[vol.680] ヒトは地住地消、モノは地産外商
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 ヒトは地住地消、モノは地産外商 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 ヒトは地住地消、モノは地産外商 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中、休憩中に少しだけお付き合い下さい。
少し蒸し暑い季節で、2か月ぶりの床屋で散髪、外食と
解禁モードですが、我々の地元の池袋・大塚・目白界隈
と近場ばかりです。
たまにはいいな?と思いながら少し気を緩めましたが、
まだまだ全開とまで行きません。(汗)
大阪でも今年7月からは展示会が大阪のガイドラインに
沿って開催されるようですが「大阪MICEガイドライン」
を大阪観光局が発表いたしました。
大阪観光局、MICE再開に向けたガイドラインを発表
www.eventbiz.net/?p=67
この内容も参考にしたいですね、
再開も西高東低で、西の大阪から動きは活発に動きつつ
あるようですが、東京はまだまだです。
私は人と会うのが好きなので展示会・商談会に以前の
様に戻って欲しいですが、オンラインとの組み合わせが、
これからは大事になります。
シンクタンクも含め「ポストコロナ」の観光振興は日本
国内、そして平日の国内宿泊旅行の拡大を提言しています。
自家用車移動も多いかもしれませんが、公共交通機関を
利用した「平日国内宿泊旅行」ができるといいですが。
テレワークも一部実現できましたから、きっと可能です。
高速道路の料金優遇策だけではなく鉄道・航空・船舶等
の補助や訪日外国人限定で販売している優遇を日本人も
適用するプランまであるようです。
実現可能のコトは実行して欲しい。
ポスト・コロナを見据えた観光戦略の見直しを実行中
ですが、やはり外国人観光客重視から日本人観光客重視や、
多様な観光客層の開拓と顧客市場の分散化、そして
受け入れ側の準備態勢の整備が必要とまた別のシンク
タンクも提言しています。
これはハラル・ジャパン協会が提言するハラルビジネス
国内編に通じているので、多様な観光客層の開拓と
顧客市場の分散化含め、環境整備にも予算を確保したい
ところでです。
さて本日のテーマ「ヒトは地住地消、モノは地産外商」です。
地産地消は聞いたことがあると思います。地産地消は
地域で作ったモノを地域で消費することです。
でも日本は人口が減り少子超高齢社会ですから、
これからは地産地消は期待できません。
そこで地住地消は都会の人も密にならずに地方に住み、
旅行も買い物も含め地元で消費します。外国人労働者や
留学生も対象になりますので、空き家が多い地方に
分散ステイで地域活性化ですね。(笑)
モノはエリア内や日本だけでは消費では限界があります
から、地産外商、エリアで作ったモノは海外に輸出です!
エリアにある「地域商社」の出番でもあります。
輸出は完成品ばかりでなく原料も有効です、相手国で
製造する原料輸出のJAPAN-OEMモデルも可能です。
タイバンコクのパートナーのTATARA INTERTRADE JAPAN
CO.,LTD.の多田羅勝太社長によると、5月に亀田製菓
は「シンハービール」で知られるシンハーコーポレー
ションとバンコク近郊に合弁会社を設立すると発表。
タイ国内ではなくタイからの輸出向けに米菓を生産し、
海外各国に供給する。日本の市場が飽和傾向にある中、
今後も持続的な成長を見込める海外での販売拡大を
図るらしい。
そして6月にもサムットプラカーン県に折半出資の
シンハー・カメダ・タイランドを設立する。同県では
1990年設立の連結子会社タイ・カメダが米菓を
生産しているが、建物・生産設備が老朽化している
ことから、年内にも新たな合弁会社に機能を移管する。
またシンハーは「マシタ」ブランドで海苔菓子など
のスナック菓子を手掛ける他、三幸製菓(本社:新潟市北区)
とも合弁会社を設立し、おかきを生産・販売している。
多田羅さんから聞いたタイのこの動きは、日本の食品
メーカーに参考になると考えられ、大事な原料や製法は
日本から技術提供するが、基本は現地調達です。
今回は米菓子だから比較的簡単なようです。
新しい時代に新しいやり方で、
「地産地消」ではなく、ヒトカネモノを別けてヒトは
「地住地消」、モノは「地産外商」できるモデルも
作りませんか?
ハラルビジネスはイスラム教徒向け専用ビジネスではありません。
ハラルビジネスで地域経済を元気に!
もちろん人生ハッピーに。
6月26日開催!!
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(一日集中コース)
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ
国際商業旅客便受け入れ停止期間、6月15日まで再延長
www.jetro.go.jp/biznew
国営ビーマン・バングラデシュ航空、日本マーケット開拓に着手
www.jetro.go.jp/biznew
ロックダウン中のバングラデシュですが、少しつつ
ポストコロナの動きもあるようです。
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★2. 【リリース】(国内・インバウンド)東京
八芳園 感染症対策の取り組みを33のピクトグラム
我々もコンサルティング先のひとつ八芳園の33の
感染症ピクトグラムは参考になります。ハラルも
含めピクトグラムの重要性はわかりません。
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★3.【商談会】(輸出・進出)
JTB「Japanese Foods “Premium” Trade Fair」
オンライン商談会開催の御案内
JTBグループでは、世界的に日本食・日本産品が注目
されている現況を踏まえ”食農観光”事業に積極的に
取り組み、地域の特産品を海外にPRするための商談会
開催など、多くの事業に携わっています。
その一環として、海外食品バイヤーとの個別商談会
「Japanese Foods “Premium” Trade Fair」の参加者を
募集しております。
※現在、コロナウイルス感染症の影響に伴い、
オンラインでの商談会も可能になっております。
詳細については、以下のURLを御参照ください。
www.trade-support.info/
○お問合せ先
株式会社JTB 霞が関事業部
Japanese Foods Trade Fair 事務局
担当:辨野(ベンノ)、何(ホー)、嵯峨、西川
〒100-6051 東京都千代田区霞が関3-2-5
霞が関ビルディング23階
TEL:03-6737-9401
(土・日・祝日を除く平日9時30分~17時30分)
メール:trade_support@jtb.com
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★4.【ニュース】(輸出・進出)インドネシア
インドネシア 外食で早くも営業再開の動き
首都の制限緩和、一部小売は慎重
⇒NAA
www.nna.jp/news/show/2
インドネシアはまだまだ回復とはいきません。マレー
シアは回復期に来ているようです。今年2020年は海外
市場での予定は立てにくいので非常に難しいです。
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★5. 【募集】(輸出・進出)シンガポール、インドネシア、マレーシア
マグネシウム空気電池の正規代理店
・各国の販売代理店をご紹介いただきたく存じます。
・政府機関、自治体、教育機関に精通している企業様が
おりましたらご紹介いただきたく存じます。
*もちろん、仕入れていただければ個人でも法人でも
販売先は問いません。
《商品詳細》
非常用マグネシウム空気電池
(水、海水、泥水、川の水、お茶、飲料水などH2Oの成分が
あれば48時間USBから電力を供給し続け、
一度に5ポートが使用でき、5年間保証、消費期限は7年間
で一切のメンテナンスが不要です。
お問合せ・お申し込みはハラル・ジャパン協会
海外サポート係まで info@jhba.jp
※その他、中国向けハラール健康食品の商談も求む
オンライン商談も可(事前サンプル、規格書送付)
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★社員研修・セミナー、マニュアルつくり、ハラル
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※社員研修・セミナー、ムスリム試食会等開催中
⇒ jhba.jp/contact/
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局