[vol.342] パキスタン×岡山県吉備中央町=日本の未来!?
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[ハラル・ジャパン協会だより] ≪2016.10.29 vol.342≫
一般会員:152社 情報会員:15512人 一般会員募集中!!
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☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 パキスタン×岡山県吉備中央町=日本の未来!? 」
02: お知らせ「 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ 」
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■01 コラム 「 パキスタン×岡山県吉備中央町=日本の未来!? 」
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みなさんこんにちは!
ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
土曜日のお休みに失礼します。
意外にたくさんの方に土曜日版を読んでいただいたので
再度トライアルでお届けします。
先日あるメディアを見ていたら、パキスタンの特集が
ありました。その内容を少し紹介したいと思います。
「パキスタンは巨大市場」とタイトルがあり、
とても衝撃を受けました。
トルコ、イラン、パキスタン、バングラデシュ
(巨大な大国インドは除き)のポテンシャルは
もともと感じていました。
略してTIPBエリアです。(汗)
四文字の頭文字は今、PPAPダントツに旬です!(笑)
人口は1.9億人、面積は日本の2倍、1人あたりの
GDPは1342米ドル。
通貨はパキスタンルピーで1ルピー=1円で覚えると
今はわかりやすいです。
そしてパキスタンは、「人口1.9億人のムスリム巨大市場」
でもあり、現在はインドネシアが第一位とされていますが、
近い将来はそのインドネシアを抜き、世界最大のイスラム
市場になるといわれています。
またパキスタンの人口ピラミッドは釣鐘で、とても若い
ようです。いまは耐久消費財が売れ始め、ここでも中国、
韓国との戦いは待っていますが、親日の市場でもあります。
海外特有の巨大ショッピングセンター(モール)も
たくさん建設され、賑わいを見せています。
現在、日系企業はバングラデシュより少ない80社程度
の進出ですが、これから増えると思われます。
これからチャンスのある国の一つだと、改めて実感しました。
そんなパキスタンに目を付け、ご縁を頂いた地方自治体が
あります。1,750市町村の中で珍しいことです。
岡山県吉備中央町はアーレムジャパン・ハラル・ジャパン
協会等と連携しながらパキスタンと経済友好姉妹都市締結
に向けた準備を始めました。
同じ「お米の国」として技術、教育まで含めた友好関係を
検討するため、岡山県吉備中央町の山本町長は11月には
パキスタンを訪問する予定です。
「パキスタン−日本」、初の姉妹都市計画発進です。
「日本の岡山県吉備中央町とその町が誇る“米”と結びつく
パキスタンの一都市での両国間初となる姉妹都市締結に向け
動き出した。この目的は、両国間初となる姉妹都市により、
ビジネス、農業技術、文化、及び教育交流を通じ、両市の
中小企業間のプラットフォームを提供することである。
ファルーク アーミル駐日パキスタン大使は、姉妹都市プロ
ジェクトの提案について話し合うために、岡山県吉備中央町
の山本町長と代表団を、大使館に招いた。
山本町長は、吉備中央町は豊かな農業、年間を通した温暖な
気候に恵まれていると語った。その上で、パキスタンの人々
がこの町で、日本の稲作農業の技術を体験、学習することで、
同様で最高の実務的ビジネスを再現し、パキスタンの農業の
生産性と質を高めることに有益であると、加えた。
大使は、この非常に大きな第一歩を率先し協力してくださる
町長に感謝の意を表するとともに、両国の中小企業発展の成長
モデル基盤となると信じている、との考えを共有した。
日本のビジネス全体の約90%が、労働人口の大多数を雇用し、
経済アウトプットの比重の多くは、中小企業である。
大使は、このような取組みは、パキスタンの稲作の生産性向上
にとどまらず、人材育成及び教育交流の発展とともに農業ベース
の産業にとって非常に有益なものになる、更に、教育が持続的
経済発展を実現する社会へと動かすには必要不可欠なツールだ
と話す。」
ハラルビジネスに触れると、様々な可能性があることが
ここでもわかります。今後注目すべき国に、パキスタン登場です。
そういえば3年程前に、東京の日本イスラーム文化センター
のアキール・シディキ会長に来ていただいたとき、吉備中央町
を景色や空気に触れて「パキスタンみたいだな」と言っていた事
を思い出しました。アキール会長はパキスタン出身・・・
何かご縁を感じました。
来週から11月です。
引き続き宜しくお願いします。
※12月7日(水)は「第5回ハラルフォーラム2016」を
東京で開催します。手帳を見て、まずは予定を空けておいて
下さい! 詳細は後日お知らせします。
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■02 お知らせ 『 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ 』
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★ビジネスフロンティア出展
10月31日(月)− 11月2日(水)東京ビッグサイト
bff.tokyo/
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★ハラール「試食体験会&セミナー」
宮城県「外国人&ムスリム旅行者への食のおもてなし対応普及」事業
にて、ハラールの試食体験ができる体験型セミナーを開催します。
毎回対象業種を設定していますが、他業種からのご参加も可能です。
宮城県の企業の皆様、ぜひご参加ください。
⇒ www.halal.or.jp/halalnews/event_report/2973/
日程・会場
第1回(宿泊施設向け) 11月17日(木)ホテルメトロポリタン仙台
第2回(食品製造業向け)11月21日(月)仙台市市民会館
第3回(飲食店向け) 11月25日(金)仙台市青葉区中央市民センター
時間 いずれも13:00-16:00
内容 ハラール料理の試食、先進事業者から事例紹介、基本知識講義
【同時期開催】仙台ハラール視察ツアー
12月2日(金)10:00-13:00 視察先:東北大学学生食堂、モスク等
定 員 各回30名
参加費 無料
・お問合せ・お申込み
一般社団法人ハラル・ジャパン協会(担当・中川)
HP : www.halal.or.jp/
専用電話 070-2633-6717
e-mail : miyagi@halal.or.jp
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★ハラルアカデミー
<初級・中級者向け>「ハラルビジネス講座」
<入門・初級者向け>「ハラルマーケット視察ツアー」
11月10日(木)・11日(金)
www.halal.or.jp/service/academy/
あの人気のハラルビジネス講座がリニューアルされました。
「実地見学編」と「実践理論編」の2つのコースを、毎月連続した
2日間で開催します。これらのコースを併せて受講されますと、
実地見学と座学の両方から多角的に学ぶことができお勧めです!
■<初・中級者向け/実践理論編>————-
11月11日(金)「第41期ハラルビジネス講座」
12月15日(木)「第42期ハラルビジネス講座」
ハラルビジネスへの取り組み方を決定し推進するにあたって
「ハラルビジネスの本質」を理解するための座学講座です。
【スケジュール】
【第1講義:ハラルビジネスの基礎とイスラム教の基本】
10:00 – 11:30(90分)
[講師] ハラル・ジャパン協会 代表理事 佐久間朋宏
・ムスリムとは? ・なぜハラルビジネスに参入するのか
・ハラルとは? ・ハラル認証とは何か?
・ハラルのマーケットの市場は?
・ハラルビジネスへの参入方法
※ハラル認証団体徹底研究も致します
【昼 食】11:30 – 12:30
皆さんと講師で「ハラル弁当」を食べながら、自己紹介、
質疑応答など
【第2講義:ハラルマーケティングの基本】
12:30 – 14:00(90分)
[講師] 代表理事 佐久間朋宏
・インバウンド ・観光客・在日イスラム教徒
・輸出 ・進出・国別対策・業種別対策・人材
「HAVO」のススメ・ニュースから読み解く
【第3講義:国内・海外の事例徹底研究】14:30 – 16:00(90分)
[講師] 調査担当コンサルタント 中川圭吾
・食品、非食品、ホテル・レストラン・商業施設、その他
【休 憩】16:00 – 16:30
【第4講義:総括】16:30 – 18:00(90分)
[講師] ハラル・ジャパン協会 代表理事 佐久間朋宏
+多彩なゲストプレゼンター(予定)
・ワークショップ形式も取り入れ、一日の講義の振りかえり
※講座終了後には参加者有志による懇談会
(ハラルラーメン、焼肉など話題のハラルレストランで開催予定
受講料:27,000円(税込)※会員割引価格の場合
◎お申込み、詳細内容は
⇒ www.halal.or.jp/service/academy/regist.html
■<入門・初級者向け/実地見学編>———–
11月10日(木)「第41期ハラルマーケット視察ツアー」
12月16日(金)「第42期ハラルマーケット視察ツアー」
このツアーでは、日本最大のモスクとムスリム向け商品を置いて
いる小売店を見学します。ハラルビジネスの第一歩を、この視察
ツアーで始めませんか。
【スケジュール・視察コース】
【東京ジャーミィ&トルコ文化センター】10:00 – 11:30(90分)
・マスジド(モスク)としては日本最大の「東京ジャーミィ」など
を見学し、イスラムの考え方、文化を学びます。
【移動】11:30 – 12:00(30分目安)
・参加者同士で交流しながら電車と徒歩で移動。
皆さんからのご質問に答える時間にもなります。
【ミニレクチャー、懇談会】12:00-12:30(30分)
・調査担当の中川が、日本や海外のムスリム向け商品や
サービスの現状をお話しながら、皆様のご質問にお答えします。
【ハラル商品の販売店】12:30 – 13:00(30分)
・国産品と輸入品のハラル商品が並ぶ外国人向けスーパーを視察。
中川が解説いたします。視察後、解散。
※なお、見学先の順番が変わることもございます
参加費:3,000円(税込)
◎お申込み、詳細内容は
⇒ www.halal.or.jp/service/academy/regist.htm
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★第47回ハラルビジネス実践会
11月29日(火)19時〜21時
定員:30名
受講料:3,000円(一般会員無料)
※領収書あり
・「アセアンに輸出・進出のコツ教えます!
ーアジアの日本食マーケット最新事情−」
[講師]:一般財団法人アジアフードビジネス協会
理事長 田中秋人 氏
asiafood.jp/
[講師略歴]
イオン株式会社の前身であるジャスコ株式会社の創業時に入社。
店舗営業、人事課長、秘書課長等を経て海外事業に転進。
イオン香港の創業、経営難に陥っていたイオンマレーシアの再建、
現イオン中国本社の設立等、中国・アセアンの第一線に20年駐在、
通算30年に亘り、イオンの海外事業をリードしてきた。
海外事業においては何よりも「現地での経営人材育成」に重きを
置き、その国に適した人事制度、教育システムを構築した。また、
その質の高いマネージメント力により、多くの優秀な経営者を生
み出した実績を持つ。
現在はアジア各国での事業経営の経験や人脈を活かし、一般財団
法人アジアフードビジネス協会理事長、株式会社アジア戦略本部
代表取締役として、アジア市場に挑戦する日本の起業家たちの
サポートを行っている。
1947年生まれ和歌山県出身
1970年ジャスコ(株)入社
1989年にマレーシアのジャヤ・ジャスコストアーズ(株)代表取締
役社長、ジャスコストアーズ香港(株)代表取締役社長、ジャスコ
(株)常務取締役・アジア本部長、イオン(株)専務執行役・中国
事業担当などを歴任し、中国・アセアン事業の第1線で30年近い勤務
実績をもつ。
2011年3月郭金龍北京市長より「長城友誼賞」受賞
2013年イオン(株)を退任。
2013年9月(株)アジア戦略本部を設立し、代表取締役に就任。
・最新ハラルビジネス情報(ハラル・ジャパン協会)
・参加者交流会
お申し込みはこちらから
⇒ www.halal.or.jp/service/seminar/regist.html
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■新加入一般会員情報(業種・エリア)
・健康食品メーカー (東京)
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