7月29日（月）岡山商工会議所にて「イスラム20億人マーケット。訪日観光・輸出・進出ハラル活用セミナーin岡山」を開催致しました。

参加者の多くは、食品、化粧品、美容健康食品関連製造業の方々、次いで観光関連の方々でしたが、この「ハラル市場」が行政、民間企業、様々な業種の関心を集めていることを、この岡山でも実感することができました。

セミナー前には、地元山陽放送ＲＳＫさんが取材に来られ、記者の方はカイロに駐在されてらっしゃったことから、とても関心をもってくださいました。8月2日（金）のイブニングニュースで放送されました。

セミナーの前半は、当協会の佐久間代表理事による「急拡大するハラル市場分析とビジネスの可能性」について、ハラルを活用した日本のビジネスチャンスの講演でした。皆さん、メモを取りながら聞き入ってらっしゃいました。セミナー後、「もっと聞きたかった」というお声を多く聞きました。

後半は、サイード博士による「ハラルの基礎知識と日本製品の可能性」についての講演でした。参加者の中にはイスラム教やコラーンについて初めて聞いた方も多く、大変興味深かったとおっしゃっていました。海外ビジネスをするなら日本人も、もっと積極的に宗教について勉強する必要がある、ということを知っていただくのは大切だな、と感じました。

質疑応答の時間には次々と非常に熱心にご質問をされ、時間も十分ではなかったため、翌日個別相談の時間も設けることになりました。

セミナーには、私のパキスタン人スタッフ2名も駆け付けてくれました。ラマダン月でもあるため、日没後のイフタールを是非！と、サイード博士、佐久間と私3人は、岡山のイスラミックセンター、所謂岡山在住のムスリムの方々にとってのモスクへ行きました。ムスリムの皆さんも私たちの活動をとても歓迎してくれました。これから、地元のムスリムの方々のお力も借りながら、メイドインジャパンとハラルを結び付けて行きたいと思います。

（ハラル・ジャパン協会 岡山支部： QT-Service 田原）