週刊 Yahyo! ニュース Vol.22~ドバイの和食レストラン「MARU UDON」の食事をレポート
こんにちは!ハラルジャパン協会UAEドバイ特派員のホルモノフです!前回より少し間が開いてしまいましたが、今回のレポートでは、ドバイのビジネスベイにあるうどんを主に取り扱っている日本食レストラン「MARU UDON」を訪れて食事をしてきたので、その様子をレポートしていこうと思います。
正面玄関には、このようにMARU UDONと書かれた看板が掲げられています。MARUとUDONの間に挟まれているはちまきを巻いた男の子のキャラクターが絶妙に日本の雰囲気を醸し出している事を感じられました。
お店に入るとまず目についたのはこの吊るし看板です!うどんをメインで取り扱いつつも、丼ものなど他のメニューも幅広く取り扱われていることが分かります。パッと見た雰囲気だと日本というよりはむしろアメリカンコミックの表現を連想させるデザインでした(笑)。
席については店内・店外合わせて大体16席ぐらいありました。奥の方にはソファ席などもあり、葛飾北斎の浮世絵なども飾られていました。
それではメニューを見てみましょう。ご覧の通りまずは私たちが想像する普通のかけうどん・ざるうどんなどが取り扱われており、その次に釜玉・きつね・肉・カレーうどんなどが取り扱われています。また他にもチキンカツうどん・オム焼きうどんなどのアレンジメニューも取り扱われていました。
個人的に面白いと思ったのがうどんチップスです。この場合のチップスはイギリス英語においてフライドポテトを意味するものであり、うどん生地で作ったフライドポテトみたいなものでした。お客様側からしてもフライドポテトを想像しやすい見た目なのでとっかかりやすく、手軽にうどん文化を体験しやすくされている良い商品だと感じました。
またうどんメニュー以外でも、サイドメニューも充実していました。おにぎり・丼もの・天ぷらや唐揚げなどが主に取り扱われていました。ここでも面白いメニューがありまして、それがウドーナッツ、いわゆるうどん生地でできたドーナツになります。
こちらも現地人に馴染みが深いドーナツというお菓子✖︎うどん生地という商品でした。いわゆる現地人が馴染んでいる料理にうどん要素を掛け合わせている商品で、非常に面白いなと感じました。お味の方は外側はカリカリ・中はモチモチとしておりまさに食後のデザートとして非常に満足いくものだと感じられました。
今回私がいただいたのは肉うどん・かき揚げ・とり天です。うどんは手打ちの麺と味が濃くて美味しいスープが絶妙に絡まりあり美味しかったです。かき揚げ・とり天類も日本に住んでいる時よく言っていて丸亀製麺の味に似ていて美味しく、尚且つホームシックにさせられましたね(笑)。
また他にもきつねうどん・パイタンチキンうどん・天丼など他のメニューもいただきました。
総合的には非常に満足度高くある程度リーズナブルな価格で本場日本のうどんを楽しめるレストランだと感じました。個人的に好きだったメニューがうどんチップスやウドーナッツなどの現地人が親しんでいる料理✖︎うどんなどのメニューですね。お客様側からしても常日頃親しんでいる料理の形を通じてうどん生地、うどんそのものを楽しめるので非常に面白いアイディアだと思いました。これをうどんに限定せずお蕎麦であったりそうめんなどに応用してテストマーケティングしてみたり、はたまたこれらのメニューを実際に商品化してスーパーマーケットなどに卸売するなどできたら非常に面白いのでは無いのか?と感じました。
最後に、ハラル・ジャパン協会ではUAEをメインに中東(GCC6か国)における市場調査、テストマーケティングなどお受けしております。お気軽にお問合せ下さい。
文責:JHBAハラル・ジャパン協会 UAEドバイ特派員:ホルモノフ ヤヒヨ
自己紹介:ウズベキスタン出身のホルモノフ・ヤヒヨです!4歳の頃から18歳まで日本に住んでいた在日ムスリムです。現在はニューヨーク大学アブダビ校1年生として、アラブ首長国連邦アブダビに居住しています。UAEにおけるハラル・日本食について興味があり、調査やヒアリングなどをさせていただいております。