ジャカルタ「BPJPH」— 2日目のHalal-20ハラルワールド2023イベントは、ハラル製品保証（JPH）に関する世界的な協力関係を確立する上で重要な成果を生み出しました。 すなわち、宗教省のハラル製品保証機関（BPJPH）と37の海外ハラル機関（LHLN）との間の相互承認協定（MRA）の署名です。相互承認協定は、BPJPHのムハマド・アキル・イルハム所長と海外ハラル機関37の代表者によって署名されました。

“アルハムドゥリラー、本日のH-20イベント2日目は、BPJPHと37 海外ハラル機関の間でMRAの調印を行いました。これは、ハラル証明書の承認を通じてハラル製品保証の国際協力を強化する取り組みを加速させた真の成果です、” とアキル氏は続けて説明しました。

37の署名には、ハラル証明書の承認と相互承認に関するBPJPHと海外ハラル機関9か所との間の相互承認協定が含まれています。 また、海外ハラル機関のハラル証明書の認識と受理に関する評価の完了を加速するため、BPJPHと28の海外ハラル認証機関との間の相互承認協定も締結されました。

BPJPHとハラル認証証明書の承認および相互承認に関する相互承認協定を締結している海外ハラル機関9社は以下のとおりです。

1. 01．Korea Muslim Federation (KMF)「韓国イスラム教徒連盟」
2. 02．Korean Halal Authority「韓国のハラル認証局」
3. 03．Islamic Food and Nutrition Council of America (IFANCA)「アメリカイスラム食品栄養評議会」
4. 04．Taiwan Halal Integrity Development Association「台湾ハラル完全性開発協会」
5. 05．The Central Islamic Council of Thailand「タイ中央イスラム評議会」
6. 06. Halal Certification Center of Chile-Chilehalal「チリハラル認証センター – チレハラル」
7. 07. Halal Conformity Services「ハラル適合サービス」
8. 08. The Federation of Islamic Associations of New Zealand (FIANZ)「ニュージーランド・イスラム協会連盟」
9. 09. New Zealand Islamic Development Trust Ltd.「ニュージーランド・イスラム開発トラスト株式会社」
10.  

一方、以下の28の海外ハラル機関は、海外ハラル機関のハラル認証証明書の承認および受理に関する評価の完了を促進するために、BPJPHと相互承認協定を締結しました。

1. 01. American Halal Foundation (AHF) 「アメリカハラル財団」
2. 02. ISWA Halal Certification Department「ISWAハラル認証部門」
3. 03. Islamic Services of America (ISA)「アメリカイスラム奉仕団」
4. 04. Halal Transactions Inc./Halal Transaction of Omaha「オマハのハラール トランザクション」
5. 05. Islamic Food and Nutrition Council of Canada「カナダイスラム食品栄養評議会」
6. 06. Halal Montreal Certification Authority Inc.「ハラル モントリオール認証局株式会社」
7. 07. Global Australian Halal Certification「グローバルオーストラリアハラル認証」
8. 08. Islamic Coordinating Council of Victoria「ビクトリア州イスラム調整評議会」
9. 09. Australian Halal Authority and Advisers Pty., Ltd.「オーストラリアン・ハラル・オーソリティ・アンド・アドバイザーズ社」
10. 10. National Halal Authority「国家ハラル当局」
11. 11. Supreme Islamic Council of Halal Meat in Australia, Inc.「オーストラリア・ハラル・ミート最高イスラム評議会株式会社」
12. 12. Australian Halal Development and Accreditation「オーストラリアハラル開発と認定」
13. 13. Global Halal Trade Centre Pty., Ltd.「グローバル ハラール トレード センター社」
14. 14. National Halal Accreditation Services Australia, Pty., Ltd.「オーストラリアン・ナショナル・ハラル認定サービス社」
15. 15. FAMBRAS Halal Certification Ltd.「ファムブラスハラル認証株式会社」
16. 16. Japan Islamic Trust「ジャパンイスラミックトラスト・日本イスラム文化センター」
17. 17. Japan Moslem Association「日本ムスリム協会」
18. 18. Shaanxi Shang Pin Yuan Halal Food and Restaurant Management「陝西省上品園ハラル食品とレストラン管理」
19. 19. Islamic Food Research Center「イスラム食品研究センター」
20. 20. Shangdong Halal Certification Service「山東省ハラル認証サービス」
21. 21. Al Baqara Certification「アル・バカラ認定」
22. 22. Halal Certification Services Chongqing「重慶のハラル認証サービス」
23. 23. Juhf Certification Pvt., Ltd.「Juhf サーティフィケーション株式会社」
24. 24. Halal India Pvt., Ltd.「ハラル インディア株式会社」
25. 25. Jamiat Ulama I-Hind Halal Trust「ジャミアット ウラマ イハインド ハラルトラスト」
26. 26. International Halal Certification Pvt., Ltd.「インターナショナルハラル認証株式会社」
27. 27. Al-Waiz Certification and Training Services Pvt., Ltd.「アルワイズ認定とトレーニング サービス」
28. 28. South African National Halal Authority「南アフリカ国家ハラル機関」
29.  

37の海外ハラル機関とは別に、BPJPHは16の海外ハラル機関と評価を完了することを約束しており、また54の海外ハラル機関ともSIHALAL申請に書類を提出しており、現在も必要書類の確認と完了の過程にあります。

“我々は、この相互承認協定の結果が直ちにフォローアップされ、実施され、世界のハラルエコシステムにプラスの影響を与えることを望んでいます。我々は特に、産業活動とハラル製品の貿易の経済的可能性を高めることに関心を持っています。 ハラル製品産業のニッチ市場を通じて国民経済を活性化し強化することが目的であり、その価値は非常に有望であるようです。”

記事の出所: BPJPH News 2023年11月17日

ハラル・ジャパン協会インドネシア支部

1. Halal Bersama Indonesia

Lina Setianingrum

記者プロフィール；Lina Setianingrum

インドネシア、ジョグジャカルタ州出身で、ガジャ・マダ大学の行政学の卒業生です。子供のころから、日本の文化に興味を持ち、高校1年生、学校の課外活動に日本語を勉強し始めました。高校卒業以来、独学で日本語を勉強しました。2011年に、名古屋大学大学院生の研究にかかわり、通訳、翻訳、研究助手として、初日本人とのお仕事を経験しました。以降、日本人との様々なお仕事とかかわりが増え、2017年4月に初めて日本に来日ました。2017年4月～2020年2月まで、日系企業のインドネシア本社の役員として任せられ、2022年4月～2023年3月まで日本に駐在し、ハラールに関するお仕事「輸出、輸入、コンサルティングなど」に体験させて頂きました。2018年と2021年に、LPPOM MUIとBNSPインドネシア「国家資格認定機関」のハラールスーパーバイザーとしての資格を取得しました。なお、ハラールコンサルタントとして活動しています。