[vol.860] ガルフード&ドバイ万博から中東対策は!?
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 ガルフード&ドバイ万博から中東対策は!? 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 ガルフード&ドバイ万博から中東対策は!? 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中、少しだけお付き合い下さい。
★★代表理事 佐久間朋宏オンライン名刺交換★★
ap.sansan.com/v/virtua
2月も半分折り返しを迎えました、
わたしは立春を過ぎると=花粉症の季節ですが、
今年はコロナ禍+寒い2月で花粉は遅れるといいですが、
日本国内もオミクロン株による第6波もピークは迎えた!?
かもしれませんが、まだまだ通常には時間かかりそうです。
メルマガも860回を迎え、ゴロ的にはHALLOです。(汗)
だいたい1年間に100通配信していますので、
1000号は再来年の2024年あたりかと・・・・
さて本日のテーマ、
「 ガルフード&ドバイ万博から中東対策は!? 」です。
今年は非常に珍しく、
ドバイ万博期間中に食品見本市ガルフード2022が
開催されています。
そして後半にはカタールでFIFAサッカーワールドカップ
もあり大型MICEの当たり年で、地元だけでなく世界中の人が
注目するエリアがここ中東です。
2022年は注目の中東エリアですが、
日本製品は輸出したり、進出できるのでしょうか?
車はトヨタ・ホンダ・日産など・・・
カメラもキャノン・ニコン・・・
ゲームもソニーのプレイステーション・・・日本製は人気です。
非食品はすごく人気ですね。
実態は中国・韓国も追いかけ、日本
メイドインジャパンの過去の栄光部分で仕事をしている
かもしれません。
食品・健康食品・化粧品・生活用品などの
日本製品が輸出・進出できる可能性で考えてみたいと思います。
もちろんハラルビジネス的にです。
海外は一般的にお金を先に要求されることもありますが、
中東はマネーファーストはより色濃く強いかもしれません。
国でいえば、代理店・販売契約代金、独占契約・・・
店舗でいえば、売り場の棚代みたいなものでしょうか?
中東はどちらかというと
「日本のものを売らしてあげている」という感覚が強いかもしれま
俺の場所で、の意識です。
また中東は立地はアジアで、宗教はイスラム教ですが、
商売、経済ルールは欧米的で特にヨーロッパです。
したがって、欧州のパートナー、代理店探しがベストかもしれませ
日本人はアラブの王族や財閥などの言葉に弱く、このルートで
みごとに仕事がうまくいかないか、お金とられるか、
モノをとられるか・・・される事業者もまた
少なからずいます(涙)
スポーツのサッカーでも「中東の笛」があるように、
ビジネスでも「中東ルール」がやはりいくつか存在しますので、
この辺りも少しマスターする必要があります。
ドバイ万博やカタールサッカーワールドカップが開催されますが、
日本製品は何といってもアウェイですから、
浮足立たず、1つ1つ商談できたらと思います。
大事なことは、「日本の食事は毎日しない」ということ、
日本食(和食)もお金持ちでも晴れの日料理です。
そして「メイドインジャパン」のパワーが
思ったより効かないと思います。
そしてターゲットを明確にして
「食べる人はローカルのアラブ人か?
遊びに来ているヨーロッパ人か?
はたまた働きに来ているインド人か?パキスタン人か?
そして料理する人はだれか?」の選定がポイントになります。
そしてホテレス(ホテル&レストラン)など
外食など業務用に特化するのか?
中国・韓国のように即食一般労働者市場にBtoCでショップなど
入り込んでいくのか?も重要です。
中東もやっとEC販売マーケットが、デリバリーも含めついて
くるようになり、コロナ化でEC市場も少し考える必要があります
ある輸出商社の幹部は
「中東の日本食BtoBマーケットは飽和、価格競争が起きていて
うまみがなくなりつつある」とアドバイスくれませ。
またある輸出商社の幹部は
「UAE含め中東の景気はいい、日本食のニーズは今後まだまだ増
市場は拡大する、そしてBtoBだけでくBtoCも広がり、高級
でも販売されるようになる」という人も・・・。
最後はやっぱり自分の目で確かめてください。(汗)
わたしもモノによりますとしか言えません。
そして中東から広がる、アラブ、インド、アフリカへの
波及的な可能性もあります。
ちょうどいまUAEドバイで
世界で2番目に規模が大きいといわれるGULFOOD2022が
情報収集されてみてはいかがでしょうか?
情報収集はとても大事です。
引き続きよろしくお願いいたします。
【2月後半のキャッチフレーズ】
提案力と実績数で
ハラルビジネスに解を導き出します。
2022年2月10日に日本とバングラデシュは国交樹立50周年
迎えたことも含め、バングラデシュニュースを多く取り上げ
ました。
ポイントはバングラデシュをいち早く認めた日本、
当時の日本国首相は田中角栄、バングラデシュ人は日本を
どの国より大切に思っているので日本はチャンス。
そして地政学的も含め中国・韓国の経済影響は今まで受けて
いない珍しい国だったが、また日本は遅れ始めました。
バングラデシュは本来は日本との強化が大事な国のひとつ
ですが・・・バングラデシュはもちろんイスラム教の国です
からハラルビジネスが重要になります。
引き続きよろしくお願いいたします。
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【セミナー】(輸出・国内)岐阜県高山市
多様な食文化を持つ世界に、名産品の魅力を届けるために。
高山市が官民連携で目指す「フードバリアフリー」とは
⇒訪日ラボ
honichi.com/news/2022/
2/18 飛騨高山コーシャ・ハラールセミナー
jhba.jp/new/8610/
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★2.【ニュース】(輸出・進出)インド
インド、世界最大のキュウリ輸出国に
⇒NNA
www.nna.jp/news/show/2
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★3.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ
レストラン産業にスタートアップの支え
フードテック「オンノ」CEOに聞く
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biz/ar
バングラデシュ人は食には保守的ではあるが、日本食で
個人事業主が稼げるモデルを作ることが重要である。
雇用を作る日本食の進出が大切である。
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★4.【ニュース】(輸出・進出・人材)バングラデシュ
SUNがバングラデシュに初の海外支社を開設
⇒wmr.tokyo
wmr.tokyo/life/2022/01
IT人材はバングラデシュにはたくさんいる、なぜならインドの
下請けをバングラデシュは実はたくさんしているから優秀で、
これからの日本の人材の一翼を担うと考える。
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★5.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ
バングラデシュ グループ企業プロファイル
(2015年3月発行、2022年1月更新)
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/world/
2013年からハラル・ジャパン協会はバングラデシュに着目して
います、やっと展開の目安の1人当たりのGDPが2000米ドル
これからがスタートでありチャンスですが対策も必要です。
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局