FOODEX JAPAN 2023 ハラールブースレポート
3月7日から4日間、東京ビッグサイトでFOODEX JAPAN 2023が開催されました。
ハラル・ジャパン協会では、岐阜県のハラールチャレンジプロジェクトの参加事業者様と岐阜県の素晴らしい商品を世界に発信するサポートをさせていただきました。前回同様にハラール製品を含めながら、イベントのレポートをします。
【近縁屋(このえんや)】徳山唐辛子を使用した14種類の七味唐辛子
五感で感じる和の薬味というテーマで国産原料にこだわった、近縁屋(このえんや)の七味唐辛子です。市販の唐辛子の1.6倍辛い希少な徳山唐辛子と、柑橘を丸ごと使した香り高く、辛味・旨味・甘味・酸味の絶妙なバランスの美味しい七味唐辛子です。
現在、14種類が販売されていて柚子や山椒、大葉などの定番人気商品から珍しいみょうがや和洋中すべての料理に合う進化系の七味唐辛子までいつもの料理を引き立てる様々な種類が楽しめます。
マスクの上からでもしっかりと香る和のフレーバーに海外のバイヤーさん達も興味深々でした。レストランのチョコレート系デザートに合わせたいと、資料と山椒の七味をお持ち帰りになられた方も。100%国産の生山椒の実を使用した七味は、爽やかな香りと痺れがクセになる上品な味わいで、バニラアイスクリームなどのデザートにも相性が良いです。
【大橋水産】完全無添加、酵母エキス不使用。素材の良さが味の決め手の「本物のだし」
大橋水産は北海道日高で採れた100%天然の日高昆布やふのり、ホタテなどの乾物を加工販売する北海道の会社です。完全無添加にこだわった上質なだしパック「混武士 北の味/肥前の味」は、今までだしをとったことがない方でも簡単に料亭の味わいの本格的なだしがとれると人気の商品。2022年1月に工場の「ハラール認証」を取得。
他のブースでもハラール認証製品が多い今回のFOODEX
他のブースでもハラール認証製品を多くみかけました。最近は自社商品のPRにアニメを使用したようなキャラクターマーケティングをよく見かけます。商品やサービスの認知拡大には効果的で、海外の方からも目を引きます。
秋田県が開発したこうじ「あめこうじ」を原料にした「Fresh Rice Malt(フレッシュ・ライスモルト)」。甘酒のようなどろどろ感がなく、酸味も少しあり爽やかな後味。
ヴィーガン市場も盛り上がっていました。代替肉ならぬ代替魚で刺身を再現した商品を発見。こちらは次世代シーフードとテレビでも話題の「まるで魚シリーズ」
いくらもぷちぷちとしていて、ねぎとろもいくらも醤油をかけたら本物かと思ってしまうくらい食感の再現度も高くて驚きました。