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[ハラル・ジャパン協会だより] ≪2013.12.20 vol.59 ≫
halal.or.jp/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般会員募集中！！
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☆★　目次　★☆
01: コラム 『「成田空港」いよいよハラル対応本格参入か！？　』
02:　お知らせ
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■01『　「成田空港」いよいよハラル対応本格参入か！？　』
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皆様こんにちは！ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
まずはこれをご覧ください。
www.naa.jp/jp/press/pdf/20131128-muslim.pdf
現地の写真です。
⇒　http://halal.or.jp/dl/131201.pdf
訪日ムスリム対応では8月に関西国際空港が礼拝所が設置して、隣接ホテルも
ムスリム対応を行うなど、一歩先んじている印象でしたが、いよいよ
成田国際空港も本気ですね？
お祈りスペースを本格的に１２月１日に設置し、食べ物や施設の従業員
研修も始めました。
一方、
【13年の訪日外国人客、1000万人突破が確実　～政府観光局発表～】
www.nikkei.com/article/DGXNASFS1803M_Y3A211C1EE8000/
やっと人口１億２０００万人の日本で初めて訪日外国人１０００万人を達成
しました。
この達成にも、やっぱりハラルビジネス関係していますね！
訪日アセアン１００万人プランも予定を軽くオーバーです。
昨日１２月１９日に成田国際空港株式会社と国際機関日本アセアンセンター
観光交流部のダナンジャヤ・アクシオ部長のご配慮で空港スタッフ向けムス
リム対応対応研修に参加させて頂きました。
成田空港に勤務する全スタップ１５０名が対象の研修です。
主に今回は東南アジアのムスリムについて理解し、成田空港でどのような
対応が可能か？をまず学習する研修でした。
皆さんが真剣にメモを取られていましたが、ハラールについて
少し「あれ？！」と思った事を批判ではなく私見として述べたいと思います。
例えば「ハラル認証」についての話では
「他国の認証は公的で、日本には公的認証がない」とお話がありました。
予備知識のない人にとっては、日本の認証マークが皆「偽物、インチキ」と
思われてしまうかもしれないと思いました。
すこしフォローさせていただくと。
・公的機関の認証はマレーシアとブルネイだけ
・各国のハラール認証組織は民間認証の継続の歴史で、だんだん国家色が
　強まっている認証機関もある。
・民間が多いので１国に複数のマークが存在する国は多数存在する。
・日本の団体が提唱するムスリムフレンドリーやローカルハラルというのは、
　マレーシアやブルネイがなどのイスラム国とまったく同じではないが、
　ムスリムが日本で安心して過ごせる基準を模索する動きである。
　ハラールマーク基準はイスラム国同士でもまったく同じではなく、
　世界統一基準があるわけではない。
など、できればもう少し詳しいとよかったと思います。
時間には制約があったので難しいですね。（当協会でも10時間の講座で
初めて完全な理解ですので。）
そして「物流までハラールじゃないと、ハラールとは言えない」とのお話、
これまたハラル認証と同じで、日本のハラールマーク商品が、全部「イン
チキ」になってしまうイメージを与えるので気になりました。
すこしフォローさせていただくと。
・イスラム教が第一宗教の国では物流までハラールを求めて認証している
　事例はあります。
・日本の団体が提唱しているハラール環境では１００％ハラール製品だけ
　の物流は現実的ではないため前提とせず、混ざり合わないように
　パッケージされた商品が清潔な環境で輸送されるならいいのでは？
　ということなど、を対比して説明する必要があります。
　いま日本でできる最良の策を模索しています。
これも時間があれば詳しく話せたのだと思います。
ハラールの勉強会ではないので全部話す事は難しい。しかし大事な話でもある。
悩ましい・・・
つまりハラール対応を簡単に言うと「どの基準に合わせるか？」という
意味では、厳格なハラール対応を勉強したうえで、今の日本の実例など
も学んだうえで、厳格な方でも穏健な方でも対応できる工夫をして
提供するとうことです。
イスラム教を十分に理解して、ハラールの原理原則を理解して、そして
自分たちのサービスが原理から外れていないことを確認しながら、
日本らしいフレキシブルな対応が求められていると思います。
まずはインバウンドもアウトバウンドも原理をきちんと学び、色々な
「違い」がある事を「知る」事が重要だと思います。
ここがポイントだと思います。
成田空港が変われば日本の玄関が変わる。
日本の玄関が変われば来る国の人々が変わる。
来る国の人々が変われば、日本の良さがわかる。
日本の良さがわかってもらえれば、輸出・進出・インバウンドがうまく行く。
輸出・進出・インバウンドがうまく行けば、日本活性化・地域活性化で
日本の国力があがる・・・まさにサクセスストーリーですね？（笑）
きっと成田空港は本気です！
羽田空港も関西国際空港ももちろん本気です。切磋琢磨で競争してムスリム
インバウンドで「おもてなし」したいものです。
２０１４年の幕開けはまず日本各地の空港など交通インフラ拠点に注目です。
ここをベンチマークして見て下さい。
ベンチマークと言えば本日１２月２０日イオンモール幕張新都心がオープンです。
まだわかりませんが食品売り場、テナントでハラル対応していないか？
注目です。
千葉県はなかなか熱いです。森田健作千葉県知事は１月にマレーシアに
トップセールスに行くそうです。成果期待したいものです。
楽しみなエリアです。
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一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事　佐久間 朋宏
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※ 当協会はハラル（ハラール）認証団体ではなく、ハラルの知識普及と、
教育、調査活動、ハラル（ハラール）商品サービスのＰＲを主体とした
団体です。また特定の宗教団体にも属しておりません。ハラル（ハラール）
認証を希望する場合には、ハラル認証の目的、必要性、地域、予算などを
伺い適切な認証団体をご案内いたします。あえて取得が不要と判断する
場合には取得をおすすめいたしません。
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■03　お知らせ
　　　２０１４年新春ハラールイベント
　 ・２０１４年１月度ハラルビジネス講座（第７期生）申し込み開始！
　　 １月２３・２４日（木・金）開催　定員２０名
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★　ハラルビジネス講座１月生（第７期）募集　★
前回のハラール講座「ハラ―ルの知識とマーケティング」には
食品、観光だけではなく水産関係、飲食店、コンサルタントの方も参加し
満員の２５人以上が参加していただきました
食品だけでなく化粧品・健康食品の題材も本当に増えて来ました！
そして流通関係者・広告会社も増えて来ました
いよいよ全体に学びの輪がひろがってきています
ハラールの基礎が学べ、ハラールマーケティングもマスターでき、
経営判断の参考になると大好評の講座で、経営者の方、現場責任者の方
などさまざまな方が受講され、大企業・中小企業も秋田や沖縄からも
参加されています。
参加者の声：　http://halal.or.jp/event/lesson/photo.php
イスラム圏の対象国はもちろん、輸出・進出（ＯＥＭ生産）などアウト
バウンド、観光客の対応などインバウンドまで幅広く活きた学習が可能
です。
まずはハラールの正しい知識を学び、ビジネスに活かす！
この機会にぜひご参加下さい。
ハラルビジネス講座の詳細はコチラ
http://halal.or.jp/event/lesson/
１月２３日(木)　11時～18時　2時間×３講座
１月２４日(金) 10時～14時　モスク見学ハラールショップ実地体験、
　　　　　　　　　　　　　　ハラール昼食、修了式、交流会
　※2日間合計10時間の講座となります。
お申込みは下記までお願いします。
http://halal.or.jp/event/lesson/
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【事務局】一般社団法人ハラル・ジャパン協会 URL: halal.or.jp/
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