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[vol.846]  2021年ハラル・ジャパン協会10大ニュース

2021.12.31

☆★ 目次 ★☆
01:コラム「2021年ハラル・ジャパン協会10大ニュース」
02:ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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■01 コラム「2021年ハラル・ジャパン協会10大ニュース」
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ハラル・ジャパン協会の佐久間です。
お休み中、帰省中の折、少しだけお付き合い下さい。

★★代表理事 佐久間朋宏オンライン名刺交換★★
ap.sansan.com/v/virtual-cards/91fdcbb81fbf48299f4eda34e2677bf0/

いよいよ2021年も本日大晦日のみとなりました。
皆さんにとってどんな一年365日だったでしょうか?
十人十色でバラバラの総括だと思いますが、
2022年も皆様におかれましても素敵な実のある1年となること
祈念して本日今年最後のメルマガを書きました。
よろしくお願いいたします。

本日のテーマは
「2021年ハラル・ジャパン協会10大ニュース」です。

当会で起きた1年間の中のことをトピック的に
少し振り返ってみたいと思います。

まずはおさらいで、昨年2020年の10大ニュースは下記でした

第1位は
「コロナ禍で理事、事務局員、顧問一丸でリモート体制の
インフラを構築、アフターコロナも見据えた迅速な対応」
第2位は
「会場型セミナー、展示会激減!?売上大幅減でピンチ!?」
第3位は
「新インドネシアハラル認証BPJPHの正体がわかりはじめる!?」
第4位は
「原材料メーカーコンサルティング好調に推移」
第5位は
「協会新商品・新メニューの開発急ぐ」

jhba.jp/magazine/vol-739-%e3%80%802020%e5%b9%b4%e3%83%8f%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b3%e5%8d%94%e4%bc%9a%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%8810%ef%bc%881-5/

6位は
「中東に足場を!バーレーンPROZONE社と業務提携」
第7位は
「コロナ禍でも地方自治体予算オンライン中心に実施実績多数」
第8位は
「当会オリジナルコンサルティングも好調、顧問団も拡充」
第9位は
「提携地方銀行との連携が加速、地方企業の相談が急増」
第10位は
「原材料マッチングサイトシェアシマと業務提携」

jhba.jp/magazine/vol-738-%e3%80%802020%e5%b9%b4%e3%83%8f%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%91%e3%83%b3%e5%8d%94%e4%bc%9a%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%80%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%8810/

さて今年はどんなジャンルでどんなアプローチで
ハラルビジネスを総括するのか?楽しみに読んでください。

★第10位は、

「調理師の卵、グローバルにはばたく教育支援
~調理専門学校の非常勤講師も複数校に~」

ハラル・ジャパン協会のウリは圧倒的な教育コンテンツと
セミナー実績です。最近は中学生・高校生・大学生の
ハラルやベジタリアン等のお手伝いはしていましたが、
今年は調理人の卵の専門学生の指導を多く行うようになりました。
事務局や私自身が教鞭をとり、未来の日本食(和食)の調理人に
指導することができました。

学校法人食糧学院
東京栄養食糧専門学校・東京調理製菓専門学校 非常勤講師

学校法人村川学園
東京山手調理師専門学校 非常勤講師

★第9位は、

「ハラル・ジャパン協会も実行委員会に参画8年目、
プレミアムフードショー秋に初開催、年2回開催」

毎年春のFABEX開催期間中に共催している展示商談会です、
来年は第9回を数えますが、初めて今秋にチャレンジ開催しました
実行委員会の株式会社ファーストさんが新規商談や東京で販路を
開拓したい事業者のためにコロナが落ち着いたタイミングで
9月にオーガニック団体と開催しました。
春・秋と定着する展示商談会になるとといいと考えます。

プレミアム・フードショー2022 【出展社募集中】
premiumfoodshow.jp/hmf/

★第8位は、

「食品以外に大手健康食品・化粧品・生活用品素材にも
コンサルティング対象が広がる」

今年は食品だけでなく、健康食品、化粧品、生活用品などの
素材メーカーからの引き合いも多く、コンサルティング等の
機会を多くいただきました。
やはり東南アジアイスラム市場がハラルの素材を求めている
ことが多く、ハラル認証取得や、成分ハラルでのエビデンス
の開示など各社工夫しはじめました。

上場会社のコンサルティングも増え、提携先の地方銀行から
紹介も増えた1年であった。

AFC-HDアムスライフサイエンス
※提携先の静岡銀行より紹介

ヘルスケア事業に注力 アジアで競争力強化
www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/999918.html

★第7位は

「ハラル・ジャパン協会 一般会員も増加、
独自の推奨マークも普及広がる。」

会員企業は守秘義務の件で基本非公開ですが、今年は約50%増で
増えました。要因は基礎知識やニュースなど情報収集、ハラル認証
コンサルティング、販売や広報PR目的ではありますが、当会独自
成分ハラル証明も受けているようです。
ノーポーク・ノーアルコール、ノーアニマル、ノーアニマル・
ノーアルコールの3種類のエビデンスで、最近問い合わせも多い
推奨マークです。

ハラル・ジャパン協会推奨マーク
jhba.jp/member/

健康食品分野では国内初!
NOMONの全製品が動物由来原料の不使用を証明する
「ノーアニマル認証」を取得
jhba.jp/information/7637/

第6位は、

「海外バイヤーと商社と共催、日本全国キャラバン、
商品発掘&輸出直談判ツアー」

今年7月中旬、初めて海外バイヤー様と取扱いハラル商社様と大阪、京都、
福井、富山、岐阜、愛知、静岡、長野、新潟、山形、宮城等の
食品メーカー約40社を7日間かけて訪問させていただきました。
ハラルの重要性、東南アジアイスラム市場の現状等をお話ししたり
商品開発のアドバイスなどを行いながらキャラバンで地方を回りました。
1月には九州福岡、佐賀、
長崎、熊本、鹿児島、宮崎、大分など訪問予定です。

バイヤー・商社と一緒に商品開発から一気通貫でお手伝いできることが
一番の醍醐味であり、強みにもなります。マレーシア・シンガポール・
タイ・UAEドバイ・EUフランスなど来年はバイヤー商談を強化する予定。

ここで番外編

「東京オリンピック・パラリンピックのハラル対応は不発!?」

選手団も少なく、史上初めての無観客試合のオリンピックでした、
世界中の選手や来賓者に日本食(和食)のハラルでおもてなしをと
期待していましたが、いまいちであることは言うまでもありません
しかし食べた人からの意見は「普通に美味しかった・・・」と。
この普通においしいの普及が重要であることがあらためてわかり、
大型MICE東京オリンピック・パラリンピック2020から学んだ教訓であり、
SDGsやフードロスなどの考える元年になったと考えられます、
このレガシーを次の時代にも引き継いでもらいたいです。

では上位の発表です。
第5位は、

「コロナ禍オンラインアドバイザー、コンサルティング、
オンラインバイヤー商談のノウハウ蓄積、輸出実績等も多数。」

オンライン商談を官民合わせて1年間でのべ300社ほど開催しました、
地方自治体では岐阜県、静岡県、富山県、福岡県や大日本水産会などで
事業で展示会場内でもオンラインバイヤー商談など工夫して開催した。
商談数をこなしたこともあり、成約するためのノウハウも同時に蓄
できたので、事業者からも好評です。サンプル送付、商談レクチャ
POPつくり等ポイントがわかり、輸出実績も多数できました。

【福岡県】11/29 オンライン輸出セミナーのご案内
セミナーから始まりマレーシア・シンガポールのバイヤーとの
ウェブ商談会も開催
jhba.jp/information/8225/

【岐阜県】オンライン試食・バイヤー商談会 事業者募集!10社
マレーシア・シンガポール・日本の輸出バイヤーとの
試食オンライン商談会のお知らせ
jhba.jp/new/8084/

第4位は、

「ハラル認証よりが社員研修とポリシーつくりが重要
国内はポリシー策定が決めて」

国内はハラル認証だけに頼るより食の多様性全般を学び表記したほうが
断然いいことが多い。宗教食をベースにアレルギーやベジタリアンまで
含めると最高である。
国内市場は学生食堂・社員食堂やおみやげまで含めて対応するとよいです。
そのための未来ある国内対応は「社員研修+ポリシー策定」だと我々は考えます。

【SankeiBiz】「LEOC FOOD GLOBAL POLICY」を策定
(一社)ハラル・ジャパン協会が監修、グローバルな食文化に対応
jhba.jp/information/8103/

そして第3位は、

「JAKIM VS BPJPH 鮮明に
インドネシアハラル認証進まず、、、、」

東南アジアのハラル認証の必要度が世界的にも顕著になった1年です。
そして同時に、マレーシアとインドネシアのハラル認証の差別化
(ブランド化)もより鮮明になりつつあります。コロナ禍で人の往来が
難しく、インドネシアのハラル認証のBPJPHの実態もこの1年で大きな進展が
ありません。
当会も期待していたのにガッカリです。来年はBPJPH移行期間のラスト
イヤーなので進捗があることを期待したいです。

JAKIM 相互認証 VS BPJPH 相互認証
jhba.jp/information/7354/

インドネシアのハラル(ハラール)認証 BPJPH は台風の目!?
jhba.jp/information/6490/

ハラル認証から考えるマレーシア戦略
jhba.jp/new/8269/

そして第2位は、

「日本のハラル認証取得の商品が増える
ヴィーガン(ベジタリアン)商品も増加傾向」

日本の国家戦略の中で食品の輸出が顕著になった1年でもあります
もちろん以前から輸出指標はありましたが、コロナ禍でインバウンドが
蒸発したために、いまの日本ではより重要な輸出産業の1つと位置付けられ
食品輸出全体の伸びと共にハラル認証商品の輸出も増加しました。
もう一つは日本のハラル認証商品をマレーシア、シンガポールの現
バイヤーが求めるようになったことも一因です。
SDGsから広がるプラントベース商品やヴィーガン商品が今年はトレンドで
顕在化しました。ハラル&ベジタリアン(通称:ハラベジ)は以前から
オススメしていますが、さらに広がる予感がしています。

ハラルビジネスのすすめかた
HAVOのススメ
jhba.jp/halal/business/

堂々の第1位は、

「PPIHグループ ドンドンドンキマレーシア2店舗オープン
ハラル商品の輸出拡大、ハラルコーナーも充実、そして他国に広がる!?」

今年1年はドンドンドンキで始まり、ドンドンドンキで終わりました。
東南アジアイスラム市場でのメイドインジャパンのハラル製品の可能性を
最大限評価していただき、オンライン商談、試食会、商品開発、ハラル認証
取得サポート、そして輸出実績の数では当会では5冠王で第1位です。
そして新店のマレーシア店舗ではハラルコーナーを設置し、ハラルのPB商品
開発まで検討していただいています。隣国のシンガポール、タイ、そして香港・
台湾などにも普及できる土台ができました。
ここから広がる日本のハラルビジネスの期待も含め第1位です。これからが
さらに楽しみでなりません。

マレーシアでドンキ2号店が2021年12月10日オープン
jhba.jp/new/8336/

PPICニュースより抜粋

〈飛騨牛初上陸!精肉は牛肉専門店に特化した品揃え〉

同店では、「DON DON DONKI」初となる飛騨牛を販売!
現地スタッフからは、『ほとんどのお客さまはご存知のない銘柄でしたが、
サシの入り方も綺麗で、ご来店されたお客さまからは“美味しそう!”
という声があがっております。

今後は飛騨牛の良さを現地のお客様にしっかりお伝えして、
販売数量を増やしていきます!』と、大変うれしいコメントが届いています。
なお今後マレーシア1号店でも、飛騨牛の販売開始を予定しております。

〈マレーシア初!ハラル特設コーナー〉

さらに同店では、ムスリムのお客様むけに、
ラーメンやスナック菓子・凍食品などハラル認証商品を集めたハラルコーナーを
ご用意いたしました。
海外のお客さまに大人気の「モチ触感(こんにゃく)+きな粉、抹茶フレーバー」
のお菓子は、マレーシア初上陸のハラル認証商品として、大変ご好評いただいております。

ハラルコーナーでは ‘‘ハラル認証‘‘を取得した商品を、約200アイテムを
取り扱っております。1号店オープン時は80アイテムでしたが、ムスリムのお客様に
喜んでいただけるよう、2号店の同店では2倍以上にアイテム数を増やしています。

これがハラル・ジャパン協会が独断と偏見!?で
発表する10大ニュースです。
それでは今年最後になりますが、よいお年をお迎えください。
来年もいままで以上によろしくお願いいたします。
本当にありがとうございます。

新しい時代に、新しい発想。
ニッポンのモノづくりをハラルビジネスで変える。

年末に新しいニュースが静岡県事業者から
飛び込んできました!!

KAWANE 抹茶(株)が抹茶関連でハラル認証取得
「オーガニック&ハラル&スマート農業」で
本格的に海外展開をスタート!

⇒ jhba.jp/new/8501/

いいニュースです。

毎年7月や12月には恒例のハラルビジネスフォーラム等を
コロナ禍で開催できませんでしたが、
来年は年に2回ほどオンラインでフォーラムを開催したいと
思いますので、また案内させていただきます。

2022年も引き続きよろしくお願いいたします。
今年も1年間本当にありがとうございました。

2021年12月31日
一般社団法人ハラル・ジャパン協会
代表理事 佐久間 朋宏

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■02  ハラル・ジャパン協会からのお知らせ
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★1.【ニュース】(輸出・進出)英国

英国、日本産食品の輸入規制撤廃へ
来春めどに結論

⇒日本経済新聞
www.nikkei.com/article/DGXZQOUA10CE00Q1A211C2000000/

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★2.【ニュース】(輸出・進出)タイ

タイに「原宿」お目見え
日本テーマの施設続々

⇒時事通信
www.jiji.com/jc/article?k=2021121800172&g=int

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★3.【ニュース】(輸出・進出)インドネシア

兼松が小売り冷凍食品を生産

⇒NNA
www.nna.jp/news/show/2271610?media=bn&country=idr&type=3&free=0

兼松はインドネシアでこのほど、小売店向けに冷凍食品の
製造、販売を開始したとのこと。コールドチェーンの普及
もポイントです。あとは電子レンジ等の普及も大事ですが、
湯せんで調理も大事です。

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★4.【ニュース】(輸出・進出)UAEドバイ

高級フルーツ ドバイに売り込み
コロナ禍で“内食”増える中

⇒FNNプライムオンライン
www.fnn.jp/articles/-/288367

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★5.【リリース】(国内・インバウンド)富山県

ハラル対応の富山の美味しいご当地グルメの詰め合わせ
「TOYAMA HALALFOOD GIFTBOX」発売!!

⇒ハラル・ジャパン協会ホームページ
jhba.jp/information/8477/

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2012年10月設立・ハラルビジネスのパイオニア       
一般社団法人ハラル・ジャパン協会 本部事務局

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