[vol.894] コロナ後に売上が戻るとしても70%くらい!?
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 コロナ後に売上が戻るとしても70%くらい!? 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 コロナ後に売上が戻るとしても70%くらい!? 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
少しだけお付き合いください。
ついに『Japan International Online Halal Showcase』リリース!!
www.jiji.com/jc/articl
5/27(金)13時~
ドン・キホーテPPIC会員限定セミナーの御案内
「ハラル認証取得で日本の農林水産・加工品の輸出拡大!
ハラル認証はイスラム教徒専用ではなくグローバル認証」
※PPIC会員限定です。
先週はハラル・ジャパン協会は人手不足の中、
展示会と出張三昧でした、、、(涙)
ほとんど事務局にいない日がコロナ禍でさらに増えました!
事務局がもったいないです。
でも先週のifia展示会場でいくつか気づきがありました。
来場者や出展者のお客様から教えていただくのが一番です。
対面で会うといいことがたくさんありますね。(汗)
※ifia2022 3日間合計来場者 22,697名
1つは、4年ぶりに再会したコンサルティング
した事業者からのうれしい報告で、ハラルビジネス順調です。
はやく参入してノウハウが蓄積できてよかった!といい話。(嬉)
もう1つは対面で人と会話すると、最近のトレンドの言葉が
わかります、そして自分の中で妄想していた中身とのズレが
修正できます。
今回の原材料メーカーのキーワードは、
・値上げに対抗する代替品
・コロナ禍中での原材料メーカーのDX(デジタルトランス
フォーメーション)対応
・海外輸出の強化
だと感じました。
展示商談会等は営業活動、PR活動など真の目的がありますが、
副産物でいろいろな発見がありますので私個人は大好きです。
会場型の展示商談会ができるようになってとても感謝ですね。
本日のテーマは、
「 コロナ後に売上が戻るとしても70%くらい!? 」です。
少なく見積もって渋いですねと言われそうですが、
売上も儲け(利益)と考えたら腹に落ちませんか?
これは「インバウンド+国内販売」の足し算ですが、
今後はインバウンドがものすごく増えて、以前のように
3000万人、または大きく6000万人になると考えられます。
すごくいい状況です。
純増=新しいプラスの数字ですから、、、
それなのに70%しか戻らないと考える大きな理由は
国内販売がやばいということです。
人口減の少子超高齢化社会の日本ですから、
海外と比べ日本はとても「安い国」に先進国代表になっています。
ヒト(人件費)・カネ(日本円の価値)・モノ(物価)
も含めて全部です。
だからどうしても70%という言葉が出てしまいます・・・。
タイムラグもあり急なことではありませんが、
他人事ではなくこれからの日本は、
〇製造するに向いた国=輸出などものつくりに利点
〇観光に向いた国=インバウンドのポテンシャルがある
〇教育・ソフトに向いた国=コンテンツ・技能に優れている
素晴らしいこともたくさんあり、
特化する戦略が必要です、チャンスもたくさんあります。
これからは本当に縦割りではなく「オール日本」が必要で、
時には農林水産省+観光庁、文部科学省+JETRO、
厚生労働省+経済産業省など、、、、
いままでと違う「オール日本」で国益を考える大事な場面に
来ています。
世界が混とんとしている、日本は相対的に安い国に、
インパクトある産業形成など真剣に考える国家100年です。
目先はインバウンドが明るくなったいま、
観光、ものつくり、教育、輸出、人材などを強化できたら
素敵な国の日本になると信じています。
ハラルビジネスをしたいという相談、依頼が増えてきました、
日本をハラルビジネスで少しでも明るく前向きな国になるよう
支援したいと微力ながら考えます。
5月も後半です、引き続きよろしくお願いいたします。
【5月後半のキャッチフレーズ】⇒
ニッポンには日本のハラルビジネスがある。
ハラルビジネスで海外挑戦は、いいもんだよ!
物流とコンテナの現状状況で共有ネタです。
40フィートの海上コンテナ輸送運賃ですが、
横浜~欧州、米国東海岸向けでは、
2020年1月2,000米ドル前後の運賃が、
2021年12月約1万5千米ドルと2年間程で運賃が
7倍強に高騰しているらしいです。
また日本~東南アジア地域における海上運賃も
2倍強と的に運賃の高騰が続いています。
運賃高騰の要因は、コロナ禍における
「巣篭り需要」等の需要急拡大によるコンテナ船
スペース不足、トラック運転手不足による
コンテナ回転率の低下、港湾の混雑による
コンテナ船運行スケジュールの大幅な乱れなどに
ウクライナ情勢が追い打ちをかけています。
サプライチェーンや販売網の見直しや調達先の
切替え、また複数調達化に取組む企業の割合が
前年から大きく増加しています。
当分輸出費用は以前計算したようにはいかないようです。
これも頭に入れておくといいですが、間接貿易の事業者
には直接は関係ないかもしれません。
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【会員ニュース】(輸出・進出)宮城県
株式会社山形屋商店 仙台麩(仙台油麩)
⇒ 暮らしニスタ
kurashinista.jp/articl
仙台麩はハラル&ヴィーガンであります。当会は七十七銀行
からの紹介でヴィーガン認証の次にハラル認証もを取得しま
した。
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★2.【ニュース】(輸出・進出・インバウンド)ドバイ
「スシロー大創業祭」は休業日明けの5月12日から。
草?剛がメニューを試食
⇒ グルメ Watch
gourmet.watch.impress.
海外展開は記事のよると、
海外展開としては、2021年10月から3月までドバイ国際博覧
出店してて、中東などハラル圏での店舗展開の知見も得られたと
いう。回転すしもハラルビジネス参入の時代になりました。
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★3.【リリース】(輸出・進出)
三井住友海上
『国際海上輸送の特徴と
コンテナのチェックポイントをまとめた動画』
この度、商品事故の防止・リスク軽減の観点から『国際海上輸送
の特徴とコンテナのチェックポイントをまとめた動画』の配信を
開始いたしました。
本動画ではリーファーコンテナ(冷凍・冷蔵コンテナ)の構造上
の特徴とコンテナ損害の事例、および損害を防ぐためにチェック
しておくべき具体的なポイントをご紹介しています。
これから農産物の輸出ビジネスの開始を検討される方だけでなく、
既に輸出実績があり貨物の損害に悩まれている方々におかれまし
ても本動画をご活用ください。
PART2:国際海上輸送の特徴とコンテナのチェックポイント
(2022.5.9 New!!)
⇒ ms-ins.pip-maker.com/?
PART1:青果物輸出の安全輸送のポイント
(2021.12.20)
⇒ ms-ins.pip-maker.com/?
三井住友海上は会員企業でハラルビジネスを強化されていました
が、様々なノウハウがあるようです。参考に!
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★4.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ
現地スーパーマーケットチェーンに聞く、
バングラデシュ消費市場の可能性
www.jetro.go.jp/biznew
モダントレード(ダッカやチョットグラムを中心とする250以上
の近代的スーパーマーケット市場)が約1,000店舗、「ウェッ
マーケット」と呼ばれる伝統的な市場での販売が依然として大部
分(約98%)である。モダントレードの「アゴラ」とともに覚え
てほしい。
日本品種のサツマイモをバングラデシュで生産販売、
ナルトジャパンの取り組み
www.jetro.go.jp/biznew
徳島の縫製会社が新会社「ナルトジャパン」を立上げサツマイモ
の品種を「金時美人」の製造販売、単価が安い内需かタイで加工
か?どちらも難しいが当会も悩むところであるが、現地での食品
製造はチャンスがあると考える。
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★5.【補助金・助成金】(輸出・進出・国内)静岡県
SIBA中小企業海外市場開拓支援事業
公募開始のお知らせ(再掲)
公益社団法人静岡県国際経済振興会(SIBA)より海外市場開拓
取り組む県内中小企業者に対し、海外展示会出展や販売促進媒体
作成、国際認証、オンライン販売等の経費の一部を補助する支援
事業のご案内です。詳細はHPをご覧ください。
【中小企業海外市場開拓支援事業】
www.siba.or.jp/developm
○申込締切:2022年6月30日(木曜)(必着)
○問合せ先:公益社団法人 静岡県国際経済振興会(SIBA)
担当:水野
Tel:054-254-5161 E-mail:mizuno@siba.or.jp
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局