2021年1月27日から29日までの３日間、東京ビッグサイトで第39回健康博覧会2021が開催されました。コロナ禍での開催となり、大規模な出展ブースや来場者も少なめの印象ではありましたが今年も健康に関連した最新商品と業界のトレンドが満載の内容でしたので、ハラール製品を含めながらレポートします。

キッコーマン ONE FAMILY（ワンファミリー）シリーズ

キッコーマンでは、誰もが美味しく食べられる商品の実現として「アレルギー」「ハラール」「ベジタリアン」「グルテンフリー」の4種の食制限を対象とした「食の多様性」商品の開発を進めています。こちらのワンファミリーシリーズは、「地球」「食器」をモチーフにしたデザインで、世界中の人たちの食に対応することを表しているそうです。今回展示されていたのは、「おいしさ」と「食制限対応」を追求したつゆとポン酢です。

つゆは白菜や大根などをしょうゆでとった野菜だしに、昆布、椎茸などを贅沢に使用。えぐみがなくすっきりとしながらも植物性とは思えないコクと深みのある味わいです。

天ぷらやそばつゆに使用しましたが、とても美味しかったです。こちらのポン酢とつゆは、ベジタリアン、７大アレルゲン不使用、グルテンフリー対応なのでハラールには対応していませんが、ベジタリアン・グルテンフリーのメニューに使い勝手抜群の調味料です。

こちらはVEGAN対応の「デルモンテ クリームコーン あらごしタイプ」

牛乳や豆乳を混ぜるだけで、簡単にコーンスープができる味付きのコーンピューレです。タイのハラール認証つきで、アレルゲン27品目不使用、VEGAN対応です。最近の売れ筋商品とのことです。

大手食品メーカーも、食の多様性に健康機能と環境に配慮したパッケージなどの組み合わせが多くみられました。

健康博覧会 2021 FOOD DESIGN EXPOレポート②に続く