プレミアム・フードショー2021 秋 ハラールレポート
「ベジタリアン」「ハラール」「グルテンフリー」の3つのセクションで食の多様なニーズに対応する展示会、「プレミアム・フードショー2021 秋」が9月16日(木)~18日(土)の3日間、東京貿易センター浜松町館で開催されました。
ベジタリアンの中でも最近、大手が続々と参入し新商品を開発しているのがヴィーガンです。実はハラールとヴィーガンは親和性が高く、両方を上手く取り入れている企業も多いのです。(前回→こんにゃくから作られたお菓子「MOCHIKON」)今回はハラール製品を中心にご紹介します。
日本の技術とインドネシアのお菓子がコラボしたFUJISAN KUE LAPIS
こちらは新発売のFUJISAN KUE LAPIS(フジサン クエ ラピス)というハラール対応のバームクーヘンです。見た目は普通のバームクーヘンですが、シナモンやカルダモン、クローブなどが入っていて上品な甘さとスパイスが口のなかでふわっと広がります。
バームクーヘンの某有名店の職人技とムスリムの意見をコラボさせたモダンで上品な味わいです。今のところネット販売のみとのことです。
マレーシア輸出へ向けたハラール認証の室戸のこだわりおでん
こちらの室戸のこだわりおでんは以前よりハラール認証を取得していましたが、消費期限を延長するなど輸出向けにさらに改良を重ね現在マレーシアへ輸出をしています。
タイ産のハラール&ヴィーガンのバーガーパテ
タイのチェンマイで開発製造されているLet’s Plant Meatです。こちらの「プラントベースミート(バーガーパテ/ミンチタイプ)」は100%植物性の原料のみを使用した大豆と米由来のタンパク質加工品で、解凍して焼くだけでグリルしたビーフのようなスモーキーな味わいが楽しめます。ハラール&ヴィーガン対応で個食タイプなので学食やカフェなどでも使いやすそうです。
焼くと味も見た目も肉に近くて結構美味しいです。コレステロールがゼロなのも嬉しいですね。