バウムクーヘン製造の四国香川のエフディアイ、ハラル認証取得
日本製の洋菓子でイスラム市場に輸出進出展開スタート!
このたび令和4年 3 月、オリジナルバウムクーヘンの製造・販売の株式会社エフディアイ(本社:香川県三豊市山本町辻 1074 番地 1 代表取締役社長 原 準二)がイスラム市場に向け、本格的に輸出展開をするため、本社工場で4種のバウムクーヘンのハラル認証を取得しました。
株式会社エフディアイは菓子製造とそれに付随した包装加工を主業務として事業展開しております。洋菓子製造においてはバウムクーヘン焼成機を導入し、主にバウムクーヘンの製造販売を行っております。当初は小ロット、短納期の OEM 生産を中心に事業展開を行っておりましたが、近年ではネット販売も始め B to B はもとより、B to C 向けに糖質量を抑えた「低糖質バウムクーヘン」や食品添加物不使用の「無添加バウムクーヘン」など高付加価値商品の製造販売に力を入れてまいりました。このノウハウを海外へ輸出できないかと考え、昨年の大阪での展示商談会でのバイヤーの意見を参考に、商品開発等の準備してまいりました。
当社のバウムクーヘンは比較的くせがなく、食べやすい味となっております。原材料の卵は日々必要な量だけ仕入れるようにし、小麦粉をはじめとするその他の原材料も 1 日おきに仕入をし、新鮮な原材料を使用するように心がけております。原料やレシピ支給にてお客様の要望に合わせた製品を製造いたします。生地は季節や天候によって変化します。その生地に合わせて焼成機の火力を調整し「高温短時間焼成法」で焼き上げております。
これは日本のみならず海外の方、今回はイスラム市場の方にも「日本の美味しい洋菓子」として販売できると考えています。ハラル認証取得を含むハラルビジネスコンサルティングには、一般社団法人ハラル・ジャパン協会(本部事務局:東京都豊島区 代表理事:佐久間朋宏)が直接担当しました。ハラル認証商品は、4種類のフレーバー(プレーン、チョコレート、抹茶、はちみつ)のバウムクーヘンですが、今後は随時追加していきたいと考えています。今回の本社工場は比較的シンプルなバウムクーヘン専用工場の為、ハラル認証の対応も比較的スムーズに対応できました。イスラム市場では日本のお菓子は非常に人気があるため、東南アジア・南西アジア・中東などイスラム市場にむけて輸出をしていきたいと考えています。
コロナ禍でもイスラム市場への日本の食品輸出は増えていて、イスラム教徒の世界人口は年々増え続け、現在の約 19 億人から約 30 億人になると予測されています。日本の食品輸出でのこのような取り組みは日本の中小企業、地方企業にとってこれからの海外戦略の参考になると考えられ、地域経済の活性化とハラルビジネスの成功モデルになると考えられます。
[エフディアイの詳細はコチラ]
prtimes.jp/a/?f=d44358-20220510-b38445199b56a137a7c1694f61d68d1a.pdf