マレーシアに上陸した回転寿司チェーン、スシローマレーシア1号店のレポート
2025年2月、スシローのマレーシア1号店がクアラルンプール中心地のショッピングモール、Suria KLCC内にオープンしました。今回は、そんな人気日本食チェーン・スシローに実際に足を運び、食事を楽しんできたので、その体験をレポートします。
公式サイト:SUSHIRO Malaysia
お店への訪問方法は、日本と同じくアプリからの予約とウォークインが可能。私が訪問した際は、オープン直後ということもあり、予約枠はほぼ埋まっていました。幸いにも事前に情報を得ていたので、アプリで前もって予約できて助かりました。
お店はノーポーク、ノーラードで運営されていますが、現時点ではハラル認証は未取得のようです。
嬉しい日本スタイルのサービス
店内に入ってまず嬉しかったのが、日本と同じようにお茶や水がセルフサービスだったこと。マレーシアのレストランでは水やお茶が有料のところも多いので、これは本当に助かります。ガリやワサビも自由に取ることができ、日本にいるのと変わらない感覚で楽しめました。お醤油は、ハラル醤油も設置されています。
食事の提供方法
お寿司の提供方法は日本と同じで、回転レーンに流れるお寿司と、タブレットで注文すると特急レーンで届けられるシステムになっています。タブレットでは、日本語の選択も可能です。驚いたのは提供スピードの速さ。注文してから届くまでの時間が本当に短く、日本以上かも?と思うほどでした。キッチンの方々の手際の良さには感心しました。
本場そのままの豊富なメニュー
メニューは日本のスシローとほぼ同じで、マレーシア向けにローカライズされた商品は特に見当たりませんでした。本場の味をそのまま楽しめるのは嬉しいポイントです。ただし、価格は日本と比べるとやや高めです。赤色のお皿でRM5.80〜(RM1=33.1円計算で192円)となっています。
季節感あふれる限定メニュー
定番のサーモンやマグロの握りはもちろん、訪問時は期間限定の「カニフェア」を開催中でした。日本と同じように、季節ごとの特別メニューも展開しているようです。カニ好きの私にはたまらない時期に行けて大満足でした。テーブルは一気にお寿司でいっぱいに。
寿司以外も充実の品揃え
お寿司だけでなく、茶碗蒸しやお味噌汁、麺類などのサイドメニューも充実。デザートメニューには日本でお馴染みの大学芋もありました。
会計システム
席は60分制で、15分前にお知らせしてくれます。会計は日本と同じく、スタッフがプレートを数えた後、会計カードを受け取りセルフレジで支払う方式。初めて訪れるマレーシア人には少し戸惑うかもしれませんが、スタッフが丁寧に案内してくれていました。キャッシュレス決済もスムーズで便利でした。
国際色豊かな客層と今後
店内を見渡すと、ショッピングモール内の観光客が多いエリアにあるためか外国人観光客や在住日本人が多く、マレーシア人も一定数訪れていました。ラマダン中の訪問だったので、ラマダン明けには特にランチタイムにローカルの客層がさらに増えそうです。
マレーシア在住の日本人はもちろん、日本食好きなローカルの人たちにとっても、本格的な寿司が食べられる貴重なお店になりそうです。