東京山手調理師専門学校 ハラール&ヴィーガンのコースメニューを生徒がついに実践!!
栄養士も調理師も料理が作れるだけで満足しない「+α」の人材育成
東京山手調理師学校は2019年、世田谷区にオープンした最新の設備・施設を兼ね備えた調理師育成キャンパスです。同校では「調理に関する深い知識や高度な技術を習得するだけでなく、激しい時代の変化にも対応し、活躍し続けるための料理+αのチカラを身につける。」というテーマがあり、技術以外の様々な視点を持つ調理師を育成するためにもハラールの学びが必要ということでグローバルゼミを専攻した生徒の皆さんにハラル・ジャパン協会がセミナーと調理実習を実施。
生徒たちが都内にレストランを立ち上げることを想定した試食付きプレゼンテーションでは、当会の広報・調理師の土岐隆子が選考委員になりメニューの講評をしました。
そして10月10日はプレゼンテーションをしたメニューのフルコース版の発表が行われました。こちらはグローバルゼミでハラールとヴィーガンを学んだ生徒たちと担当講師が考案した日本料理をベースに、和洋折衷を取り入れたムスリム対応コースメニューです。
ノーポーク・ノーアルコール・ハラール認証肉を使用。前菜からはじまりデザートまでとてもよく考えられています。
青のりパスタ
まさに「東京山手から世界~」のコンセプト通りのメニューです。最後に改善点をいくつか指導しました。この5品の中のメニュー2品は少し材料を変更するだけで、ハラール&ヴィーガンになると説明したところ、次回チャレンジしてみるとのこと。
そして外国人にはメニューのネーミングが大事だということも説明しました。美味しいのは当たり前で、あとはソースなど味付けです。本当に美味しかったです。
東京山手調理師専門学校 非常勤講師
ハラル・ジャパン協会 佐久間 朋宏
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