中東でラーメンは売れるか?
農林水産省の調べによると、海外における日本食レストラン(ラーメンの業態も含む)の数は2015年8月末現在、89,000店舗あるそうです。
この表によると、中東は約600店。アジア45,300店、北米25,100店、欧州10,550店です。
世界的な和食ブームと言われていますが、どこでも売れるわけではありません。
特に日本食レストランが広がっていない地域で商売するときは、日本のモノを食べたことがない人たちに売りこむため、そう簡単にはうまくいかないでしょう。スーパーなどの店頭にもなかなか商品は並びません。
この状況は日本の郷土料理やご当地品にも同じことが言えます。
では食べてもらうにはどうしたらよいでしょうか。
まずはフードコートであろうと、ホテル内の店舗であろうと、メニューになり食べてもらうことがとても大切です。中東でも食品展示会がたくさんあります。
ハラル・ジャパン協会では海外展示会でのテストマーケティングや輸出・進出のサポートも行っています。出展までの作戦を一緒に立てませんか?そして一緒に展示会に出てみませんか?
ラーメン店ならどんな麺類とサイドメニューなら受け入れられるのかをテストする市場調査も重要です。例えばスーパーに行ってもカップラーメンの品揃えが少なかったり知名度が低い国もあります。対象とする国にスープ麺を食べる文化があるのかないのか。汁なしの焼きそば風ならどんなメニューが考えられるのかなど、色々試してみましょう。
ドバイに2014年、麺の輸出を開始した西山ラーメンもチャレンジからスタートしました。
食品展示会へは共同ブースで出展する方法もありますので、是非海外テストマーケティングも含め弊会へご相談ください。