[vol.536] 日本はタイに学ぶハラルマーケット
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「日本はタイに学ぶハラルマーケット」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「日本はタイに学ぶハラルマーケット」
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お忙しい中、少しだけお邪魔します。
JHBAハラル・ジャパン協会の佐久間です。
今年2度目のタイ、バングラデシュから寒い日本に戻って
きました。今年に入り自宅で寝たのが1回だけです、、、
さて、最近時々行って感じたタイ(バンコク)の話です。
タイは仏教の国ですが、知る人ぞ知るハラル製品生産の
集積地です。
そのため、普通に街中にはハラル製品があふれている
んだろうな?と思い、スーパー、コンビニなどでチェック
しました。が、結論的にはあまり多くのハラル製品は
ありませんでした。あっても「食品肉加工食品」が中心
でした。
何度も言うように、タイは仏教の国ですが人口約6900万人
のうちムスリムが350万人います。ムスリムが人口の5%
程度はいますから、輸出だけではなく、もっと国内に
ハラル商品が流通していてもいいはず!?と勝手に思って
いました。
その点のズレは日本のマーケットにもあると思います。
ムスリムが観光でたくさん来ているからハラル商品が
売れるはずだと考えているギャップと少し似ています。
タイは、ショッピング、リゾート、メディカルツアー
アラブ人街もあり、ムスリム観光客にも人気の国です。
日本もタイも同じムスリムが少ない国ですが、5%と0.01%
で製造環境が違う事が一番の違いです。
タイのムスリムインバウンドは、そこまでハラル認証商品
に頼らなくても国内の5%のパワーで対応できています。
しかも5%ムスリムは輸出に適した製品を作りだす大事な
労働力でもあるのです。
タイのハラルビジネスは消費地ではなく、製造地である
ことが地元スーパー、コンビニなどから見えてきます。
ムスリム市場で大事なことは「中庸マーケット」のような
気がします。
ムスリムが50%、90%もいる国での対応と、5%、15%、
1%の国でも対応は違うということです。
極端にイスラム教徒(ムスリム)市場が大きくなく、
食品製造に力を入れているタイの国策は、ハラル対応で、
日本との連携が必要なところがあると思います。
タイで製造する日本の食品企業の動向をベンチマーク
して下さい、日本が学ぶべきハラルビジネスの姿があると
思います。注目です。
もう一つは物価、価格差です。首都バンコクは人口
約850万人のビックシティです。1人当たりGDP7000米ドル
ですが、都市部は先進国とそんなに変わりません。
ただし物価も安く、高級路線から低価格路線まで選べる
のがタイです。食べ物は普通に安すぎますね?
日本の一般普及品では価格帯がとても厳しいです。
タイで製造して販売することも重要になると考えます。
少しタイを研究してみませんか?
引き続き宜しくお願いします。
今日もグッドジョブ!
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【展示商談会(食品等)静岡県】
ふじのくに食品開発展開催!!
主催者:静岡県、静岡県のJA、(公社)静岡県産業振興財団
平成31年2月8日(金曜日)
午前9時40分から午後4時まで(開場:9時30分)
静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ
大ホール「海」(静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号)
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-110/kaihatu/kaisaiannnai.html
「ふじのくに総合食品開発展」は、静岡県で毎年開催
される県内最大規模の展示商談会です。
静岡県の多彩な農林水産物の生産者や加工業者、食品
機械製造業者などの販路開拓を、展示、セミナー、
個別商談会などで強力にバックアップします。
今回は、ハラールの関連商品を取り扱う事業者を中心
とした「ハラール特設コーナー」を用意し、バイヤー
の皆様をお待ちしています。
参加事業者出展社数:159社・団体(166小間)・セミナー
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-110/kaihatu/documents/2019guidebook.pdf
入場資格:ビジネス関係者
入場方法:事前申込不要(お名刺をご持参ください)
問い合わせ先(事務局)
静岡県経済産業部振興局マーケティング課
担当:6次産業推進班 大橋 土屋
TEL054-221-2703 FAX054-221-2698
E-mail:marke@pref.shizuoka.lg.jp
ハラールと貿易セミナーも同時開催します、ハラール
食品購入バイヤーもマッチング商談会も含めトータル
に国内外に販路開拓支援します。
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★2.【展示商談会(ハラール食品等)東京都】
『プレミアム・フードショー2019』出展募集中!
(最終締切:1/31(木))
公式サイト:http://premiumfoodshow.jp/
<出展対象>
●「ハラール」「ベジタリアン」「オーガニック」
「グルテンフリー」の食品・食材
●上記に関連するサービス、物流など
<開催概要>
●名称: プレミアム・フードショー2019
●開催日程: 2019 年 4 月 17 日(水)~19 日(金)
●会場: 東京ビッグサイト 西ホール
(ファベックス 2019 他、7展同時開催)
●構成展:
「第6回ハラールマーケットフェア」
「第2回オーガニックフードEXPO」
「ベジタリアンフードゾーン」
「グルテンフリーコーナー」
●出展規模: 80 社 100 小間(予定)
●来場規模: 80,000 名(同時開催 7 展合計目標)
●出展料: 250,000円(税別)/小間
※パッケージブースの料金です
●最終申込締切: 2018年1月31日(木)
<実施企画(予定)>
★プレミアムランチボックス
(特別協力:オーガニックレストラン&デリ 「みどりえ」)
多様化する食のニーズに対応したメニュー提案企画!
ハラール、ベジタリアン、オーガニック、グルテンフリーなど
に対応したメニューをプランニングし、お弁当として会場で
販売いたします
★ハラールフードアワード2019
2018年に注目を集めたハラール関連の食品・食材、サービス
を表彰します!
★プレミアム・フードショー特別セミナー
ハラール、ベジタリアン、オーガニック、グルテンフリーの
4テーマに絞ったセミナーを連日開催!
<本フェアの特徴>
◎個別商談会+展示会の2本立て!海外・国内バイヤーとの
マッチングを実施
◎東南アジア、中東から海外バイヤー約10社が個別商談会
に参加
◎ホテル、外食、ケータリング、商社等の国内バイヤー約20社
が個別商談会に参加
◎日本最大級の業務用展示会「FABEX」他5展との同時開催!
80,000名以上が来場(見込)
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を直前に控え、
インバウンド市場への参入、
海外輸出市場の拡大、国内の新規ニーズの掘り起しとして本展
をぜひご活用ください。
■お問い合わせ■
株式会社ファースト Global Business Promotion Div.
担当:栗原、斉藤
〒104-0061 東京都中央区銀座7-17-14 松岡銀七ビル5F
Tel. 03-3545-9811 Fax. 03-3545-9404
e-mail: info@jhfp.jp
global.the-first.co.jp/
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★3.【展示会・販売会(輸出・進出・人材)バングラデシュ】
DITF2019
ダッカインターナショナルトレードフェア開催情報
⇒JETROホームページ
www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/DITF_62045
リキシャは最高です。最低金額は10、20TK(約26円)程度
で1、2キロダッカ市内を移動できます。リキシャ、CNG等
での移動はお勧めです!タクシーはあまり街中にはいません。
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★社員研修・セミナー、マニュアルつくり、ハラル認
証取得サポート、商品・メニュー開発コンサルティ
ング、テストマーケティング、市場調査、外国人
人材採用、販路開拓、輸出・進出・インバウンド
コンサルティング、広報・PR、海外ディストリ
ビューター開発等
※昨年度セミナー実績
⇒ http://www.halal.or.jp/results/seminar.html
※社員研修・セミナー、ムスリム試食会等開催中
⇒ mail@halal.or.jp