【ハラール】片口屋の氷見寒ブリの魚醬「鰤醤」を使ってみた
2021.07.28
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魚醬はカタクチイワシなどの魚を塩漬けしにして発酵させた調味料で、タイのナンプラーやベトナムのニョクマムなどが有名です。日本では秋田のしょっつるもありますが、あまり知らないという人が多いのではないでしょうか。
こちらは、富山湾の鰤を発酵させ独自の製法で油分を取り除き丁寧に搾り取りとった鰤の魚醤「鰤醤」です。原材料はシンプルに鰤と塩のみ。旨味成分のアミノ酸が多く、塩気の強いタイのナンプラーに比べても塩分は控え目。魚醤独特の臭さも軽減されています。
2018年日本農芸化学会の技術賞受賞。富山県の明日のとやまブランド選定品。ハラール認証取得。鰤の魚醬は日本初とのことです。
片口屋ホームページにもレシピは載ってますが、ハラル・ジャパン協会でもいろいろと試してみたのでお勧めの使い方をご紹介します。ハラル・ジャパン協会のレシピ開発部では炒めものに使うのが一押しです。
【牛春雨炒め】お好みの野菜と水で戻した春雨を炒め、ゴマ油、オイスターソース(ハラール)、鰤醬、塩コショウ、ハラールの牛肉を使えばハラール対応も簡単にできます。
【そうめんチャンプルー】ごま油を熱し、お好みの野菜とニンニク、茹でたそうめんを炒めてシーチキンを入れる。塩コショウで味を調え最後に鰤醬を少しだけ加える。
五目炒めやナスの味噌炒めの隠し味としても◎。和洋中と普段の料理に合わせやすいので1本あっても良いかもしれません。