日用品にもハラル認証?!
海外レポート:インドネシア編 vol. 2!
個人旅ですが、インドネシアの現地の様子をお伝えします。
昨今、東南アジアではハラル対応の重要性が高まっていますが、
その対象範囲は一体どこまで広がっているのでしょうか。
皆さんは、どこまでを想像しますか?
観光地や有名スポットではなく、
今回は地元目線でスーパーマーケットを回ってみました。
まずは、お肉コーナー🥩
豚肉は陳列されていません。
牛肉・鶏肉にもしっかりと大きくハラル認証が表示されています。
肉類においては、ハラル認証の重要性が極めて高く、
それは単なる付加価値ではなく市場参入の前提条件とも言えます。
いずれの製品も、屠畜方法を含め宗教的基準に沿った商品であることが一目で確認できます。
調味料コーナー🧂
日本人としては、料理に「酒(料理酒)」「みりん」は欠かせない調味料のひとつ、
と思っていますが、ハラム(禁忌)に該当するため残念ながら店頭では見つかりませんでした。
一方で、オイルやスパイス、その他調味料は全て認証付きで品揃えも豊富です。
日用品コーナー👚
今回のテーマである “日用品” 。
日用品(非食品)と一口に言っても種類はさまざまですが、
ここではその中からいくつかの例をご紹介します。
・殺虫剤
これも日用品・家庭用品として紹介します。
インドネシアでは、室内でも玄関やキッチンなどに小さなアリが登場することが多いです。
その対策として、このチョーク型殺虫剤はとても便利で効果的。
ただし、対象がアリ・ゴキブリであるため、さすがにハラル認証は付いていませんでした。
※実際はハラル認証がついている場合もあります。
“人”に使用する虫よけスプレーや虫よけシートなどは、ハラル認証が必要となる場合があります。
・洗剤
中には、2種類のインドネシアのハラル認証がついている商品も。
MUI(インドネシアのイスラム評議会)と
BPJPH(政府管轄のハラル認証発行機関)です。
※MUIのハラル認証の権限はBPJPHに移管されましたが、
監査団体やファトア委員会等に関わっています。
認証無しの商品もありましたが、その場合は前記事で少し触れたQRコードが記載されていて、
詳細情報を確認できるようになっています。
(URL:「インドネシア女子はメイクをしない?」)
・ドリンクポット
なんと、ボトルにもハラル認証が。
容器にまで行き届いたハラル対応にはいささか驚きます。
これらの例からも分かるように、
食品に限らず、人が日常的に使用するものや肌に触れる非食品製品に対しても、
ハラル性を含め一定の品質基準が求められているのが、インドネシアの現状です。
東南アジア、イスラム圏に輸出・進出をする際は
「日用品」にもハラル対応の準備をしておくことがポイントとなりそうです。
ちなみに、このポットは間口が小さく手が入らないので洗いづらかったです。
その点、日本製には衛生面・利便性・耐久性など質にこだわった商品が多数あります。
コスト面の課題はあるものの、そうした細やかな配慮を活かしたジャパンクオリティを
発信する余地はだまだあるように感じます。
日常生活の視点から考えるハラル日用品、いかがでしたでしょうか。
ハラル対応の範囲は想像を超える広がりを見せています。
とはいえ、弊会コンサルティングを一種のお守りとして備えていただければ、
皆さまにとって最適なルートを見出すことが可能となり、
取り組み自体も決して想像ほど難解なものではなくなるはずです。
世界を視野に入れ、販路開拓や海外展開に挑戦してみませんか?
お悩みやご質問等、協会までお気軽にご相談ください。
文責
ハラル・ジャパン協会
事務局 広報PR担当
株本あいか