[vol.854] ハラルのメイドインジャパンの輸出は「下の上」戦略、国内は「上の下」戦略。
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「 ハラルのメイドインジャパンの輸出は
「下の上」戦略、国内は「上の下」戦略。 」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「 ハラルのメイドインジャパンの輸出は
「下の上」戦略、国内は「上の下」戦略。 」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中、少しだけお付き合い下さい。
新幹線の中で上着(コート)を忘れた夢を見て
取りに戻ろうとしたら、
ドアが目の前で閉まるのはホント嫌ですね??
新幹線には、飛行機にも思い出はありますが、
恨みはありません、、、(笑)
日本のハラルビジネスシリーズ 4
海外と国内を分けてイスラム市場を開拓が必要
・輸出・進出と国内・インバウンド対応を別けて考える
・イスラム教=砂漠の宗教=テロ集団のニュースイメージ
※日本のハラルビジネスシリーズ1-8を掲載中
元気になる輸出ビジネスセミナーが
アジアフードビジネス協会であります!
150人突破記念で、皆様を無料でご招待します。
「ドン・キホーテの戦略を支える
日本食材の魅力と可能性とは」
2030年 海外売上目標1兆円!8年間で8倍増の
売り上げの内容とはオンラインセミナーが開催されます。
日時:1月26日(水)14:00-16:00
会場:AFBAオンラインセミナーからお申込みください
内容:第一部:
コロナ禍の海外でも成長を続けるドンキホーテの戦略とは?
また日本国中で新たな商品発掘をしている理由や日本食の
可能性とは
第二部;
競争激化のラーメン業界で短期間にオンリーワンに、
そしてドンキホーテとの連携であらなる飛躍を掴んだ秘訣とは
講師:Pan Pacific Retail Management (Malaysia)Sdn.Bhd.
取締役 チーフバイヤー 福田 貴史氏
アセットフロンティア株式会社
代表取締役 島居 里至氏
当日急にご都合つく方もぜひ参加ください!
jhba.jp/information/85
本日のテーマは、
「ハラルのメイドインジャパンの輸出は
「下の上」戦略、国内は「上の下」戦略。」です。
世の中にはグレードがあります。
松・竹・梅やS席・A席・B席含め、
5つ星ホテル、3つ星ホテルなど必ずランクがあります。
その違いは時期か限られていたり、
数が少量であったりして金額の差異があることは
皆さんも知っていると思います。
限定、プレミアムなどの表現も同じです。
海外に輸出するときは、
海外のお金持ち、買っていただいた人に失礼ではいけないと、
日本人はすぐ「最高級」を出そうとする。
本当にそれでベストなんでしょうか?
食べ物に限れば、特に賞味期限の問題もありますから、
美味しく食べる「旬」の時期が決まっています。
海外へ輸出⇒時間がかかるからです。
そのためには、
早く売る⇒ある程度リーズナブルな価格⇒「下の上」商品
と考えたほうが結局はある程度新しいもの、新鮮なものを
早い回転で食べていただけると考えます。
商談に「下の上」商品をもっていくと値段を叩かれる!?と
言いますが、理由と戦略を話して共同作業にすれば、
理解してもらええることもあると思います!!
モノは違うという説明が必要です。
商談では常に皆さん「C級の目玉(下の上)商品」を
持って忍ばせて、いざっというとき使ってみてください。
しかしインバウンド・国内対応は、
逆に観光、学び、留学に来ている方もいます。
日本国内で買い物、お土産購入するケースを想定すると、
一概にはいえませんが、アフターコロナで人数は間違いなく
増えると考えると、国内は「上の下」戦略です。
最高級ではなく、
最高級と同じグレードで掘り出し物、アウトレット的な
感覚の商品の設計の商品提案がいいと考えます。
お土産に買う⇒大切な人に渡す、または家族に購入
⇒「上の下」商品と考えます。
食品でいえば短くても、常温で2週間もあれば、
冷蔵のままで飛行機で帰国するだけなどもOKになります。
特別な食べ物(ギフト)になるので「「上の下」は
大事で、チョー美味いでも少しお得!!が大事です!!(笑)
商談時には「A級のアウトレット(上の下)商品」を
持っていてプレゼンしてください。受けるかもしれません。
(汗)
バイヤー商談の時に、定番品で少しうまくいかなくなったときは、
最後は少し狙った秘策がどうしても大事です。
その一つに「ハラル認証商品あります」も
ウリになる時代がもう来ていると思います。
昨日もシンガポールのバイヤーが、
「ハラル認証あったら購入するよ!!」とか
「賞味期限180日になったら購入するよ!!」など
具体的な意見を引き出せました。
高い、安いで終わらせない商談テクニックが
実はこのハラルのメイドインジャパンの輸出は
「下の上」戦略、国内は「上の下」戦略。に
隠されています!!
引き続きよろしくお願いいたします。
【1月のキャッチフレーズ】
どんなときも、日本には、美味しいハラル食べ物がある。
ハラルビジネスで輸出しよう!まだ見ない世界に!
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【リリース】(輸出・進出)中東・UAE・和牛
万博開催中の中東・ドバイに日本産農作物の輸出拡大に向けて
「積極的にSDGsに取り組む企業・株式会社杉本本店」と
「外食企業・株式会社KIDSHOLDINGS」がハラル和牛の
販売までをおこないます
⇒リリース
prtimes.jp/main/html/r
ハラル認証団体は初めて見るPrime Certification and Inspection
Company Ltd.(PCIC)です。詳細を知りたい方はハラル・ジャパン
協会までお問合せください。
世界のブランドへ 熊本の黒毛和牛UAEへ輸出始まる【熊本】
|NNNニュース – 日テレNEWS24
www.news24.jp/nnn/news
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★2.【ニュース】(輸出・進出)農林水産省
2月10日開催 「ハラール・コーシャセミナー」
及び「TICAD8に向けた協力事業の検討」のお知らせ
このたび、GFVC推進官民協議会の主催により、
2月10日(木)15時より「ハラール・コーシャセミナー」を、
同17時より「TICAD8に向けた協力事業の検討」を開催する
こととなりましたのでご案内いたします。
「ハラール・コーシャセミナー」においては、
ハラール・コーシャ市場への輸出促進を目的に、
各認証制度の概要から日本産食品の流通の現状及び輸出事例
について、各分野に精通した3団体及び日本食親善大使から
ご説明頂きます。
また、「TICAD8に向けた協力事業の検討」においては、
本年開催予定の第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に向けた
準備状況やアフリカとの協力の方向性をご紹介するとともに、
先進的な取り組みを行っている企業の方々より取り組み状況の
ご説明を頂きます。
当日は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症感染拡大
のため、オンラインにて開催いたしますのでぜひご参加ください。
会合への参加をご希望される場合には、
令和4年2月8日(火曜日)12時までにページ下部
【お申込みページURL】よりお申込みをお願いいたします。
お申込み後、配信開始までに視聴用ZoomウェビナーのURL等
ついて登録頂いたメールアドレス宛にご連絡致します。
第1部 ハラール・コーシャセミナー
<開催概要>
日 時 令和4年2月10日(木)15時00分~16時40分
参加費 無料(通信料・電気料金等は自己負担となります。)
主 催 農林水産省(GFVC推進官民協議会事務局)
議題(予定):
1 開会の挨拶
2 ハラール認証食品の流通について
(JAいちかわ 中尾エグゼクティブ・アドバイザー)
3 コーシャ認証食品の流通について
(株式会社ヤマミズラ 門傅代表取締役)
4 UAEを中心とした近隣諸国における日本産食品・食材輸出
拡大の可能性(JETROドバイ事務所 安藤所長)
5 ドバイにおける日本食普及事業紹介(キッチンスタジオより中継を
(日本食親善大使 サミット・トレーディング社 大久保代表)
6 中東向け輸出拡大優良事例紹介
「JAいちかわのコーシャ米などの輸出について」
(JAいちかわ 中尾エグゼクティブ・アドバイザー)
7 講評
8 閉会の挨拶
※議題は現時点の予定であり、今後変更となる可能性がございます
【第1部 ハラール・コーシャセミナー お申込ページURL】
reg.lapita.jp/public/s
【第1部「ハラール・コーシャセミナー」についてのお問い合わせ
農林水産省輸出・国際局国際地域課大洋州・中東班
担当:川上、秋田、秋田谷
電話:03-3502-5914
E-mail: gfvc_maff@maff.go.jp
第2部 TICAD8に向けた協力事業の検討
(JICA食と農の協働プラットフォーム アフリカ・
FVC分科会及び農業機械分科会、アフリカビジネス協議会共催)
<開催概要>
日 時 令和4年2月10日(木)17時00分~18時30分
参加費 無料(通信料・電気料金等は自己負担となります。)
主 催 農林水産省(GFVC推進官民協議会事務局)
議題(予定):
1.開会の挨拶
2.アフリカ情勢等について
(1)アフリカにおける農業・食料情勢、協力の状況
(農林水産省輸出・国際局国際地域課吉岡参事官)
(2)アフリカ経済情勢及びJETROの支援事業
(JETRO企画部 佐藤主幹)
(3)TICAD8準備状況及び見通し
(外務省中東アフリカ局アフリカ部 宮下参事官)
3.農林水産分野での取組状況・今後の進め方について
(1)アフリカにおける農業セクターの支援及び官民連携事例につ
(JICAより報告)
・農業セクターの概況
(JICA経済開発部天目石次長)
・官民連携事例
(JICA浦杉エチオピア国農業アドバイザー)
(2)アフリカ農業イノベーション・プラットフォーム構想(AI
・優先実施国での取組
(日本植物燃料(株)代表取締役 合田様)
・JICAにおけるアフリカ先進農業技術導入促進(農業機械)の
(JICA経済開発部大嶋課長)
(3)民間企業の課題解決への取組
・カカオのサステナブル調達を通じた森林再生・労働環境改善
(不二製油グループ本社(株)科野 CSO補佐 兼 IMEA
(インド・中東・アフリカ開発)チームリーダー)
・水産物のバリューチェーン構築及び日本食普及の取組み
(COTSCOTS Ltd.、フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング)
・ゴマの調達とODA事業と連携したコミュニティの生計向上対策
(伊藤忠(株)大北油脂・カカオ部長)
4 講評
5 閉会の挨拶
※議題は現時点の予定であり、今後変更となる可能性がございます
【第2部 TICAD8に向けた協力事業の検討 お申込ページURL】
reg.lapita.jp/public/s
【第2部「TICAD8に向けた協力事業の検討」についてのお問
農林水産省輸出・国際局国際地域課参事官
(新興地域担当)室中南米・アフリカ班
担当:大村・根本・遠藤・西村
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
電話: 03-3501-7402
E-mail: gfvc_maff@maff.go.jp
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★3.【ニュース】(国内・インバウンド)滋賀県
イスラム・ハラール食学ぶ MICE誘致へ 大津で観光業者ら
⇒読売新聞
www.yomiuri.co.jp/loca
滋賀県もインバウンド再開に向けて少しつつ動き始めています、
当会も滋賀銀行と昔からがっちり提携しながら進めています。
ハラルビジネスについてお気軽にご相談ください。
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★4.【JETRO】(輸出・進出)東北エリア
【米国で規制撤廃】県産米の輸出戦略描け
⇒福島民報
www.minpo.jp/news/more
八戸圏域の食、米誌が紹介 コロナ後の販路拡大に期待
⇒デーリー東北
www.daily-tohoku.news/
福島県産あんぽ柿180キロ、UAEへ 初の中東向け本格輸出
⇒福島民友新聞
www.minyu-net.com/news
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★5.【商談会】(輸出・進出)北海道
道産食品輸出商談会「Food and Beverage HOKKAIDO 2022」
札幌市が事務局を務める札幌食と観光国際実行委員会では、
道内食関連企業の国内外への販路拡大を支援するため、
道産食品輸出商談会「Food and Beverage Hokkaido 2022」
の参加企業を募集します。是非お申込みをご検討ください。
<概要>
日 程:令和4年3月16日(水)~17日(木)
商談方法:バイヤーブースにサプライヤーが訪問する事前
マッチング商談
場 所:札幌ビューホテル大通公園
地下2階「ピアリッジホール」
(札幌市中央区大通西8丁目)
参加対象:北海道内に本社を有する食関連事業者で札幌市、
小樽市、函館市のいずれかに本店・支店・営業所等
を有する食品関連事業者
参加バイヤー:道産食品に興味のある国内輸出商社等
※R3.10の「FOOD HOKKAIDO 2021 Autumn」のリアル商談会
参加バイヤーも再び参加します!
参加費用:無料
申込締切:令和4年1月28日(金)
申込先:Food and Beverage Hokkaido 2022事務局
(事業受託者:株式会社アド・ビューロー岩泉)
◆詳細はこちら↓↓
www.city.sapporo.jp/ke
担当:渡邉 TEL:011-676-4612 E-mail:food.export@kante.jp
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局