尼崎城を観光名所に地域活性化策をハラルビジネスで!
ームスリム留学生とパネルデスカッション、懇親会を実施し交流を深めるー
10月25日に尼崎市中小企業センターで、旅行業、飲食業、IT関連など、”観光ビジネス”をテーマにしたABiZ主催のセミナー「尼崎で観光ビジネス?!~旅行?飲食?IT?みんなでわいわい盛り上がりましょう~」が開催されました。ハラル・ジャパン協会代表理事の佐久間がセミナー講師を務めましたのでご報告いたします。
今回はハラル・ジャパン協会が提案した、「体験型のセミナー」で進行させていただきました。座学は「今、知りたい 外国人へのハラル(ムスリム)対応」をテーマに基礎を学んでからムスリム留学生との意見交換とパネルデスカッション、そして懇親会でのハラル(ムスリム)対応のメニュー試食つきの4本立てです。アンジェロトラベル&サービス代表の荻山晃生氏も「尼崎市におけるハラルビジネスの現状と今後」というテーマでトークセッションにご一緒させていただきました。
ムスリム留学生2名を迎え、和やかな雰囲気の意見交換会がスタートしました。ハラルやイスラムについて「難しい!」とはじめは先入観をもっていた参加者も、ムスリムに分からない部分を聞くことで少しは理解できたのではないでしょうか。 やはり身近にムスリムがいない日本では、基本に戻り、セミナー(研修会)と ムスリム意見交換会、試食会など地道な活動を行いながら理解を深めていくことが一番効果的でもあり重要であると改めて感じました。
尼崎市は創業支援、地域活性化含め積極的な人口45万人の中核都市です。大都市の大阪、京都、神戸の近隣でもあり、外国人観光客宿泊者も増加傾向にあります。
今年の春に復元公開された「尼崎城」は平成最後の築城と話題になり、尼崎の新しいランドマークとして今後も更に期待が高まります。 そんな尼崎に産業+観光のウリを作るべくハラルビジネスが地域活性化の一助になれば幸いです。