9月11日 静岡県主催「ハラール対応基礎セミナー」レポート
9月11日に静岡県主催「ハラール対応基礎セミナー」が伊豆市の修善寺総合会館で開催されました。ハラル・ジャパン協会がセミナー講師をさせていただいたのでご報告します。こちらは2020年東京大会前にムスリム&ベジタリアンを学ぶ学習会です。今年は東部、中部、西部の3エリアでセミナーを行う予定です。その第一回目がスタートしました。
静岡県東部エリアは熱海、伊東、伊豆、御殿場など観光地が多く、また来年開催の東京オリンピック・パラリンピックでは競輪会場にもなることから、訪日外国人の満足度を高めるためにも食の多様化への理解が求められます。今回は旅館、ホテルなどの飲食事業者をはじめ、インバウンドを起爆剤にしたい自治体関係者なども多く集まりました。
弊会代表の佐久間によるハラル&ベジのセミナーで基礎知識を学んだあとに、国内とインドネシアにハラルラーメン店を展開する「麵屋帆のる」の実践を代表の島居社長よりお話しいただきました。実際にハラルビジネスで成功されている企業の社長のお話しを直接聞けることはなかなかありません。貴重なセミナーに皆さんとても真剣な様子でした。
セミナーの後は静岡のお菓子の試食をして、インドネシアとマレーシアのムスリムとの意見交換会が行われました。
こちらの事業は静岡県のムスリム向け多言語WEBサイト「ハラール・ポータル」の利用促進及び、インバウンド・東南アジア等への輸出・進出等にも活用できる食関連事業です。そのためホテル・レストランなど飲食店関係者をはじめ、食品、健康食品、おみやげ関連、商社、観光、旅行会社、金融機関など幅広いジャンルの方々にもご活用いただける内容になっています。
次回のセミナーは10月10日(木)に静岡市役所 清水庁舎 3F 313会議室で開催します。内容は食品製造業者向け(輸出・進出)のセミナーなので、ハラル&ベジの基礎セミナーのほかにハラル認証についても詳しく学びます。ハラル認証団体のセミナーが無料で受けられる貴重な機会なので是非、ご参加ください。
※詳しい内容と予約方法は画像クリックでご覧いただけます。