週刊 Yahyo! ニュース Vol.17~ドバイモールのサプリメントなどの健康食品を視察
こんにちは!ハラルジャパン協会UAEドバイ特派員のホルモノフです!
今回の「週刊 Yahyo!ニュース」では、ドバイモールにある「Holland & Barrett」というサプリメントなどの健康食品を取り扱う店に視察に行ってきたのでその様子であったりどういうものを日本から売っていくべきなのか?についてレポートしていこうと思います。
まず外観はこのような感じです!一般的な構えとなっており、左の方では無料のサンプルなども手に入るようです。
まずはお店の左側なのですが、こちらはビタミンなどのサプリメントではなく主にプロテインが取り扱われていました。取扱企業としてはIsopure, BSNなどアメリカの企業であったりイギリスのSupreme Nutritionなど米英企業がほとんどを占めているといった印象でした。
価格帯に関してもお安いものからちょっと高いものまで149〜279ディルハム、すなわち5650円〜10600円あたりという印象でした。
続いてはヘアケア商品を主に取り扱っている棚です。上から三列の棚全てイギリスのHairburst社のシャンプーであったりヘアクリームなどの商品によって占められていました。
価格帯としては99〜199ディルハム(3800〜7500程度)であり、かなり割高なのでは?という印象でした。
また、サプリメント類も様々なものが取り扱われていました。Bone & Joint Care、すなわち骨や関節のケア無毛のサプリメントだったりビタミンB・Cや鉄分のサプリメントなどもありました。(ただ大多数がH & Bと書かれた自社ブランドが多かった印象です)
オーガニックのHusk Fibreという商品もありました。企業名がdragon superfoodsとあったので一瞬中国の龍、すなわち中国の企業かと思い調べましたが実際はブルガリアの企業でした。お値段は39.5ディルハム、1300円程度なので他の取扱商品と比べてリーズナブルには感じました(内容量や商品内容などが違うので一概に比較できるものではありませんが)
今回このお店を見て回っていて感じたことは、サプリメントや健康食品類に関してはかなり欧米企業のシェアが大きいということです。その中でも特にアメリカやイギリスの企業の商品が多数を占めていたという印象を感じました。逆に日本・韓国・中国など東アジア系の企業の商品を見かけることはほとんどありませんでした。(ただこのお店だけがそうなのかもしれません。)
それでは日本企業はどのような健康食品・サプリメント類を売っていくべきなのでしょうか?私は漢方、特に漢方サプリメントなど日本独自のスタイルの商品を積極的に輸出していくべきだと思います。欧米企業などと同じ土俵で戦うのではなく、日本の持ち味を生かして独自の土俵で戦っていく方がより良いと考えます。具体的には龍角散(厳密な意味では漢方かわかりませんが)などの商品をUAEに輸出していくべきだと考えます。
ただこれらの商品をUAEに輸出する上ではハラル認証・輸出入規制など様々な考慮すべき事柄もあります。我々ハラルジャパン協会はイスラム市場への輸出のエキスパートであり、またUAEをメインに中東(GCC6カ国)における市場調査・テストマーケティングなどもお受けしております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
文責:JHBAハラル・ジャパン協会 UAEドバイ特派員:ホルモノフ ヤヒヨ
自己紹介:ウズベキスタン出身のホルモノフ・ヤヒヨです!4歳の頃から18歳まで日本に住んでいた在日ムスリムです。現在はアラブ首長国連邦ドバイに居住しており、9月からアブダビ首長国のニューヨーク大学アブダビ校に進学予定です。