[vol.872] インドを学べば、海外のフードグローバル展開が解る。
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 インドを学べば、海外のフードグローバル展開が解る。 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 インドを学べば、海外のフードグローバル展開が解る。 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中、少しだけお付き合い下さい。
【速報】
インドネシアハラル認証BPJPHのロゴがついに決定!!
jhba.jp/information/88
いよいよ年度末です。
ホントに毎年バタバタ、あくせくしています。
しかも今年はコロナ禍事業の対面事業の進行が
オンラインメイン事業と比べてあまりはかどらず、
少々焦っています。
心落ち着けて事務局員と遂行していきたいと思います。
さて日本の首相もインド、カンボジアに訪問と思ったら、
矢継ぎ早に、0泊3日でEUに行きG7首脳会談と外交も
猛アピールです。
この訪問国にの中でハラルビジネス的な注目はインドです。
日印首脳、声明で戦闘停止要求
岸田首相、5兆円投資表明
nordot.app/87787454890
こんな記事からも日本は成長ドライブに欠かせない、
重要にしている国がインドであることがうかがえます。
本日のテーマは、
「インドを学べば、海外のフードグローバル展開が解る。」
です。
まずはインドは人口が多く約14億人、中国を抜いて世界一に、
そして1人当たりのGDPも現在は2000米ドルを超え、これか
外資からの投資もさらに増え、消費も盛んになるレベルに
達したまさに伸び盛りの大国です。
ただし複雑な歴史や制度を持つこともあり、また多様性の
大国であることから、日本は少し苦手意識がある国でもあります。
また商業も世界一難しい国の一つで、日本企業も大手含め
輸出・進出には大変苦労している国です。
少し見方を変えれば、インドは参入障壁が高いことになり、
誰でも簡単にできません!
しかし入り込んでうまくいけば、成長が期待できます。
自動車のスズキは有名な日本の進出企業ですが、トヨタ、ホンダも
成功しています、関西ペイント、味の素、ユニ・チャームなども
含めたら1500社ぐらいの日本企業が進出しています。
インドは宗教も多様性があります。ハラルビネスはここで
生かすことができます。宗教的にはご存じのヒンズー教80%、
そしてイスラム教15%、そしてキリスト教、シーク教、仏教、
ジャイナ教などと続き、宗教のルツボです。
つまり宗教食は食事の規制があるわけですから、
ここで成功すれば、ある意味真のフードグローバルが理解され、
まさに世界に輸出・進出する登竜門的な国にもあります。
コストやメニューもとても大事ですが、
虎穴に入らずんば虎子を得ずで、まずは相手を知ることが
とても大事になります。
ハラル&ベジタリアン(ヴィーガン含む)の「ハラべジ対応」は
必ずインドで役立ち、南西アジア、中東・アラブ、アフリカ
と波及が考えられます、万能な対応方法の1つです。
なぜなら
・南西アジア、中東・アラブ、アフリカ等へ出稼ぎが多い
・そもそもベジタリアン(ヴィーガン)が多い
・近未来で世界一のイスラム教人口3億人の国になる
こんな理由から、
最近はインドマーケットに原材料をハラル認証取得したいと
いう相談も増えています。またインドで食品工場を作りたいと
いう話もあります。
まずは食品の原材料から輸出することからインドで始めてみる
ことをメインに考え、バングラデシュ、パキスタンを考えると
巨大イスラム市場、ベジタリアン市場が見えてきます。
なんとイスラム教徒が4.5億人もいますから・・・
年度末ですが、引き続きよろしくお願いいたします。
【3月後半のキャッチフレーズ】⇒
ハラルビジネスを推進することは、
国際社会に貢献する一歩です。
インド情報をJETROから、、、
〇インドの食品消費トレンドの変化を追う
現場からひも解く「新型コロナ禍」後の食品市場へのアプローチ
(前編)
www.jetro.go.jp/biz/ar
〇インドの課題から見る日本企業のチャンス
現場からひも解く「新型コロナ禍」後の食品市場へのアプローチ
(後編)
www.jetro.go.jp/biz/ar
参考に!!
引き続きよろしくお願いいたします。
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【セミナー】(輸出・進出・国内)東京展示会会場
プレミアム・フードショー2022 特別セミナープログラム
⇒プレミアムフードショー2022
premiumfoodshow.jp/hmf/
ハラルで注目セミナーは、全部5本あります。
3日間毎日開催します、ぜひ受講ください。
●4月13日(水)14:00~15:00
マレーシアハラル製品の可能性
Malaysia Halal Prospect in Japan
マレーシア大使館 参事官(農務担当)
ジャスワン・ムロプ 氏
Tokyo Organic
代表ズニータ・ラムリ 氏
●4月14日(木)11:00~11:40
国内市場に対応するマレーシアハラル食品の魅力
SD Impex Japan株式会社
事業本部長 酒井 晶栄 氏
●12:00~13:30
「JONETZ by DONDONDONKI(ドン・キホーテマレーシア)」
から見るマレーシア市場と日本製品のニーズ
Pan Pacific Retail Management (Asia) 取締役
PAN PACIFIC RETAIL MANAGEMENT (Singapore,Malaysia)
代表取締役社長 町田 悟史 氏
株式会社パン・パシフィック・インターナショナル
ホールディングス 執行役員海外事業MDサポート本部
本部長兼PPIC事務局 事務局長 渡辺 和博 氏
●4月15日(金)11:00~11:40
今こそ海外輸出の時!ハラール食品輸出成功事例
アセットフロンティア株式会社
代表取締役 島居 里至 氏
14:00~14:40
ハラル認証取得と成分ハラル表示の極意!
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 代表理事
ハラルビジネスプロデューサー 佐久間 朋宏 氏
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★2.【ニュース】(輸出・進出)タイ・サウジアラビア
タイCPフーズ、関係改善のサウジアラビアに鶏肉輸出再開
ウクライナ産代替
⇒日本経済新聞社
www.nikkei.com/article
ハラルチキンの流れが少し変わるようです、日本の
チキンもハラルで輸出が可能な時代かもしれません。
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★3.【ニュース】(輸出・進出)マレーシア
RCEP発効、12カ国目 サプライチェーンの強化に期待
⇒NNA
www.nna.jp/news/show/2
マレーシアも加入したRCEPはチャンスがいっぱいです。
貿易には国策商品の輸出入のバランスです。一度マレーシア
に輸出できる商品をハラルビジネスで検討することが必要。
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★4.【MAFF】(輸出・進出)日本のカレー
3月16日公開!
オールジャパンで取り組む 日本産食材の海外へのプロモーション
/旬を食べるカレー旅!
⇒MAFF
www.maff.go.jp/j/pr/af
日本のカレーはチャンスあります、ラーメンや焼き餃子等
のポジションが取れるかもしれません。日本式カレーは
魅力あります、ハラルビジネスはハウス食品が一歩リード
です。
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★5.【JETRO】(輸出・進出)バングラデシュ
NXバングラデシュに聞く、物流の現状
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
世界的なコンテナ不足などによる輸送の遅延と運賃高騰は、
依然としてバングラデシュ進出日系企業にとっても深刻な
課題となっている。
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局