[vol.928] 　ハラルは家を真っ新から立てるだけではない！？

2022.09.09

☆★　目次　★☆
01：コラム「ハラルは家を真っ新から立てるだけではない！？」
02：ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「ハラルは家を真っ新から立てるだけではない！？」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お仕事中失礼いたしますが、お付き合いください。

【東京都】参加事業者募集！！
ムスリム等多様な文化・習慣に関する受入環境整備事業

⇒ハラル・ジャパン協会ホームページ
jhba.jp/new/10481/

昨日ギフトショーで東京ビッグサイトに行きました！
出展社者の中にハラルビジネス実践事業者がいます
ので伺いました！！

合同会社どさんこエナジー（北海道）と
株式会社宮本製作所（茨城県）です。

どさんこエナジーのニシムラファミリー事業部で
ハラル認証の冷菓を作っています。
マレーシア等への輸出実績もあります。
jhba.jp/information/8747/

また宮本製作所の洗濯マグちゃんも
なんとハラル認証取得しています！
jhba.jp/member-company/10032/

「ハラル洗濯マグちゃん」を
今回のギフトショーでは販売しませんが、
来週のプレミアムフードショー秋では大特価！？
で販売します！ぜひお越しください。

来週16日～18日で浜松町です。
⇒　premiumfoodshow.jp/hmf/

さて本日は
「ハラルは家を真っ新から立てるだけではない！？」
です。

いまだにハラルビジネスの参入方法の中で、
障壁になると思われているのが、
工場を新ししなくてはいけない、
今までの設備は使えない、
または部屋を区切る、別けるための
リフォーム等の増改築費用が掛かるのでは？？？
という疑問です。（汗）

これは我々のようなプロが見れば判断はできますので、
ぜひハラル認証可能性診断等を受けてください。
jhba.jp/contact/

今週、長崎県佐世保市の事業者に
伺う機会をいただきました。

少し佐世保の話もさせてください。
気に入りました！！

佐世保市は人口24万人くらいで長崎県第2の街です。

佐世保は海、山にも恵まれ、
また産業も造船、アメリカ軍基地、自衛隊などあり、
活性化され、自由闊達な街に感じました。

そしてかの有名な、ジャパネットたかたの本社や
ハウステンボスもあります。

また新しいものを世界に発信するのには
向いている土壌も感じました。

コンサル先の食品会社は世界18か国に
すでに輸出していて、
アジア開拓の為にハラル認証を取得しようと考えています。

今回は特殊で、
「設備投資ゼロ」でハラル認証取得可能のようです。
植物性の原料が多いためこのようなことが時々はあります。

しかし原材料を２種類ほど変更する必要がありますので、
そのままハラル認証取得とは行きませんが、
かかる費用は非常に少額でハラル認証を取得して
イスラム市場へ輸出できそうで、
現在マレーシアの流通3社に内定です。（嬉）

ハラル認証は施設認証の国際認証ですから、
工場の新築時に検討するともちろん有利ですが、
増改築やリフォームの時にも活用できます。

我々は「リフォームハラル」とか
「増改築ついでにハラル」と呼んだりしています。(笑)

さらに工夫して、旧工場や空きスペースを見つけ、
休眠していた製造機なども活用して
ハラル商品を製造することもあります。

これも事実上コストゼロです。

ハラルビジネスはスキマビジネスと考え、
今あるものを有効利用する方法を考えると意外に
うまくいきます。

さらに佐世保の会社の従業員研修の中の気づきでは、
ハラル商品とレギュラー品を本当に分ける必要があるのか？
共通の包材にして国内外と販売できないか？と
議論が始まったこともとてもうれしいです。

そんなハラル認証可能性診断や、
ハラルビジネス従業員研修からの学びも多くあります。

来週からは宮城県仙台など100を超える事業者支援で
東北に伺います、引き続き宜しくお願い致します。

【9月前半のキャッチフレーズ】⇒

レギュラー品とハラル品の共用時代。
ハラルビジネスは創造的破壊で前進する。

◆東北復興水産加工品展示商談会2022
～繋がる・繋げる展示・オンライン商談会～

2022年9月13日（火）10：30-17：30、
14日（水）10：00-15：00
仙台国際センター

www.tohokusuisan.jp/summary/

◆東北復興水産加工品展示商談会2022
イスラム市場水産ハラルセミナー（聴講無料）

2022年9月13日（火）13:30-15:10

東南アジア市場に販売を拡大する
PPIHグループを経営する株式会社パン・パシフィック・
インターナショナルホールディングスのバイヤーによる、
現地水産物事情と、コロナ禍における外国人渡航客の
規制解除とともに増加が予想されるイスラム圏からの
訪日外国人観光客向けのインバウンドマーケットを
販売機会と捉えた、販路拡大のノウハウに関するセミナー。

1.PPIHグループの海外戦略と日本のハラル水産品と加工品について
※オンライン講演

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
執行役員　海外事業MD サポート本部長
PPIC 事務局長　渡辺和博氏

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
常務執行役員兼PPRMシンガポール・PPRMマレーシア
代表取締役社長　町田悟史氏

2.日本のハラルビジネス最前線国内マーケット、
海外マーケット座談会

一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事　佐久間朋宏氏（ファシリテーター）
アセットフロンティア株式会社代表取締役　島居里至氏
アジア・パートナーシップ・カンパニー
海外営業部　モハマド・シャーミン氏

3.水産業界のハラルビジネス戦略
「コロナ禍でのハラルビジネスを活用した海外戦略はこれだ！」

一般社団法人ハラル・ジャパン協会代表理事　佐久間朋宏氏

www.tohokusuisan.jp/seminar/

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■02 ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1．【ニュース】(輸出・国内）シーフードショー東京

シーフードショー東京2022
海外イスラム市場のバイヤー商談会が好評

⇒ハラル・ジャパン協会ホームページ
jhba.jp/information/10439/

シーフードショー東京2022
魚介の商品開発も持続可能がキーワード