宇治茶の老舗古畑園、各種抹茶・茶製品でハラル認証取得!!
マレーシア等イスラム市場への海外輸出に弾み!
このたび令和4年1月8日、各種抹茶・お茶の株式会社古畑園(本社:京都府綴喜郡宇治田原町立川中筋49 代表取締役 森田 兵衛)がイスラム市場に向けた輸出展開を本格的にするため、本社工場及び関連協力会社施設でハラル認証※を取得しました。※今回取得したハラル認証団体はJIT日本イスラーム文化センター(本部:東京都豊島区 会長:アキール シディキ)でJAKIM・ESMA等海外ハラル認証相互認証取得のハラル認証団体です。
「古畑園」のある宇治田原は江戸時代の中頃(八代将軍徳川吉宗の治世)、当地に住む永谷宗円が、それまで文字通りの茶色の粗末な煎じ茶から味も香りも圧倒的に優れた澄んだ緑色の煎茶「青製煎茶」(宇治製法)を編み出した地。「日本緑茶発祥の地」としても知られるお茶の町です。美しい緑色のお茶は、宇治田原から宇治に広がり、その茶は宮中への献上品など極上のお茶としての地位を築き、その誉れを今につないでいます。
「古畑園」はその名のとおり、当地で古くから茶畑を営む茶農家でした。宇治田原郷立川村の森田兵右衛門が江戸中期よりお茶の製造及び新茶園の増園を致し、新しく増園した畑を「一番新畑」「中畑新畑」「南新畑」などと呼び、元の茶園は「古畑」と呼んだことから、「古畑園」の名が生まれました。
江戸の時より歴史をつなぎ、明治時代初期よりお茶の販売も手がけました。当時明治政府の「共進会」規制が発布され、明治12年には勤農局、商務局主催の「第一回製茶共進会」、今で言う品評会への出品を皮切りに、さまざまな品評会や博覧会へ出品し幾多の受賞を重ねてブランド性を高めてまいりました。
今回はイスラム市場への輸出を本格的にスタートすべき、当協会にハラルビジネスコンサルティングの依頼があり、一般社団法人ハラル・ジャパン協会(本部事務局:東京都豊島区 代表理事:佐久間朋宏)が専門家として、ハラル認証可能性診断、従業員研修、商品開発、ハラル認証団体選定、ハラル認証取得サポート、広報PRなどコンサルティング、アドバイスなどを行い、また古畑園は非常に短期間で社内でプロジェクトを立ち上げ、ハラル認証取得と輸出バイヤー商談を並行して行い、イスラム市場への輸出に弾みをつけることができました。
コロナ禍でもイスラム市場への日本の食品輸出は増えていて、イスラム教徒の世界人口は年々増え続け、現在の約19億人から約30億人になると予測されています。日本の食品輸出でのこのような取り組みは日本の中小企業、地方企業にとってこれからの海外戦略の参考になると考えられ、地域経済の活性化とハラルビジネスの成功モデルになると考えられます。
◇ハラル認証商品に関するお問合せ先
会社:株式会社古畑園 担当/野村
代表:代表取締役 森田 兵衛
住所:〒610-0231 京都府綴喜郡宇治田原町立川中筋49
TEL:0774-88-2115(代表) FAX:0774-88-3643
WEB:https://www.kobataen.com/ Mail: contact@kobataen.com
創業・沿革:江戸時代中期[宝永年間]頃 (茶農家として始まる)
明治時代 (店名を古畑茶園とする)
大正時代 (古畑園茶舗として全国へ通信販売をする)
京の老舗(創業100年以上の企業)京都府より認定
設立:昭和37年4月 株式会社に改組
◇ハラルビジネス・認証関連ついてのお問い合わせ先
会社:JHBA一般社団法人ハラル・ジャパン協会 担当/水野・佐久間
代表:代表理事 佐久間朋宏
住所:東京都豊島区南池袋2‐49‐7池袋パークビル1階
電話:03‐4540‐7564 FAX:050‐3730‐7549
WEB: jhba.jp/ Mail:info@jhba.jp
拠出金:10,500,000円
設立:2012年10月1日