[vol.262] LCCは本当にローコスト?
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☆★ 目次 ★☆
01: コラム 『 LCCは本当にローコスト? 』
02: お知らせ 『 ハラルジャパン協会からのイベント情報 』
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■01 コラム 『 LCCは本当にローコスト? 』
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みなさん、こんにちは!
ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
最近よく乗る交通手段の飛行機についてです。
いま春節(旧正月)真っ盛りですから
中華圏からのお客さんはホント多いです!
個人的にLCCについて思うことです。
LCC=ローコストキャリアの略で、
格安航空会社のことです。
日本にも定着し、
本拠地はバラバラですが、
ジェットスター、ピーチ、バニラ、エアアジアなど
非常に増えています。※名略称
実は
私は決して単なるローコストではないと思っています。
少なくともサービスを省いたり、節約をしたりして
コストを抑えた料金体系にしていますが
制約事が細かく決まっていて
追加主義で足し算をつかって収支バランスを取る
航空会社だと思います。
食事、毛布、荷物重量、、、
全部を乗り比べたわけではありませんが、
格安航空会社の飛行機に乗るのは安い金額であっても
私が感じたお客様対応は、
LCCの方は乗せてあげている的なことが目に付きます。
お客様から選ばれているのは事実ですが、
少し上から目線の接客に
感じるのは私だけではないと思います。
コストのCでなく、
できないことをきめた CAN NOTのC
お客様でなくモノ扱いである CUSTMERSのC
LCC批判ではないので続きを・・・
こういうことを書くと、
佐久間さんなにか飛行機で嫌なことでもあったんですか
と言われそうです。汗
私は、利用者(消費者)と商品サービス提供者の立場で
考えればハラルビジネスも同じだと思います。
ここでハラルとLCCで少し考えてみると、
ハラルビジネスも同じでだと思います。
マレーシアに準拠(相互認証)するハラル認証取っているから、
ハラル対応して販売しているから、
といって素晴らしいのではなく、
お客様から選ばれるいるモノ・サービス、
美味しい、役立つなど消費者の為になるモノ・サービス、
世の中のためになることが大事だと思います。
ハラルを取得した企業から相談を受けることが
日々あるわけですが、
選ばれるということから掘り下げていきます
世の中に必要なら売れる、
つまり需要があるはずですので
お客様がなにを求めているのか・・・
実は、そこを調べていないケースが実に多いんです
私はハラル認証ありきでは考えていません。
大事なのはそこからです、
腰を据えて市場を探って合わせていく、
味も大事、パッケージも大事で時間をかける大事な部分です。
LCCは流行っているが客層(ターゲット)が
明確に絞りこまれていて、ハラルビジネスと少しターゲットの
絞り方が同じようです。
まだまだメイドインジャパン(日本の商品)は
通常航空会社のビジネスクラスの料金並みの感覚です。
どこの国の、どんな人に、どんなアプローチで
食べてもらうのか?
そもそも需要がある商品か?を考えるべきだと考えます。
LCCからハラル商品に少し飛躍しましたが、
海外でのテスト販売、テストマーケティングは
⇒ www.halal.or.jp/
とても大事だと思います。
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非営利 一般社団法人 ハラル・ジャパン協会
代表理事 佐久間 朋宏
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※当協会はハラル(ハラール)認証団体ではなく、ハラルの知識教
育、調査活動、ハラル(ハラール)商品サービスのPRを主体とし
た団体です。また特定の宗教団体にも属しておりません。
ハラル(ハラール)認証を希望する場合には、ハラル認証の目的、
必要性、地域、
あえて取得が不要と判断する場合には取得をおすすめいたしません
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■02 お知らせ 『 ハラルジャパン協会からのイベント情報 』
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2月10日(水)ー12日(金)
オーガニックEXPOに出展、セミナー行います。
organic-expo.jp/
ハラル・ジャパン協会のテーマは
「オーガニック×ハラル×ベジタリアン×アレルゲン」です。
ぜひ一緒に研究して対応しませんか?
スーパーマーケットトレードショーなど5つのイベント同時開催
www.smts.jp/
FOOD TABLE in JAPAN 2016
www.foodtable.jp/jp/
デリカッセン・トレードショー
www.delica.jp/
こだわり食品フェア2016
www.shokusan.or.jp/
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