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[vol.1014]  インドネシアBPJPHとマレーシアJAKIMの連携

2023.06.30

☆★ 目次 ★☆
01:コラム「インドネシアBPJPHとマレーシアJAKIMの連携」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「インドネシアBPJPHとマレーシアJAKIMの連携」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中の方少しお付き合いください。

世界を近くするノーパット社:
マレーシア設立記念・オンラインバイヤー商談会
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こちらの商談会は会員限定ですが、7月4日、10日は
枠にまだ少し余裕があり、参加したい方は
「オンラインバイヤー商談事務局」までご連絡ください。

蒸し暑い季節の到来ですが…
明日から富士山山開き、海開きと
夏の行事が今年は復活です!!嬉しい限りです!(喜)

そして今朝、新聞を見ていると

EU、原発事故後の輸入規制を撤廃へ 福島の水産物など
⇒日本経済新聞
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これまた東日本大震災からの直売、輸出、
水産の復興支援アドバイザーをしている立場としてもうれしいです

記事によると、輸入規制を課す国・地域は12から7に減るらしいので、
日本産食品の輸出拡大に追い風となりそうです。

EUとアメリカ向けの輸出はハードルが高いですが、
少しずつ前進です。

当会のサービスで、ハラール認証取得以外に、
コーシャ認証※米食品医薬品局(FDA)の取得補助を
検討しています。しばしお待ちください。

※コーシャ認証は実施済み

本日のテーマ、
「インドネシアBPJPHとマレーシアJAKIMの連携」です。

ひとことで言うと、ハラール認証の大型MOUになります。

まずはインドネシアのハラル認証のおさらいに関しては
下記の記事をご覧ください。

インドネシアのハラル認証「BPJPH」
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インドネシアハラール認証BPJPHと
マレーシアハラール認証JAKIMは制度的にはお互い認めていましたが、
相互承認は実際まだ結ばれていませんでした。

インドネシアとマレーシア、ハラール認証の相互承認が成立
(インドネシア、マレーシア)

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インドネシアとマレーシアは6月8日、
ハラール認証制度に関するMoC(協力覚書)に調印をした。

今回のMoC締結では、
インドネシアのBPJPH(ハラール製品保証実施機関)と
マレーシアのJAKIM(マレーシア・イスラム開発庁)が
ハラール認証発行のための適合性評価手続きと、
認証などに関する技術協力を奨励・促進することに合意した。

今後、BPJPHとJAKIMがそれぞれ発行するハラール証明書
両国で取引される産品に対して相互承認される。

MoC署名式はマレーシア・プトラジャヤの首相官邸で、
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と
マレーシアのアンワル・イブラヒム首相の会談中、
BPJPHとJAKIMの各代表によって行われた。

JAKIMの発表によると、
この相互承認により、インドネシアで製造し、
BPJPHのハラール認証を取得した製品は
マレーシア市場に参入ができる。

他方、ジェトロが
BPJPH海外協力局のモハマド・ゼン氏に確認したところ(6月16日)、
インドネシアにおける当該認定は、
マレーシア国内で生産され、
JAKIMからのハラール認証を得た製品にのみ適用される。

JAKIMの認証を受けた製品がインドネシア市場に参入する上では、
事前にBPJPHに対してJAKIM認証を登録する手続きを行う必要がある。

当該行政手続きには80万ルピア(約7,600円、1ルピア=0.0095円)が
必要となる。

今回のMoCでは、
インドネシアとマレーシアで生産された製品のみが
相互承認の対象となる。そのため、日本で製造され、
JAKIMやBPJPHのハラール認証を取得した製品などは対象とはならない。

しかし、インドネシアやマレーシアで製造を行っている事業者にとっては、
両国へのマーケットアクセスが容易になり、ビジネスの拡大につながる
ことが期待される。

一番のポイントは
「インドネシアにおける当該認定は、
マレーシア国内で生産され、
JAKIMからのハラール認証を得た製品にのみ適用される。」
ということである。

マレーシアでJAKIMハラール認証で製造し、
東南アジア展開をしたい事業者には不利!?という状況が、
マレーシアを製造拠点に世界展開ということも可能になり、
いままでの過去のハラール戦略が通用することが再度確認できました。

マレーシア、インドネシアはハラール認証を使ったビジネスで
2国の国益がこの点だけは一致したが、
本質は「マレーシアJAKIM VS インドネシアBPJPH」は変わっていないこと
は理解したほうがいいです。

なぜならインドネシア側からは「売らせてあげる」という
少し上からの考えが垣間見える。。

どちらにしても
インドネシアのみがハラールビジネスのゲームチェンジャー1強か
思われていましたが、マレーシアもしっかりハラール認証の覇権争いに
ついて残ってきたという印象を受けた内容です。

ますます学習が必要です。
最新版のハラールビジネス研修会を社内でやりませんか?
ハラル・ジャパン協会がお受け致します。

【2023年6月のキャッチフレーズ】⇒

対立や分断を乗り越える ハラールビジネスの時代へ。
ハラールビジネスで、世界をつなぐ。

ハラール認証を取得するなら、補助金の活用も!
まずは王道の農林水産省の補助金の活用はいかがでしょうか?

【補助事業公募】

輸出環境整備推進事業に係る追加公募のお知らせ

農林水産省輸出・国際局輸出支援課より、令和4年度農林水産物・
食品輸出促進緊急対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業及び
令和5年度農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち輸出環境整
備推進事業の追加公募(3次公募)が開始されましたことをお知
らせいたします。

【国際的認証資格取得等支援事業 追加公募(3次公募)開始】

「輸出拡大実行戦略」に掲げる重点品目等について、
輸出先国・地域が求める国際的認証の新規取得の費用を支援します

公募期間
令和5年6月19日(月)から同年7月4日(火)17時まで

申込締切
令和5年7月4日(火)17時必着(郵送の場合)
農林水産省共通申請サービス(e-MAFF)の利用も可能
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公募内容
国際的に通用する認証(FSSC22000、ISO22000、GAP認証、
ハラール認証、コーシャ認証等)
(補助率:2分の1)

詳細、お申し込み方法はこちら
令和5年度農林水産物・食品輸出促進対策事業のうち
輸出環境整備推進事業
(国際的認証資格取得等支援事業)の追加公募について(3次公募
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問合せ先
農林水産省輸出・国際局輸出支援課
電話:03-3501-4079(直通)

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■02  ハラールニュース/JHBAからのお知らせ
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★1.【ニュース】(輸出・進出)高知県 四国銀行 JETRO

”イスラム圏へ食品輸出を” 食文化を学ぶセミナー

⇒高知|NHK 高知県のニュース
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参考:
6/27 高知県 ハラルビジネスセミナー
~基礎からわかるハラルビジネス~
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★2.【ニュース】(輸出・進出)福島

【ふくしま創生 挑戦者の流儀】
営洋(福島県いわき市)社長・永谷喜一郎(下)
世界視野に新製品開発

⇒福島民報
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インドネシアでイスラム教の戒律に沿ったハラール認証を
取得するなど、広範なネットワークの構築を目指してきた。
・・・
肉や魚など動物性食品を植物由来の原料で代替した食品は、
ベジタリアンやビーガン向けの食品として欧米を中心に普及した。
一部抜粋
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★3.【ニュース】(インバウンド・国内)

海外研修、再開の動き JTBの5月末販売額2.3倍

⇒日本経済新聞
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外国人旅行者1人当たり支出額、19年比30%増 東京都

⇒日本経済新聞
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★4.【ニュース】(輸出・進出)インドネシア

天皇陛下、なぜインドネシアに 即位後初の外国親善訪問

⇒日本経済新聞
a22.hm-f.jp/cc.php?t=M143005&c=13086&d=abc5

天皇陛下 インドネシアの地下鉄車両基地視察
日本の支援で開業

⇒NHKニュース
a22.hm-f.jp/cc.php?t=M143006&c=13086&d=abc5
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★5.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ

BSEZ通信第4号を発行いたしましたので、
ぜひ以下のリンクよりご覧ください。
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<第4号のトピックス>
・ハシナ首相来日、戦略的パートナーシップに格上げ
・投資サミット開催、日系企業 11 社とのビジネス MoU を締結
・ALSOK による日本品質の警備サービス( BSEZ アップデート)
・ハシナ首相訪日関連のリリース等

↓バックナンバーはこちら
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★6.【ニュース】(商品開発)岐阜

イビデン物産、代替エビ量産化成功 ビーガン食などで期待大

⇒日本食糧新聞
a22.hm-f.jp/cc.php?t=M143009&c=13086&d=abc5
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★7.【ニュース】(ゆ)展示商談会

“日本の食品や農産物の輸出拡大へ”
東京で大規模な展示会

⇒NHKニュース
a22.hm-f.jp/cc.php?t=M143010&c=13086&d=abc5
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 2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア       
 一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局

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