日本のハラルビジネスシリーズ 3
2021.08.30
最新ハラルニュース
ハラル認証の対象は食べものだけではない!?ハラル≒ハラル認証取得だけではない。
ハラルは食品だけでなかったのか??何にハラル認証がいるかわからない!?
ハラルは食べ物だけではないが、主に食べ物、肌に付けるもの、身に付けるものにハラルの概念が使われることが多いため、当然、ハラル認証の対象もほぼ同じと考えがちだが、国によってかなり違うことが分かる。
食品・健康食品分野で言えば、基本は中身の成分がそもそもハラルかの議論と、ハラル認証的にコンタミネーション(複合汚染)や製造ラインのことまで要求され、ハラルの話とハラル認証の話が混在していることが多い。
成分がハラルかの議論とハラル認証のスペックなのか?を分けて話して欲しいが、そもそもこのような会話ができないことに日本企業の勉強不足に問題がある。
ハラルビジネス≒イスラム教≒ハラル認証取得≒イスラム教徒の知識
そもそもハラルビジネスとは、ハラル・ジャパン協会が設立当時、セミナーやコンサルティングで使い始めた造語と記憶している。
このハラルビジネスの整理をするための、企業内コンサルがハラル・ジャパン協会と考えていただければよい。ハラルビジネスの基準が合わないと、社内で意思決定できない。またはセカンドオピニオン機能がないと、特に大企業は参入できない。ハラルビジネスは「ハラルビジネス≒イスラム教≒ハラル認証取得≒イスラム教徒の知識」が微妙に違うため、経営判断できないビジネスと言われるのが特徴である。
したがって、いい意味で通訳してくれる会社やサポートしながら伴奏してくれる会社が必要である。