[vol.1010] BBJPHとLOPPOM-MUIの共存
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「BBJPHとLOPPOM-MUIとの共存。」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「BBJPHとLOPPOM-MUIとの共存。」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中、お休み中少しお付き合いください。
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2023年6月20日(火)午後1:00 ?午後 2:30 (日本時間)
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今回はインドネシア、ハラール認証の
最新情報の話をしたいと思います。
インドネシアは外から見ると、
イスラムの大国ですからハラールが当たり前のようですが、
10%程度はイスラム教徒以外も共存する国であります。
対外的にはハラール強化及びハラール認証強化も、
インドネシア内需企業からは
やはりハラール認証制度は面倒であるようであります。
やりたくない企業も多く存在するようです。(汗)
それぞれの国の国策、国益と
一般企業も同じ方向に100%向くということは難しいようです。
今回インドネシアに来て感じることは、
日本、日本人、日本語含めインドネシア人にとって
かっこいい、クールであることには変わりはありませんが
少し韓国、中国の影響を受けています。
あとはタイと同様、食べ物含め安いです。
簡単には日本のモノを定番化するのは難しいですね。
一方、日本に行きたいインドネシア人も多く、
日本というショーケースに行くと、
ホンモノ嗜好の人も増加します。
インバウンド及びアウトバウンドの両輪は
ビジネスではとても大事です。
本日のテーマ、
「BBJPHとLOPPOM-MUIとの共存。」です。
インドネシアで、
ハラール認証を申請・発行、管理、運用する機関のBPJPHと
審査、監査する団体
(インドネシア国内向けに50以上、海外向け〇以上)存在します
※〇の数の事業会社がポイントです。
この数と特徴があり、選択がとても大事です。
教えることができません。(汗)
いまインドネシア国内には2つのマークが存在していて、
BBJPHとLOPPOM-MUIのハラールロゴマークです。
業務用のBtoBの原材料は
さらに複雑に、様々なハラールマークが使用されています。
インドネシアはハラール認証をすべてのモノに添付したいようです
すべてになくてもハラール認証が取得できないはないようです。
本音と建て前があります。
ハラール認証が「いらない」から「必要になった」
と考える業種、サービスと整理整頓できます、
これに「ハラール認証が必要なら指定される」ということです。
市中にあるモノにはBBJPH5%とLOPPOM-MUI95%
が存在し、切り替えが随時おこなっているイメージです。
レストランなどサービス業は申請中含め、
20%程度はBPJPに切り替わっているようような気がします。
多く見かけました。
そんなインドネシアの、
2023年最新のインドネシアハラールビジネスを学びませんか?
今回BPJPHに訪問し、日本企業の誤解やミスリードが
色々わかりました。会員、コンサルティング企業には
都度、お伝えしていきたいと思っております。
引き続き宜しくお願い致します。
【2023年6月のキャッチフレーズ】⇒
対立や分断を乗り越える ハラルビジネスの時代へ。
ハラルビジネスで、世界をつなぐ。
開設1周年!!
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■02 ハラールニュース/JHBAからのお知らせ
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★1.【特集】(輸出・進出)エジプト
エジプトはどんな国?
⇒JHBAホームページ
jhba.jp/new/12862/
~エジプトとは~
面積:約100平方キロメートル(日本の約2.7倍)
首都:カイロ
言語:アラビア語
宗教:イスラム教 90% キリスト教(コプト派)10%
時差:日本と7時間
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★2.【NNA】(輸出・進出)化粧品 インド
化粧品原料の日光ケミカルズ、現地法人を設立
日光ケミカルズグループは当会のコンサルティング事業者
です。インド戦略に動き出しました・・・
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★3.【ニュース】(国内・インバウンド)データベース
ファミマとドンキ、協業の狙い 3000万データ利活用
⇒日本経済新聞
www.nikkei.com/article
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★4.【JETRO】(輸出・進出)シンガポール
○全体レポート(対象国・地域における食に関する
「市場や規制の全体像」を分かりやすく解説)
www.jetro.go.jp/ext_im
○品目別レポート
シンガポール:健康関連食品調査
www.jetro.go.jp/world/
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★5.【NNA】(輸出・進出)インド
生活費ランク、インド首位はムンバイ
⇒NNA
www.nna.jp/news/252855
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★6.【補助金】(インバウンド・国内)ヴィーガン・ベジタリア
「ベジタリアン・ヴィーガンレストラン等JAS認証」
(JAS0026)日本ベジタリアン協会
JAS0026は通称
「ベジヴィーガン・レストラン&ケータリングJAS」と
称されるもので、現在戻りつつあるインバウンドや
年々増加する国内のべジ・ヴィーガンのニーズに応える
ものとして制定されました。
この度チェーン店を運営されている企業様にメリットを
感じて頂ける2つの条件が整い、ご連絡させて頂きました。
1)レストラン・ケータリングのチェーン店をお持ちの
企業様につきまして、初年度に全ての店舗の実地調査を
行うことは大きな初期費用が発生します。そこで、農水省
認証室にこの件について質問や要望を行い、レストラン・
ケータリングJASについては「管理方法を問うJAS」という
ことで、初年度及び次年度以降も1か所のみの実地検査で、
他の店舗については同じ技術基準で製品を作ることを徹底
することでOKとなりました。
2)東京都及び(公財)東京観光財団は、東京を訪れる
外国人旅行者等が安心して東京での「食」を楽しめる環境
整備の一環として、都内飲食事業者を対象としたベジタリ
アン及びヴィーガンに関する認証取得に係る補助金として、
本年4月1日から1年間にわたり、1店舗あたり上限20万円
支給されることになりました。
参照:www.tcvb.or.jp/jp/p
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★7.【MAFF】(輸出・国内)
公募開始
「JFS規格取得モデル実証事業者」募集のご案内
(締切:7/31 17:30)
農林水産省では、加工食品の輸出拡大を進める環境整備の
一環として、日本発の食品安全マネジメント規格である
JFS規格の認証等の取得を推進しています。
今般、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)が
JFS規格の認証等の取得([1]JFS-C規格の新規取得事業
[2]輸出を目的として新たにJFS規格を新規取得する事業者、
[3]JFS-B 規格からJFS-C規格にステップアップする事業者)
に係るモデル実証の対象となる事業者の公募を始めました。
ご興味のある食品事業者におかれましては、お気軽に
お問合せください。
※JFS規格とは
JFSMが運営する日本発の食品安全マネジメント規格です。
中小企業も取り組みやすいよう3段階制(JFS-A, JFS-B,
JFS-C)となっており、そのうちJFS-C規格は国際食品安
イニシアチブ(GFSI)から承認を受けている国際標準に
対応する規格です。
JFS-A, JFS-B規格は2021年6月から義務化されたHACCPの
衛生管理に対応しています。
■募集期間
令和5年7月31日(月)17時30分まで
■補助対象
交付決定以降に実施した認証等の取得における審査/監査に係る
諸費用(補助対象経費に対し、補助率50%かつ上限50万円)
■詳細・お申し込み
www.jfsm.or.jp/informa
■お問い合わせ
一般財団法人 食品安全マネジメント協会 事務局
(担当:竹下、伊藤)
Tel:03-6268-9691 E-mail:info@jfsm.or.jp
農林水産省食品製造課 食品企業行動室 (担当:笹島)
Tel:03-3502-5743
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局