[vol.960] 2022年ハラル・ジャパン協会10大ニュース
☆★ 目次 ★☆
01:コラム「2022年ハラル・ジャパン協会10大ニュース」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「2022年ジャパン協会10大ニュース」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
年末年始の休みの中失礼いたします、お付き合いください。
12月までのお得な入会金無料キャンペーンのご案内
★★ハラル・ジャパン協会一般会員★★
jhba.jp/information/11
本日最終の締め切り日です!!
お申し込みはこちらまで、、、
月額換算約4000円です。
⇒ jhba.jp/member/regist/
大晦日の31日ですが、皆様はいかがでしょうか?
私は少し仕事(作業)をして
今回は名古屋経由で故郷、飛騨に向かいます。
実家への帰り方は、
富山経由、長野経由、名古屋(愛知)経由
の3通りあります。
今回は雪が心配ですので、
一番安全な南ルートの名古屋(愛知)ルートで帰省です。
(笑)
年末年始が大雪にならないこと期待したいです。
実家は先日の大雪で30cmくらい雪が積もったようです、、、
(寒)
さて本日のテーマ、
「2022年ジャパン協会10大ニュース」です。
勝手に順位を付けた、
今年のハラル・ジャパン協会の1年間の総括です。
毎年区切りのタイミングで、総括と展望が必要です。
まずは6‐10位です。
★10位
コーシャ・ジャパンとコーシャ認証取得支援で業務提携
~アメリカ・イスラエル・EU等輸出拡大狙う!~
12月の年末ですが、コーシャ・ジャパンの
代表のラビ・ビンヨミン・Y・エデリーさんと
静岡県、千代田区事業等でMTGしている中、
コーシャとハラルをうまく活用したら日本の地域活性化の
ビジネスモデルが日本の中で作れないか?と
意気投合、共闘することになりました。
当会はあくまでハラルの認証団体ではないことが、
コーシャ戦略も1つウリにしていきたいです、
今後に注目です。
1/25 千代田区オンラインインバウンドセミナー
jhba.jp/media/11490/
★9位
リアル展示商談会戻り積極出展、大きな成果あり
~原材料から水産、輸出メインなど多岐にわたる~
コロナもアフターウィズコロナでの今年は、
展示商談会も開催されるようになりました。
4月 プレミアムフードショー、シーフードショー大阪
5月 ifia国際食品素材/添加物展・会議
8月 ジャパンインターナショナルシーフードショー東京
10月 食品開発展
多くの展示商談会が開催され、
ハラル・ジャパン協会はコロナ前の出展実績で、
年間実績で10本ですからまだまだ約半分の水準ですが、
リアルイベント、セミナーでの事業者との接点は
とても大切だと再確認しました。
やっぱりリアルで個別相談が一番ですね??
★8位
海外オンラインバイヤー商談も年間300社を超える
~コロナ禍、オンラインバイヤー商談は存在感増す~
今年は
フランス、エジプト、アメリカ、オーストラリア
そしてマレーシア、シンガポール、インドネシア
そしてインド、バングラデシュ、パキスタン・・・
様々な国の方々とオンラインで商談、ミーティングを
しました。
オンラインで繋がる喜びをひしひしと感じました、
またコロナ禍で進化した新しいツール等にも感謝しながら、
来年もさらにサンプル送付+オンライン商談等の
企画をバージョンアップさせ実施していきたいと考えます。
※当会は商社事業は致しません。
多くの事業者とイスラム市場をつないでいきたいと
考えています。
★7位
一般会員150社超え、推奨マーク取得事業者も増加
~ハラル情報・ニュースだけでなく、広報PRツールとして認知!
ハラル・ジャパン協会の一般会員が急増しました、約50%増です
目的がハラル認証取得のための情報集取だけでなく、
広報PR・販売支援や推奨マーク※の使用の目的の事業者も増え、
20社以上を超えました。
※推奨マークはハラル認証ではありません。
来年は広報PR・販売支援をさらに強化して、
輸出・進出、インバウンドの実績作りに貢献できる
ようにしたいと考えます。
来年は海外でのテスト販売、試食販売、調査なども
チカラを入れたいと考えています。
★6位
国際認証複数取得の依頼増加傾向
~ハラル、コーシャ、ヴィーガンのセットの時代か!?~
10位との連動しますが、
食の多様性(グローバルスタンダード)を考えると
どうも「複数国際認証の組み合わせ」が
有効かつ重要な時代に入ったと実感しています。
これからは最大公約数で組み合わせて、
輸出国、市場を狙うことがとても大事だと考えます。
当会も同様にハラル、コーシャ、ヴィーガン認証等
取得コンサルティング案件が増えた一年で、
さらにさらに、強化したいテーマだと実感しています。
★ここで【番外】です。
ムスリムインバウンド事業も官民ともに復活
大阪関西万博2025、
アジア競技大会名古屋(愛知)大会2026も活動が活発化!?
今年10月には日本のインバウンドも全面解禁し、
中国等東アジア以外の国は順調に回復傾向です。
そんな中UAEではドバイ万博が開催、
隣のカタールではFIFAカタール大会が今年行われました!
そして次は日本の出番です!!
アフターウィズコロナ後の大事な発信の場でもあり、
実践の場です。
いまハラル・ジャパン協会では食の多様性関連で
関西や東海に行く機会が増えています。
インバウンド関連も旬です!
来年4月にはアジア競技大会名古屋(愛知)大会2026
のキックオフセミナーも開催予定です。
楽しみなインバウンド(大型MICE)事業も盛りだくさんです。
それでは、1-5位に戻ります。
★5位
新メディアJIOHASに6か月で200品以上掲載
~Japan International Online Halal Showcase好調!!~
広報PRの場として5月にハラルショーケースを解説しました。
6か月で約200商品の掲載達成、一般会員限定ですが、
まだ3割程度の掲載率ですが、バイヤーやメディアからも
注目されています。意外に評判がいいです。
その中でも成功事例が、
日本の大手ドラックストアチェーンから、
マレーシア、台湾等の輸出が決まったり、
またある北海道の水産加工会社は
隔月でインドネシアに40フィートコンテナ1本で
輸出が内定したり、、、
いい話もたくさんできました。
早く1000商品体制にしたいと考えています。
★4位
日本でのインドネシアハラル認証BPJPH取得スタート
~化粧品、健康食品、食品原料等数社取得広がる~
日本での新インドネシアハラル認証のBPJPHを
取得した事業者が増加中です!
インドネシアのハラル認証のシステムが
わからない!?とご指摘が・・・
やはりインドネシアBPJPH VS マレーシアJAKIMの
ニュースは今年も多いようです。
まだまだ実態がわからないこともありますが、
インドネシア国内でもBPJPHロゴマークも
流通し始め、少しつつ動き始めてます。
スタートは2024年10月まで約2年です。
まずはインドネシア市場へのアプローチで
正しい情報収集と戦略・戦術です。
★3位
地方自治体の東南アジア等への輸出支援事業増加
~新規地方自治体も事業も増え、インバウンド事業も再開~
相変わらず地方自治体事業は受託(再受託含め)しています、
今年度も増加傾向です。
岐阜県3事業、静岡県2事業、富山県1事業、東京都2事業、
千代田区1事業の他に福岡県、鹿児島県などと増えています。
輸出事業だけでなく、インバウンド・国内向け事業も
再開しつつあり、事業者マインドも少し変わったように感じます。
今後も期待できる輸出事業とインバウンド事業の
両方でのアプローチが大事です。
★2位
大手上場企業等からのハラルビジネスコンサルティング受託堅調
~食品・健康食品・生活用品等バランスよく増える、
社員研修ニーズも増える~
ホントに今年は超大手からたくさんお仕事いただきました!(礼)
ハラル認証可能性診断(海外)、
ハラル認証団体選定のコンサルティング、
また進出先の国選定、原材料の輸出可否の国別調査事業など
多種多様の調査やコンサルティングです。
今後もますます増えそうな予感がします。
事務局員の増員も検討が必要ですね!?
またハラルビジネスは2極化した1年です。
大手の戦略、中堅、中小事業者の戦略が違うことも確認できました
ポイントは戦略と戦術を考えれば、うまく活用できることです。
★1位
祝!!ハラル・ジャパン協会10周年!
ハラル認証商品取得コンサルティング+輸出支援事業好調!!
~2年間で約100社のハラル認証取得コンサルの信用と実績~
足掛け10年間、インバウンド、アウトバウンド(輸出・進出)
の方向性の違いが時代ごとに違いはありましたが、
愚直に、まじめにコツコツ、そしてぶれず、
ハラルビジネスのみで10年間歩んでまいりました。
続けることの難しさ、大切さを考えながら、
ここでの失敗・成功の体験が集積され、ナレッジできてきました!
そして血となり、肉となりいまアウトプットの時です。
(汗)
会員、事業者の皆様に、そのノウハウを活用していただける
ようになり、実績が出てきたことが一番うれしく感じた1年です。
次の10年は皆様と一緒に寄り添いながら
海外展開、員場運展開のお手伝いができればと考えています。
ここまでが1位~10位そして番外でした。
引き続き宜しくお願い致します。
【12月後半のキャッチフレーズ】⇒
1月にスタートして24個目です、、、、
日本のハラルビジネスにも3Jがある。
メイド・イン・ジャパン、メイド・バイ・ジャパン、
プロデュース・ドバイ・ジャパン展開で推進。
2022年も本当にありがとうございました!
2023年も引き続き宜しくお願い致します。
また皆さんにとって実り多いハラルビジネス
となることを祈念いたしています。
よいお年をお迎えください。
一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事 佐久間 朋宏
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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【連載】(輸出・進出・インバウンド)
イスラム市場(南西アジア・中東)からハラルビジネス研究
【食品ハラルビジネス進化論~ハラル認証原料編vol.9】
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★2.【ニュース】(輸出・進出)茨城県
常陽銀行、食品輸出支援を強化
フィードバック体制確立
⇒日本経済新聞
www.nikkei.com/article
常陽銀行は当会とハラルビジネスで業務提携しています。
海外輸出はやはり継続が一番重要であります。フィード
バック体制があることはいいことだと考えます。
——————————
★3.【リリース】(輸出・インバウンド)
アウトバウンド+インバウンド=マルチバウンド
ジェトロ、JFOODO及びJNTOが相互連携に関する覚書を
締結しました
⇒経済産業省
www.meti.go.jp/press/2
日本貿易振興機構(ジェトロ)、日本食品海外プロモーションセン
(JFOODO)及び日本政府観光局(JNTO)の三者は、20
「日本の農林水産物・食品の輸出とインバウンド観光の促進に向け
相互連携に関する覚書」を締結し、同日開催の令和 4 年度農林水産物
等輸出促進全国協議会総会で取り交わしました。当該MOUの締結
農林水産物・食品の輸出とインバウンド消費の相乗的な拡大が期待
されます。
1.経緯
ジェトロは、農林水産物・食品の輸出拡大を重点業務の1つとして
販路拡大支援に取り組んでおります。JFOODOは日本産の農林
食品の海外消費者向けプロモーションのほか、今年度からは日本の
文化の発信も担っています。JNTOはインバウンド観光の促進に
マーケティングのほか近年はセミナーやコンサルティング等を通じ
地域のインバウンドの取組支援を行っています。
ポストコロナの訪日外国人の増加を見据え今年10月に開催された
立国推進閣僚会議では、円安の状況も活かしつつインバウンドを農
水産物・食品のさらなる輸出拡大につなげるよう取り組むことが議
されました。海外旅行及び訪日旅行の主要目的として、全市場共通
「食」への関心が高いことは各種調査で明らかになっています。
こうした背景を踏まえジェトロ、JFOODO、JNTOの三者は
・食品輸出とインバウンド観光に関してそれぞれが有する知見や業
関係者とのネットワーク、海外の消費者への訴求力等の強みを生か
て相互に連携し、日本の農林水産物・食品の輸出とインバウンド観
の相乗的な拡大を図ることを目指し、相互連携に関する覚書を締結
しました。
具体的には外国人向けに観光情報を発信するJNTOのSNS(フ
:延べ約1,000万人)を通じて、ジェトロの特設ECサイトを
誘導するなど、デジタルマーケティング関連事業における連携を行
ほか、海外で開催される日本食・食文化、観光イベント等における
それぞれの動画放映、日本食の提供等のPR活動の連携や海外現地
間の情報共有等を行います。
——————————
★4.【ニュース】(輸出・進出)福岡県
ドリームマッシュ、アジアに冷凍キノコ輸出
⇒日本経済新聞
www.nikkei.com/article
日本のキノコも輸出産業の仲間入りです。レトルトカレーや出汁
(だし)ニーズは大きい市場です。冷凍ノウハウや日本食の人気
が高まっているインドや中東地域展開も面白いです。
——————————
★5.【ニュース】(輸出・進出)ベトナム
タンソンニャット空港、
ハラール認証取得のラウンジを開設 国内初
⇒VIETJO
www.viet-jo.com/news/e
日本産温州ミカンの販路開拓支援、ジェトロ
⇒NNA
www.nna.jp/news/245438
——————————
★6.【JETRO/NNA】(輸出・進出)インド・バングラデ
南西アジアの日系企業の2023年
営業利益見通しは良好
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
【食品輸出ウェビナー】
インドにおける日本食品市場
(BtoB(フードサービス)編、BtoC(小売)編)
(2022年12月23日~2023年2月22日 オンライン)
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/events
日・バングラデシュEPAに向けた共同研究立ち上げ
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
世界2位の衣料品輸出国を維持、
今後は高付加価値製品の輸出拡大へ
⇒JETRO
www.jetro.go.jp/biznew
ダッカメトロが28日開業へ
⇒JETRO
www.nna.jp/news/245556
——————————
★7.【事業者参加者募集】(インバウンド・国内)千代田区
東京都千代田区
オンラインセミナー&アドバイザー派遣事業
参加事業者募集中(無償)
●[アドバイザー派遣]
jhba.jp/chiyoda2022/
東京都千代田区では、ムスリム・ベジタリアン旅行者など
外国人及び日本在住外国人の受入れに取り組んでいる、
または取り組みたいと考えている飲食店や宿泊施設、商業
施設、お土産店、礼拝施設、病院等を支援いたします。
支援内容はムスリム・ベジタリアンを含む訪日外国人対応
の基礎知識・接遇の研修、メニュー開発等さまざまです。
ムスリムのアドバイザー派遣終了後は、店舗情報をホーム
ページや紙メディア等へ日本語・英語の2ヵ国語で掲載する
支援も行います現行メニューをムスリムやベジタリアン(
ヴィーガン)向けにアレンジしたり、オリジナルの新メニ
ュー・お土産を開発したりなど、ニーズに合わせて対応
いたします。無料で参加できますので、この機会に是非、
ご応募ください!
●[セミナー]
jhba.jp/chiyoda2022sem
ムスリムやベジタリアン等の多様な食文化・食習慣に関する
知識の取得や、外国人観光客を受け入れたい区内事業者の掘
り起こしを目的としたセミナーを開催します。
日時 令和五年1月25日(金)14:00~16:00
開催方法
Zoom ウェビナーを使用したオンンライン配信
※スマートフォン、タブレットでも視聴可能です
参加費:無料
対象者:千代田区内の飲食店、宿泊施設、その他の観光関連
事業者、食品を扱う卸売業者、食品製造業者等
セミナープログラム
PROGRAM 1
ヴィーガン(ベジタリアン) 「ベジタリアンの基礎」(30分)
橋本 晃一 氏
講師:認定NPO 法人日本ベジタリアン協会
理事・事務局長 橋本 晃一 氏
ヴィーガン、ベジタリアン の第一人者で東京都インバウンド
事業などを受託。JAS規格もあるヴィーガン認証団体でもありま
PROGRAM 2
ハラル(ムスリム)「ハラルの基礎」30分
佐久間 朋 宏 氏
講師:一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事 佐久間 朋 宏 氏
ハラルビジネスのスペシャリストで第一人者。
ハラル(イスラム)ビジネスに関する数多くのセミナー・講演・
企業研修を実施。分かりやすい解説に定評があります。
PROGRAM 3
コーシャ(ユダヤ教徒)「コーシャの基礎」(30分)
ビンヨミン・ Y ・エデリー 氏
講師:コーシャジャパン株式会社
代表 ビンヨミン・ Y ・エデリー 氏
日本初のコーシャ認証機関。ユダヤ教やイスラエルの話も交え、
コーシャの基本についてお話しいただきます。
PROGRAM 4
実践事業者セミナー(30分)
実践事業者セミナー講師:
麺屋 帆のる オーナー 島居里 至 氏
ムスリムに人気のハラルラーメン店の取り組みとメニューや
ムスリム対応
を解説いただきます。
講師:
自然食、飲茶・点心 ラビング ハット 店長 吉井理恵 氏
ヴィーガンやべ ジタリン向けの人気 メニューや対応方法を
レクチャーいただきます。
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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局