[vol.887] 御社の商品ホントに差別化できてますか?
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 御社の商品ホントに差別化できてますか? 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 御社の商品ホントに差別化できてますか? 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
少しだけお付き合いください。
★シーフードショー大阪2022 レポート3★
協会ブースはハラル魚レシピと
ハラル商品のサンプル配布が好評
jhba.jp/information/92
本日は日本では八十八夜です。
立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、
今年はは5月2日(月)です。
この頃は春と夏の変わり目で、
気候が暖かく穏やかに。
稲の種まき準備や茶摘みのシーズンになります。
田植えや茶摘みのイメージですね。
イスラム教の国では、
ラマダンが終わり、お祭りや、休暇が始まります。
日本でも多くのイスラム諸国の大使館や関連施設では
久ぶりに仲間や親族で井戸端会議・・・にぎわうと思います。
ムスリムの留学生に聞く、
ラマダン期間中の過ごし方 断食をする意味とは
⇒ほ・とせなNEWS
www.hotosena.com/artic
参考になると思います。
ラマダン終了を祝う「イード・アル=フィトル」
とう祭りが盛大に行われます。
断食明けの休暇レバランになると、
着飾って家族総出でお祭りの礼拝に行ったり、
親戚や友人を集めてご馳走をふるまったり、
各家庭にあいさつにまわったりするそうです。
まるで、お正月のようです!
前回のメルマガで書きましたので886号を見てください!
さて本日のテーマは、
海外バイヤー商談あるあるの話も含め
「 御社の商品ホントに差別化できてますか? 」
です。
バイヤー商談を横から見ていると、
メーカー側の思いをメインに、通常日本でバイヤー商談
時に話している内容をそのまま海外向けにも話すこと
がとても多いです。
それが差別化になり、日本製の過剰ハイスペックがいいと
違いを強調しているようにも見えます。
これが本当にバイヤー目線で刺さっているのでしょうか?
目線が違うような気がします。
昨年約400社以上の商談アシストをハラル・ジャパン協会
で実施し、いつも横にいました。
海外(輸出)バイヤーは目線が違うので眠そうです。(汗)
大事なスペックは最低限話してほしいですが、
特に、思いのこもった過剰ハイスペックの話は
海外のバイヤーや海外の消費者には届かないようです。
届くと考えているのであれば、どのように届けますか?
をお話して欲しいです。
商談のポイントが抜けているようですので、
少し再度チェックしてみませんか?
では海外(輸出)バイヤー等がが最低限知りたい情報は、
たとえば食べられるもの(商品)であれば、
・海外への輸出実績
・日本での販売価格
・賞味期限、3温度帯の区分
・国際認証の有無
・POP・動画など販促ツール
・パッケージ・容量 ※バイヤーが試食すること
だとシンプルに考えます。
規格書などがあれば、オンライン商談でも成立すると思いますが、
「試食サンプル」等を送っていない?とホント盛り上がりません。
また「日本式過剰ハイスぺック」の話=自社商品の自慢話で、
上記商談のポイントを話さないと商談もなかなか成立しません。
たとえば内容は10分でも通訳を入れたら20分はかかりますから
要点をまとめたプレゼン資料シートつくりはとても大事です。
写真、大きな文字の英語だけならシート作成できます、
日本人バイヤーにも使えます。
カンタンラクラク商談シート(日英バージョン)作っていくと
いつでも役立ちます。
簡単にいうと「紙芝居」です。
僕の提案書・企画書も紙芝居が基本です!(笑)
また都道府県自慢も海外では北海道など一部ブランドを除き
残念ながらあまり意味がないかもしれません。
※地方自治体のフェア案件は別です。
では差別化で知りたい情報は、一体何か?
食べられるもの(商品)とします。
・御社と付き合ったら何が得なの?
バイヤー目線、消費者目線の2方向で話をする
・同じカテゴリー商品の違い(良さ)を明確に
※スペックですが、端的に説明
・想定販売流通での展開方法(POP、動画ツール含め)
※想定ホテル、スーパーなどをイメージして
・やっぱりHACCP、FSSC22000、ISO、GAP、
ハラル認証、コーシャ認証など国際認証をアピール
・食べ方が日本式、現地国式も含め提案されているか?
料理をしない国向けの簡単な即食レシピの提案含め、、、
やっぱり海外バイヤーの目線は少し違うと思います。
輸出でウリを作りたかったら、
ハラル=ハラル・ジャパン協会を思い出して下さい!。
当会はハラルビジネスでイスラム市場展開の突破口を、
イスラム市場へ指南します。
今月は静岡、岐阜、富山、愛知、青森等にお伺いする
予定です。
今月も引き続きよろしくお願いいたします。
【5月前半のキャッチフレーズ】⇒
GO to FUTURE 日本?食べもの?ハラル
この地球の未来へ 同じ食べ物で生きてゆく。
東南アジアは国境再開ラッシュ
ベトナム、マレーシア、フィリピンでも観光需要回復へ
マレーシアの部分でのみ記事からピックアップすると、
マレーシア、4月1日からインバウンド再開し、
年内200万人の誘致掲げています。
また新型コロナウイルスのワクチン接種完了を
条件に、外国人観光客の隔離なしでの受け入れを再開した。
2025年に外国人観光客を2200万人誘致することを目標、
マレーシア政府観光局はインドを強化国として、
観光キャンペーンを展開している。
観光立国であるマレーシアはイスラム教国のなかでは、
有望観光地マレーシアですから期待大ですね。
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【セミナー】(輸出・進出)PPIHグループ会員限定
5月27日(金)13:00~14:00
【無料】PPIC会員限定セミナー受講者募集中
講演テーマは
「ハラル認証取得で日本の農林水産・加工品の輸出拡大!
~ハラル認証はイスラム教徒専用ではなくグローバル認証」
※【会員限定】PPIC会員になる必要があります。
PPIC入会案内(無料)
www.ppihgroup.com/ppic
PPIC会員様限定セミナー第三弾は「ハラルビジネス」です!
ハラルとは?
イスラム教徒マーケットの参入方法は?
そしてハラル認証取得対象商品はどんなもの?
などをわかりやすく丁寧にセミナーしますので、
初心者からプロまで受講できる内容です。
農林水産事業者及び食品メーカーの方必見です!
PPIHグループ海外店舗95店舗に輸出できるかも
しれないチャンス到来です。
●開催日時:5月27日(金) 13:00~14:00
●申込み締切日:5月25日(水)17:00迄
*締切厳守とさせていただいております。
お申込みはこちら
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★GWウィークの入る前に入会も申し込みをお忘れなく!!★
PPIC入会申込フォーム
⇒ www.ppihgroup.com/form
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★2.【リリース】(国内・インバウンド)
【ビリヤニ&羊のひづめ肉のカレー】
ハラルフード専門スーパーで未知の食材を買いこんで
:パリッコ『今週のハマりメシ』第27回
⇒エキサイトニュース
www.excite.co.jp/news/
池袋にあるハラルショップ「アルファラ スーパー
マーケット」です、一度行ってみてはいかがですか?
artandtravel.jp/al-fla
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★3.【JETRO】(輸出・進出)
『RCEP協定、発効から3カ月で1万件の輸出に活用』
(日本、中国、韓国、ASEAN、オーストラリア、ニュージーラ
www.jetro.go.jp/biznew
日本の経済産業省が公開した4月1日付の第1種特定
原産地証明書の発給状況によると、RCEP協定の活用
が加速し、少なくとも累計1万件の日本からの輸出
取引が行われたことが明らかになりました。
RCEP協定を利用した日本からの輸出取引が急速に伸び
ている要因として日本から中国に対する輸出での利用
が挙げられます。
※RCEP協定について詳しく知りたい方はこちら↓↓↓
www.jetro.go.jp/theme/
イスラム市場のマレーシアなど東南アジアもチェック
してみてください、RCEP協定の活用で関税が下がり、
有効な方法も見つかるかもしれません。
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★4.【補助金・助成金】(輸出・進出)静岡県SIBA・浜松市
〇SIBA中小企業海外市場開拓支援事業 公募開始のお知らせ
公益社団法人静岡県国際経済振興会(SIBA)より海外市場
開拓に取り組む県内中小企業者に対し、海外展示会出展や
販売促進媒体作成、国際認証、オンライン販売等の経費の
一部を補助する支援事業のご案内です。詳細はHPをご覧く
ださい。
【中小企業海外市場開拓支援事業】
www.siba.or.jp/developm
申込締切:2022年6月30日(木曜)(必着)
問合せ先:公益社団法人静岡県国際経済振興会(SIBA)
担当:水野
Tel:054-254-5161 E-mail:mizuno@siba.or.jp
〇令和4年度「浜松市海外展開事業化可能性調査費補助金」
公募のご案内
募集期間:
2022年4月15日(金曜)~2022年5月31日(火曜)1
対象者:浜松市内の中小企業者
対象事業:
交付決定日から令和5年2月28日までの間に実施する海外販路
開拓又は海外拠点設立に向けた事業化可能性調査
問合せ先:(公財)浜松地域イノベーション推進機構
事業推進部 技術支援グループ 担当:森・菊本
Tel:053-489-8111 E-mail:gijyutsu@hai.or.jp
<詳細・お申込みはこちら>
www.city.hamamatsu.shi
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★5.【補助金・助成金】(輸出・進出)三重県
【三重県産業支援センター】
令和4年度「海外ビジネス展開支援補助金」の公募を開始
三重県経済は、新型コロナウイルス感染症の影響で製品・
部素材の輸出入が滞る、海外との人的往来が制限される
など、厳しい状況となっていましたが、持ち直しの動き
がみられています。
今後、コロナ禍で停滞していた海外ビジネスの本格的な
再開が見込まれることから、県内中小企業・小規模企業
等の反転攻勢へ向けた海外販路拡大等の取組を支援する
補助金を設けました。
海外販路拡大等に取り組む中小企業・小規模企業等の
みなさまは、ぜひ活用をご検討ください。
1.補助対象者
三重県内に主たる事務所又は事業所を置く中小企業・
小規模企業等 ただし、みなし大企業を除く。
※令和2年度、令和3年度に実施した「海外サプライチェ
ーン多元化・販路拡大支援補助金」の採択者についても
申請できます。
2.補助上限額
補助率:2/3
補助上限額:100万円以内
(消費税は補助対象に含みません。)
3.補助対象経費
海外販路拡大等の事業取組に要する次の経費
(1)展示会・商談会参加費 (2)広報費(多言語)
(3)委託費 (4)借損料 (5)原材料費 (6)外注費
(7)翻訳通訳費 (8)輸送費
(取組事業の例)
・国際展開を目的とした商談会、展示会への参加費用
(オンライン含む、旅費除く)
・商談会を行う際の通訳費用、会議室使用料
・自社のカタログやWebページの翻訳費用、
多言語化PR動画作成費用
・海外販路拡大等のために必要な調査費用
(コンサルティング費用)
・輸出に向けたサンプル品の輸送費用など
4.申請期間
令和4年4月25日(月)から令和4年5月13日(金)
17時15分までに必着
5.交付要領、募集案内等
www.miesc.or.jp/suppor
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局