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ジャカルタにおけるハラル食品の視察  インドネシアレポートVol.1

2012.10.10
海外レポート

人口約2億4千万人のインドネシアは、9割にあたる2億2千万人がイスラム教徒という世界最大のムスリム人口を有する国です。日本と逆で30歳以下の若い年齢の人口が多く、東南アジアの新興国のなかでも経済発展が著しい国のひとつです。また、約13,466余りの島々から構成される世界一の群島国家であり、首都のジャカルタと郡部で貧富の差が激しいのも特徴です。ジャカルタなどの都心では、高所得者は自宅に巨大な冷蔵庫やテレビなどの家電を揃えショッピングセンターで買い物やレストランでの食事を楽しむという高い生活水準の人々がいる一方、都心から離れたところでは電気も無いところで田舎暮らしをしている人々もいます。2011年のアジア開発銀行の調査によると、1日2ドル未満で生活をしている国民の割合は半数ということです。

セレブというよりかは中間層の生活の変化が著しく、パソコンの保有率は低いもののスマートフォンの普及率は高いようです。人口が年々増加し、車両登録台数も急増したことからバイクや車による渋滞も激しく大気汚染が深刻な問題になっています。食に関してはレストランが充実しているジャカルタでは、タイ・中華・イタリアン・フレンチなど世界各国のグルメが楽しめます。和食も人気が高く、寿司屋やラーメン屋などもあります。日本語の店名も見かけますが、そのほとんどは日本人が経営しているわけではなく「なんちゃって日本食」という店舗も少なくありません。日本食や日本の文化はインドネシアでも評判がいいため、日本らしいPRが増えているようです。

パン屋も最近増えています。ベーシックな食パンやフランスパンから惣菜のパンまで色々な種類が揃っています。価格は日本とそれほど変わらない高級なパンもありますが、いくつもトレーにのせて購入する姿も見かけます。物価と経済のバランスが気になる部分もありますが、今のインドネシアの経済は日本の戦後の高度経済成長期にあたると言われています。可能性を秘めた夜明け前の国として、今後も注目が集まりそうです。

 

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