【インドネシア】インドネシアと韓国、ハラール製品保証協力を正式に締結
ジャカルタ「宗教省」— ヤクット・チョリル・クマス宗教大臣は、インドネシア政府は韓国によるハラール商品認証プロセスの迅速化を支援する用意があると述べました。
これは宗教省本庁で韓国の鄭桓根(チョン・ファンウン)農業農村食品大臣との二国間会談で宗教大臣が述べたものであります。
これに先立ち、今朝、インドネシア共和国と韓国はハラール製品保証(JPH)に関する覚書(MoU)を署名しました。 署名はヤクット・チョリル・クマス宗教大臣とチョン・ファンウン農業・農村・食品大臣によって行われ、ジャカルタのムルデカ宮殿で両国大統領が直接立ち会いました。
“ジョコウィ大統領は、同盟国がハラール認証を準備しやすくするよう我々に指示しました。もちろん、これは韓国にも当てはまります、” とヤクット宗教大臣は金曜日(2023年8月9日)午後、宗教省事務所で述べました。
“そのため、私たちは韓国の製品がハラール認証プロセス後にインドネシアに輸入できるよう、韓国に利便性を提供することに尽力しています、” と彼は説明しました。
宗教大臣によると、この利便性の提供は、インドネシアに輸入されるすべての商品が2024年10月までにハラール認証されることを義務付けるオムニバス法の施行に関連しているとのことです。
宗教大臣はさらに、インドネシア宗教省のハラール製品保証機関(BPJPH)が韓国を訪問し、現地の外国ハラール機関(LHLN)を評価したと述べました。
宗教大臣はまた、ハラール認証付与プロセスの実施に向けて直ちに行動をとった韓国を称賛しました。 “これは韓国の素早い動きを示しており、我々のチームの素早い動きとしても歓迎されるはずです。改めて、ハラール認証を取得するために必要なあらゆる努力と設備を整えます。” と宗教大臣は述べました。
宗教大臣は、インドネシア人が現在、食品や飲料製品を含むさまざまな韓国関連商品を好んでいることを認識しています。 そのため、宗教省にとって、韓国がこの問題をできるだけ早く解決できるよう支援することが重要であります。
一方、韓国のチョン・ファンウン農業農村食品大臣は、宗教省の温かい歓迎に感謝の意を表しました。
チョン・ファンウン大臣は、インドネシアが世界最大のイスラム教徒人口を抱える広大な国であることをよく知っています。 その結果、インドネシアには大きなハラール市場が存在します。 その結果、彼はハラール認証プロセスに関してインドネシア政府に支援を要請しました。
“我々は同盟国であり、我々の大統領は頻繁に会合していました。これは私たちがどれほど親密であるかを示しています。もちろん、この会合はさまざまな分野での関係を強化し、改善するためにも開催されましたが、そのうちの1つはハラールに関連しています、” と彼は説明しました。
チョン・ファンウン大臣はまた、このハラール製品保証の協力に対する宗教省の迅速な対応にも感謝しました。
記事の出所: BPJPH News 2023年9月7日
ハラル・ジャパン協会インドネシア支部
- Halal Bersama Indonesia
Lina Setianingrum
インドネシア、ジョグジャカルタ州出身で、ガジャ・マダ大学の行政学の卒業生。子供のころから日本の文化に興味を持ち、高校1年生、学校の課外活動に日本語を勉強。高校卒業以来、独学で日本語を学ぶ。2011年に、名古屋大学大学院生の研究にかかわり、通訳、翻訳、研究助手として、初日本人との仕事を経験。以降、日本人との様々なお仕事とかかわりが増え、2017年4月に初めて来日。2017年4月~2020年2月まで、日系企業のインドネシア本社の役員を任せられ、2022年4月~2023年3月まで日本に駐在し、ハラールに関する「輸出、輸入、コンサルティングなど」の仕事に従事。2018年と2021年に、LPPOM MUIとBNSPインドネシア「国家資格認定機関」のハラールスーパーバイザーとしての資格を取得。現在、ハラールコンサルタントとして活動中。