［vol.527] 二兎を追う者は一兎をも得ずから学ぶ。
☆★ 目次 ★☆
01：コラム「二兎を追う者は一兎をも得ずから学ぶ。」
02：ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■01 コラム「二兎を追う者は一兎をも得ずから学ぶ。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お忙しい中、少しだけお邪魔します。
JHBAハラル・ジャパン協会の佐久間です。
先週のメルマガでも書いたのですが、早朝のJR山手線内で
カバンを盗まれました。その後大崎駅のトイレの中で
奇跡的に！？かばんが発見されました。
取られたのは現金(札)のみで、小銭入りのコインケースを
含め中身は全て無事。プロの手口だそうです。
年末年始のあわただしいときは泥棒にはチャンスの様
です、気を付けて下さい。（涙）
さて、皆さまご存知かと思いますが「二兎を追う者は
一兎をも得ず」というとても有名なことわざがあります。
欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、
結局はどちらも失敗することのたとえ、です。
東北地方のとあるスーパーマーケットに行った時の
ことです。
通常12月20日はまだクリスマス商戦を全力で行っている
時期だと思うのですが、そのスーパーではクリスマスは
そこそこ以下で、迎春コーナーを大きく設置し、年末
まで駆け抜けて販売するようでした。
クリスマス商戦を捨ててる！？
通常の流通等はクリスマスと迎春・初売の二兎を追っかけ
ていますが、クリスマスは2日間と実施日時が短く、
競合も多い。ロス、廃棄も多く儲からないのかもしれ
ません。特に高齢者の多い地方では・・・
したがって、クリスマス商戦は通常+αぐらいで参戦し、
家族、親戚など集まる田舎の正月に集中して商売を集中
する作戦のようです。
※あくまで私見です。（汗）
クリスマス、迎春・初売の二兎の両方を追っかけない
戦略です。
私が子供の頃はクリスマス商戦もそれほど派手では
ありませんでした。正月に営業をしない店舗なども
増えつつあるようですし、昔にもどりつつあるので
しょうか？
外国人対応での二兎を追っかけない戦略は、インバウ
ンドでもアウトバウンド（輸出・進出）でも対象国
または対象エリアを決めることです。
ある大手コンサルティングファームの人も言って
いました。ただイスラム教徒に販売したいではなく、
たとえば、中国にいる新疆ウイグルエリアのイスラム
教徒を対象にする、とか、インドネシアのジャカルタが
あるジャワ島のみに集中するとか、ターゲットをしぼる
ことが大事だそうです。
私達ハラル・ジャパン協会は、バングラデシュの首都の
ダッカに対して集中してテストマーケティングや商談を
行っています。
二兎を追っかけない戦略で2018から2019に向けて事業を
フォーカスしたいと考えます。
引き続き宜しくお願いします。
——————————
佐久間朋宏（さくまともひろ）
出身：岐阜県下呂市
高校/大学：岐阜県立斐太高等学校普通科
国立岐阜大学工学部工業化学科
現職：
（一社）ハラル・ジャパン協会 代表理事
（株）ジャパンハラルビジネスセンター所長
中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー
自治体国際化協会[CLAIR]プロモーションアドバイザー
農林漁業成長産業化支援機構 六次化プランナー
日本水産資源保護協会復興水産販路回復アドバイザー
みやぎ産業振興機構 海外販路開拓専門委員
ふじのくにしずおか観光振興 アドバイザー
NPO法人「日本で最も美しい村」連合会員
（一社）日本地域広告会社協会会員
（一社）観光マーケティング協会会員 等多数
——————————
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★1．【シンポジウム（インバウンド）東京】
「食のバリアフリー フォーラム」1月9日開催
2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、
これまで以上に多くの外国人旅行者 （インバウンド）
が見込まれます。その中にはハラルや、ベジタリ
アンなど、食の規律や制限を持った方も大勢います。
また、近年増えているアレルギーを持った方にも、
その対応が必須となっています。
そこで、各地を訪れたすべてのひとが各地域の食を
楽しめるために、使用している食 材や調味料等を
わかりやすく表示する基準を設け、一方で地域の
負担やリスクも少なく取り組めるのが、「食のバリア
フリー」プロジェクトです。
今年度は、「外国人やアレルギーのある人も、安心
して食事を選んで、食べられる店」を普及させるべく、
北海道や糸満、ハウステンボスなど全国７つの地域で
先進的な取り組みを実施しています。こうした取り
組みの内容と成果を紹介し、2020年に向けて全国に
展開していくために発信していく場として、フォー
ラムを実施します。
「ハラル認証は負担が大きい」
「飲食店でのアレルギー対策に取り組みたい」
「すぐに取り組めるインバウンド対策を探している」
などの課題をお持ちの方は、ぜひともフォーラムに
ご参加ください。
世界的に評価と期待が高まっている「日本の食」の
分野でも、2020年に向けてのインバウンド対策の
一環として、ぜひとも「食のバリアフリー」に各地で
取り組むことをご検討いただききますよう、お願い申し
あげます。
実施日 2019年1月9日（水）
開場13：00 開演13：30 終了予定16：30
場 所 都道府県会館 402大会議室
東京都千代田区平河町2-6-3
内 容
[講演・提言] : 食のバリアフリーとは
ブランド総合研究所 代表取締役 田中 章雄
[取組事例発表]
北海道札幌市
長野県大町市
沖縄県糸満市
[パネルディスカッション]：食のバリアフリーでインバウンド対
深澤 献 氏 週刊ダイヤモンド編集長
岡部 和弘 氏 ハウステンボス株式会社 ホテル本部 課長
園田 芽衣 氏（クリスタルLAB代表）
大高 己津夫 氏（北海道フード株式会社 代表取締役）
田中 章雄 氏（コーディネーター）
対 象 ホテル、飲食店、行政、旅行関係等
定 員 １００名
問合せ 株式会社ブランド総合研究所（杉山）
TEL.03-3539-3011 FAX.03-3539-3013
申込み 以下のページの申し込みフォームからお願いします
tiiki.jp/news/01_news/4
※本事業は、内閣官房東京オリンピック・パラリン
ピック推進本部事務局の委託により、「平成30年度
オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査に
係る試行プロジェクト」として実施されています。
また、2020年に向けた機運を盛り上げるとともに、
2020年以降のレガシーを創出する「beyond2020プロ
グラム」に認証されています。
——————————
★2.【商談会（輸出・インバウンド）東京都】
TOKYOイイシナ展示商談会 1月25日開催！！
東京都では、東京都地域特産品認証食品（Eマーク認証
食品）や農産物の販路開拓とPRを目的として、昨年に
続き「TOKYOイイシナ展示商談会」を開催いたします。
会場では、都内産の加工食品・農産物を多数ご紹介
します。都内区市村お薦めの特産品もあります。
東京の魅力あふれる食品の情報が集まる商談会へ、
皆様のご来場をお待ちしております。
※東京都地域特産品認証食品（Eマーク認証食品）について
都内産の原材料を使用している加工食品、または東京の
伝統的手法など生産方法に特徴があると認められる
食品について、商品に込めた思いやこだわり、味や
品質等を審査し、都が認証した食品です。
名称 TOKYOイイシナ展示商談会
日時 平成31年1月25日（金） 10:00～16:00
会場 東京都立産業貿易センター 台東館
4階展示室
主催 東京都
後援 東京商工会議所、
東京都商工会議所連合会
東京都商工会連合会、
東京都食品産業協議会
JA東京中央会、
東京都漁業協同組合連合会
一般財団法人食品産業センター等
公式サイト
tokyoiishina.net/
——————————
★3.【展示会（進出・輸出・人材）バングラデシュ】
DITF2019
ダッカインターナショナルトレードフェア開催
⇒JETROホームページ
www.jetro.go.jp/j-mess
いま現地でジャパンパビリオンを建設中です。
そして日本から輸出した荷物も未だ船の中です
が、無事に陸揚げされること期待しています、
その中にはお茶、抹茶、お米もあります。
——————————
★社員研修・セミナー、マニュアルつくり、ハラル認
証取得サポート、商品・メニュー開発コンサルティ
ング、テストマーケティング、市場調査、外国人
人材採用、販路開拓、輸出・進出・インバウンド
コンサルティング、広報・PR、海外ディストリ
ビューター開発等
※昨年度セミナー実績
⇒ www.halal.or.jp/results
※社員研修・セミナー、ムスリム試食会等開催中
⇒ mail@halal.or.jp
