会概要】
 ◎ムスリム等外国人旅行者の文化、食習慣・制限を
   学ぶことができる店舗見学・マッチング会を開催
 ◎店舗見学会は第1回セミナー(10/11)終了後、
   マッチング会は第3回セミナー(10/18)終了後に開催。
セミナーとあわせてぜひご参加ください

 店舗見学・マッチング会の詳細・お申込はこちら
 ⇒ www.first-gbp.jp/tokyo-inbound/matching/

 <店舗見学会 概要>
 ■日程:平成30年10月11日(木)14:45~16:30
※第1回セミナー後に実施
 ■定員:50名(先着順)
 ■コース:日進ワールドデリカテッセン、
   ビオセボン麻布十番店、アラブ・イスラーム学院

 <マッチング会 概要>
 ■日程:平成30年10月18日(木)15:00~17:00
※第3回セミナー後に実施
 ■定員:70名(先着順)
 ■場所:ビジョンセンター日本橋本館501

【アドバイザー派遣概要】
 ◎ムスリム旅行者受入対応、外国人旅行者受入対応の
   大きく2つのプログラムに分かれて実施、事業者の
   ニーズに対応した助言等を行うアドバイザーを派遣!
(支援例)ムスリムの嗜好に合わせたメニュー開発、
ベジタリアンメニュー開発に関するアドバイス、
 ムスリムまたは外国人の文化・習慣に配慮した接客に
    関する社員研修など

 ◎派遣プログラムの一環として、飲食店の実地研修も開催

 アドバイザー派遣の詳細・お申込はこちら
 ⇒ www.first-gbp.jp/tokyo-inbound/adviser/

 ■実施期間:平成30年10月1日(月)~平成31年2月28日(木)
 ■場所:事業者が希望する東京都内指定場所

 [実地研修について]
 ■対象:主に飲食施設
             (宿泊施設・商業施設等の飲食部門も含む)
 ■定員:各回15名
 ■場所・日時:
  1.ムスリム旅行者受入対応店
(1)「和食 折紙 浅草」(台東区)
平成30年11月26日(月) 15:00~16:30
(2)「CoCo壱番屋 ハラール新宿歌舞伎町店」(新宿区)
平成30年12月4日(火) 14:00~15:30(予定)
  2.外国人旅行者受入対応店
(1)「自由が丘 T’sレストラン」(目黒区)
平成30年12月6日(木) 15:00~16:30

  ご不明な点、ご質問は下記までお問い合わせください。
【東京都ムスリム等外国人旅行者受入セミナー
                        ・アドバイザー派遣事務局】
株式会社ファースト Global Business Promotion部
担当:栗原、岡部、斉藤
Tel. 03-3545-9811  e-mail: first-gbp@the-first.co.jp

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